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15-6 キムジョン帝国の侵略戦争ジェノサイド6

 ピンチに継ぐピンチ。焼け野が原になっていくコリル公国とアラバス公国。5000万で押し寄せてきたキムジョン帝国ジョン軍の兵士たちは、晶人やソフィアの攻撃にも決してひるまなかった。

 晶人は、大念話を用いてアラバス公国城の地下室の5階、10階、15階、20階というふうに5の倍数で大転移魔法陣を創り、天の使徒の国に避難するように呼び掛けた。国民たちは直ちに自分の階の近くにある大魔法陣に入り、天の使徒の国へ転移していった。


 それを見届けた晶人は、念話で晶人タイガーと晶人フェンリルに概要を伝え、城壁を死守するように命じ、自らはソフィアのいるコリル公国の城壁に転移した。


「スッ。」


「パッ。」


「ソフィア!ソフィア!ソフィア!」


「ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「ウギャー!」

「ウッツ!」

「アギャー!」

「ウワァー!」

「ウギャー!」

「ウッツ!」

「アギャー!」

「ウワァー!」


「だめだ、この激しい戦場の音に声がかき消されてしまう。念話だ!」


「ソフィア、ソフィア、晶人だ。大丈夫なのか?今どこにいるんだ?」


「晶人さん!ソフィアです。コリル公国と天の使徒アラバス公国の城壁の繋ぎ目にいます。敵が、味方の軍を次々に倒し、北側から南に攻め込んできています。仲間の兵士たちとともに『天の使徒アラバス公国』城壁の侵入を防いでいるところです。私が現在、レーザービーム魔法で大量の敵兵を斬り倒しています。」


「ソフィア、もうそこにしか味方の軍はいないのか?」


「はい。レーダー探知機腕時計で確認済みです。北側と北西部の味方の軍は全滅です。」


「分かった。そちらに直ぐ転移する。」


「スッ。」


「パッ。」


「ソフィア!」


「晶人さん!」


「無事で何よりだ!俺も今から敵兵を殲滅センメツするからな。」


「はい!」


「俺はまず、コリア公国内に雷魔法を使って大きな雷を落としまくる。国内の敵兵から殲滅するから、ソフィアは引き続き、レーザービーム魔法で城壁にいる敵兵を倒してくれ。」


「はい!」


「ピカッ、ゴロゴロゴロゴロゴロ、ピカッ、ゴロゴロゴロゴロゴロ。」


「ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!」


「ウギャー!」

「ウッツ!」

「アギャー!」

「ウワァー!」

「ウギャー!」

「ウッツ!」

「アギャー!」

「ウワァー!」


「ピカッ、ゴロゴロゴロゴロゴロ、ピカッ、ゴロゴロゴロゴロゴロ。」


「ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!」


 敵兵たちは、1億ボルトの雷を直撃され、叫び声すら出せずに丸焦げになっていった。



 晶人は、レーダー探知機腕時計を確認しながら、的確に敵のいる場所に次から次へと広範囲雷魔法を落としていった。


「ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!ド!」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「ウッツ!」

「アギャー!」

「ウワァー!」

「ウギャー!」

「ウッツ!」

「アギャー!」


「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」


「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」


「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」


「ウワァー!」

「ウギャー!」

「ウッツ!」

「ウワァー!」

「ウギャー!」

「ウッツ!」

「ウギャー!」


「ソフィア、国内の敵兵は全滅させたぞ。後は、城壁にいる機関銃を装備した敵兵だけだ。俺が広範囲雷魔法で殲滅センメツする。とにかく、イメージが大切なんだ。雷の高い雨雲を想像して落とすんだ。見ていてくれ。」


「はい!」


「ピカッ!ゴロゴロゴロゴロゴロ!ピカッ!ゴロゴロゴロゴロゴロ!」


「ピカッ!ゴロゴロゴロゴロゴロ!ピカッ!ゴロゴロゴロゴロゴロ!」


「ピカッ!ゴロゴロゴロゴロゴロ!ピカッ!ゴロゴロゴロゴロゴロ!」


「ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!」


「ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!」


「ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!」



 敵兵たちは、1億ボルトの雷を直撃され、叫び声すら出せずに丸焦げになっていった。それでも、3千万で攻撃してきたキムジョン兵たちは、あと800万も残っていたのだ。そこへ、晶人タイガーから念話が入って来た。


「我がアルジ、レーダー探知機腕時計で調べたところ国内及び城には国民は1人もおりません。雷魔法でもレーザービーム魔法でもキリがありません。国内が全壊しますが、次元収納ストレージからランカスター爆弾を投げつける許可を下さい。」



「分かった。できるだけ敵の兵力を減らしてくれ。ランカスター爆弾なら地下の敵兵ごと吹き飛ばせるはずだ。今から俺がそちらに行く。城壁の上に大魔法陣を創るから、生き残った兵士を天の使徒の国に転移させてくれ。」


「イエッ・サー!」


「ソフィア、今から晶人タイガーと晶人フェンリルが破壊力の強い爆弾をアラバス公国に投げて、国内にいる敵兵を全滅させる。俺は生き残った兵士を天の使徒の国に転移させるため、今から向こうに転移する。すぐ戻ってくるからな。」


「はい。」


「スッ。」


「パッ。」


「おう!晶人タイガーと晶人フェンリル、死守してくれてありがとうな。ここの広い城門に大転移魔法陣を創るから、味方兵士たちを天の使徒の国に全員転移させてあげてくれ。」


「イエッ・サー!」


 すると、晶人は1分ほどで大魔法陣を創りだした。


「晶人タイガーと晶人フェンリル、ランカスター爆弾でできるだけ敵の戦力を減らしてくれ。コリル公国の敵の殲滅が済んだら、ここに駆けつけるからな。頑張ってくれ!」


「イエッ・サー!」


「イエッ・サー!」


「スッ。」


「パッ。」


「おかえりなさい、晶人さん。」


「ただ今、ソフィア。」


「ソフィア、今から俺たちの後ろの城壁の上に大転移魔法陣を創るから、俺は、大念話でコリル公国の南側で生き残っている味方の兵士たちに呼びかけて、天の使徒の国に転移させる。怪我人も運ばせる。その間、敵の進軍を止めておいてくれ。」


「はい。」


「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」


「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」


「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」


「ウギャアー!」

「ウッツ!」

「アギャー!」

「ウッツ!」

「ウワァァァー!」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」



「おい、あの兵士に機関銃は確実に当たっているのに傷ひとつ負っていないじゃねえか!」


「そうなんだよ!さっきからそうなんだよ!」


「おい!貴様ら、何やっている!機関銃から手を離すな!撃ち続けろ!」


「曹長!あの兵士に機関銃が効かないんです。」



「そんなバカな話があるか!俺が撃ってみる。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「本当じゃねえか、隊長に報告、ウグッ。」


「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」


「バタッ!バタッ!バタッ!」




「ソフィア、今帰ったぞ。無事に転移させてきたよ。」


「晶人さん、ご苦労様です。晶人さん、この状況をどう判断したらいいですか?」


「う~ん。まだ800万弱の敵兵がいるな。ソフィア、ミニッツにここの戦況とアラバス公国の戦況を併せて報告してくれないか?判断を仰ぎたいんだ。俺はまだ試したことがない斬撃をやってみる。」


「はい。」


 晴人は、コスモサイコキネシス・インフィニティを用いて、風魔法とレーザービーム魔法を融合させた魔法を試してみることにした。「念じろ、念じろ、イメージするんだ。頭の中で映像を想起するんだ。真空波エアーカッターがもっと遠距離まで届く無敵のレーザービーム魔法の斬撃をイメージするんだ!」


「よし!イメージできた!」


「喰らえ!レーザービーム斬撃カッターだ!」


「ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!」


「ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!」


「ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!ピュ―ン!」


「シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!」


「シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!」


「シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!シュパッ!」


「ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!」


「ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!」


「ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!ズルッ、ドン!」




「よし、よし、真空波エアーカッターのように途中で止まらずに奥まで突き抜けていくぞ!いい技だ!」


「晶人さん、ソフィアです。ミニッツさんが、我々にも撤退しろと伝えてきました。中山勇司朗総大将の敵が地下トンネルを利用して天の使徒の国にくる危険性があるため、撤退して防衛専守しろとのことです。」


「ありがとう、ソフィア。一緒に天の使徒の国に転移するぞ。」


「はい、晶人タイガーと晶人フェンリルは既に転移済みです。」


「分かった。ソフィア、ここにおいで。」


 晶人は、ソフィアの手を握りしめたまま天の使徒の国に転移した。


「スッ。」


「パッ。」


「スッ。」


「パッ。」


「ソフィア、今からミニッツに念話を入れるから一緒に対策を聴いていてほしい。」


「はい。」


 遂に、コリル公国とアラバス公国は陥落した。天の使徒の国に転移した晶人は、この後どのような善後策を立てるのか。

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 筆者は、少年期の酷いいじめの経験と青年期の二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験しました。世界で起きている侵略戦争に対して、強い憤りの念をもつ筆者が、せめて異世界の小説の中だけは、侵略戦争を食い止め、勧善懲悪を貫き通す武士道精神をもった薩摩武士の生き様を描きたいという強い思い入れがあり、せめて異世界ものの小説は絶対的な「善」が存在し、絶対的な「悪」を懲らしめるといったストーリーを軸足に据え、筆者の実体験を基にしながら、主人公が数々の危機を乗り越えながら予定調和的な結末に落ち着くことで、現在起こっている侵略戦争に対するアンチテーゼを提案したいと考えています。 #男主人公 #超能力 #侵略戦争 #臨死体験 #心肺停止 #薩摩示現流 #コスモサイコキネシス #勧善懲悪 #ロマンス #心理学 #大量虐殺 #武士道精神 #命の尊さ #転移 #薩摩隼人
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