表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/155

15-1 キムジョン帝国の侵略戦争ジェノサイド1

 突然、キムジョン帝国が5000万の軍隊を組織し、コリア公国に進軍を開始した。後手を取られた晶人とぼっけもんずのメンバーたち。果たして、この大軍勢を相手に戦争を有利に進めていくことができるのだろうか?

 今回のキムジョン帝国軍の侵略戦争は、圧倒的にキムジョン帝国軍が有利な状況下での戦争であった。晶人をはじめとするぼっけもんずのメンバーたちは「楽観的観測」に基づいて、この戦争を甘く見ていたのである。特に軍師の中山勇司朗大将は、一貫して強硬的な戦略を主張し、敵地への城と街の破壊を見据えた計画を練っていた。


 ところが、「天の使徒アラバス公国」軍は、薩摩示現流の稽古のみを行い、それ以外の魔法を使った練兵をしていなかったのである。つまり、「サイコキネシスソード」を使った練兵をしていなかったため、

 中山勇司朗総大将率いる総勢970万の軍勢は、魔法特訓を経験していなかったために、個体差が大きく、転移魔法が習得できない兵士が多かったため、以下の状況に陥っていたのだ。


サイコキネシスソードとそれに付随する魔法の威力は、それを使用する者の、宇宙のエナジーによる『念動力』×精神力になるため

➊使用する者の、宇宙のエナジーによる「念動力」×精神力=サイコキネシスソードの威力

➋使用する者の、宇宙のエナジーによる「念動力」×精神力=サイコキネシスソードに付随する魔法の威力

に限られていた。したがって、訓練や戦闘経験の未熟な「天の使徒アラバス公国」の10個大隊には不利な状況にあった。


つまり、サイコキネシスソードを修練できていなかったため、以下の魔法の効果に大きな個体差が開いたのだ。その魔法を列挙すると、


『サイコキネシスソード』には、土魔法、水魔法、火魔法、風魔法、雷魔法、レーザービーム魔法をイメージするだけで使える。また、物体再現魔法、細胞再生魔法、治癒魔法、完全治療魔法、疲労除去魔法、身体強化魔法、超高速攻撃魔法、高速物体スロー再生魔法、言語変換魔法、望遠魔法、遠距離聴覚魔法、思念伝達位置特定魔法、透明化魔法、無音無臭魔法、幻惑魔法、幻惑・幻覚・幻視・幻聴・思念伝達操り魔法、全耐性魔法、転移魔法、座標軸特定移動魔法、超高速移動魔法、空間飛行魔法、防衛用バリア魔法、魔獣・魔人服従魔法、ダンジョン全体魔獣・魔人服従魔法、3D拡大縮小魔法、魔素・瘴気無力化魔法、高速物体スロー再生魔法、薩摩示現流勧善懲悪悪魔斬り魔法、透明化スルー魔法、物体浮遊魔法、酸素自動吸引魔法、獣人化魔法、錬金術魔法、念話、大念話、スクリーン投影画像魔法、地球転移魔法、影武者魔法、自家発電電気魔法、拡声器拡大魔法、何でも保管できる次元収納ストレージなどの魔法についても、思念でイメージするだけでこれらの魔法が発動される。

 

 これだけの魔法を習得するだけの時間がなかった状況であった。したがって、我が軍の戦力となるのは、大将と中将の使う多くの魔法以外、中将以下の階級の兵士たちが使える戦法は白兵戦での薩摩示現流のみであった。さらに、空間飛行魔法と超高速移動魔法を用いて、敵軍と戦闘状態に入るまでに2時間を要してしまい、その分だけ敵の進軍を早辞めてしまう結果になってしまった。また、万が一に備えて自分の身を守るための防衛用バリア魔法の効果も個体差が大きく、ほとんどバリアの効力を発揮できない者たちも決して少なくなかった。その状況判断を各将軍たちは見落としていたのだ。




 中山勇司朗総大将率いる970万の軍隊がキムジョン帝国軍と遭遇した戦場は、コリル公国の城壁から50km離れた平地であった。中山勇司朗総大将率いる970万の軍隊は、5000万人のキムジョン帝国軍の精鋭部隊と激突した。


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「ウギャー!」


「ウギャー!」


「ウッツ!」


「ウッツ!」


「ウギャー!」


「敵襲やで!新型の機関銃を地上から兵士全員が撃ってきとるで!防衛用バリア魔法で機関銃の玉を跳ね返すんや!」

 中山勇司朗総大将は、大念話を用いて970万の兵士たちに身を守るように促した。


「馬場哲矢だ!山ちゃん、魔法の鍛錬をやっていないため、防衛用バリア魔法が使えないぞ。皆、聞いているか?防衛用バリア魔法が使えない者は、超高速移動魔法を使って機関銃の玉をかわせ!」


「福山智勝だ!山ちゃん、哲也、超高速魔法が使えない兵士が多すぎる。このまま空に留まれば、兵士たちが撃たれっぱなしだ。」


「よっしゃ!全兵士に告ぐ!地上に降りて白兵戦をせよ!繰り返す!全兵士は地上に降りて白兵戦をせよ!中将と大将は空から井闌車セイランシャをレーザービームで粉々に斬り倒すんや!兵士たちは井闌車セイランシャに近付いたらアカンで!レーザービーム魔法を喰らってしまうで!」


 全部隊が地上に降りる間も、キムジョン帝国軍の新型機関銃は鳴り響いていた。


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン、パン。」


「ウギャー!」


「ウギャー!」


「ウッツ!」


「ウッツ!」


「ウギャー!」


「よっしゃ!将軍と中将は、井闌車セイランシャを狙え!」


「ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!」

「ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!」

「ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!」


「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ドッカーン!」

「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ドッカーン!」

「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ドッカーン!」

「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ドッカーン!」

「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ドッカーン!」

「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ドッカーン!」


 井闌車セイランシャに的を絞り、ほとんどの井闌車セイランシャを粉々に切り崩し破壊した大将と中将であったが、地上で戦っている少将以下の戦いを注視していなかったのである。地上では、キムジョン帝国軍が塹壕ザンゴウを掘り、兵士一人ひとりが肩にかける機関銃を乱射し、「天の使徒アラバス公国」軍は大勢の犠牲者を出していた。


 サイコキネシスソードを用いて突撃していく兵士たち。しかし、キムジョン帝国軍の機関銃によって次々に倒れて行った。



 初陣で劣勢に陥ってしまった「天の使徒アラバス公国」軍の兵士たち。大勢の兵士たちが魔法の習得の鍛錬をしていなかったがために、大勢の犠牲者が出てしまった。

 森の中に逃げ込むキムジョン軍歩兵を追う「天の使徒アラバス公国」軍の兵士たち。この後、どのような状況が待ち構えているのか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 筆者は、少年期の酷いいじめの経験と青年期の二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験しました。世界で起きている侵略戦争に対して、強い憤りの念をもつ筆者が、せめて異世界の小説の中だけは、侵略戦争を食い止め、勧善懲悪を貫き通す武士道精神をもった薩摩武士の生き様を描きたいという強い思い入れがあり、せめて異世界ものの小説は絶対的な「善」が存在し、絶対的な「悪」を懲らしめるといったストーリーを軸足に据え、筆者の実体験を基にしながら、主人公が数々の危機を乗り越えながら予定調和的な結末に落ち着くことで、現在起こっている侵略戦争に対するアンチテーゼを提案したいと考えています。 #男主人公 #超能力 #侵略戦争 #臨死体験 #心肺停止 #薩摩示現流 #コスモサイコキネシス #勧善懲悪 #ロマンス #心理学 #大量虐殺 #武士道精神 #命の尊さ #転移 #薩摩隼人
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ