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13-1 大人として知っておきたい、幸福と孤独と孤立1

 大人として、心理学の知見に基づく、「幸福」と「孤独」と「孤立」を知っていれば、何か問題が起きたときに、友人や後輩、我が子に助言をすることができるのではないでしょうか。

 1週間前の深夜、『天』から念話があり、新しい戦力としてぼっけもんずの上井戸仁の弟である上井戸剛がこの世界に転移してきた。かなり心配そうな面持ちで、この世界のありとあらゆるものに驚きを隠せなかった。当然の反応である。地球からいきなり転移してきて、すんなりと打ち解ける方が異常というものだ。晶人は、そう上井戸剛に伝えると、剛は安堵の表情を浮かべていた。

 

 晶人は、上井戸剛がこの世界に少しずつなじめるように、ぼっけもんずのメンバーたちに念話を送り、積極的に声掛けをするように頼んだ。すると、剛も少しずつ表情の固さがほぐれていった。


明け方に目が覚めた晶人は、リビングルームでキリマンジャロをれ、アイコスを吸いながら外を眺めていた。「死の大魔境の森」と呼ばれ、全世界から恐れられている通称「デスウッズ」の景色を眺めていた。「死の森」も今では、魔物や魔人が「天の使徒」になり、平和な森に変わったが、世間一般での固定観念は強く、「天の使徒の森」となった今でも、移住してくる人間がいないことに晶人は内心、「もうここは、緑豊かな平和な大地なのになあ、残念なこった。」と、緑の美しさと相反する現実の厳しさに残念な心持になっていた。


 ふと、横を見ると、ぼっけもんずの後輩である上井戸剛がベンチに座りこみ、背中を丸めて、物思いにフケりながら煙草タバコを吸っている姿を見かけた。地球という惑星の現実世界から無理やり引き離され、惑星ラミレスに転移されたぼっけもんずのメンバー。


「おい、剛、何やってんだ!」


 晶人は、上井戸剛が他のメンバーたちと違って、この異世界への環境適応ができずに元気のない素振りがある姿を幾度となく見かけていた。


「あっ、晶人さん!おはようございます。ちょっと考え事をしていました。」


「今、熱いキリマンジャロ淹れて来てやるから、ちょっと待ってろ!」


「はい、すみません。」


 晶人は、リビングダイニングで温かいコーヒーをれ、剛に渡し、剛の横に座った。


「おい、剛、悩み事か?」


「あっ、はい、そうっすね。」


「晶人さん、この異世界に来る前から、僕、なぜが元気がなかったんすよ。晶人さんも知っての通り、僕、大学出てから一流企業の仕事に嫌気がさして、退職して、自分なりにいろいろな仕事にチャレンジしたんですけど、結果が出なくて。大きな負債は抱えていませんけど、自分に自信がないって言うか、自信が沸いてこないって言うか、そんな状態がずっと続いているんですよね、それが嫌で、何となく落ち込むんです。」


「それでいいじゃねえかよ、剛。」


「ええーっ、晶人さん、いいわけないでしょう。」


「あのなあ、お前のその反応は正常だって言っているんだよ。」


「はあ?どういうことですか?」


「剛、考えてもみろよ、一流企業の仕事に嫌気がさして、退職して、いろいろな仕事にチャレンジしたけど、結果が出ない。それで、『自分に自信がもてないし、自信が沸いてこない。そんな状態がずっと続いている。』それって、正常な反応じゃねえかよ。」


「はあ?晶人さん、正常な反応ってどういうことですか?正常なわけないでしょう?」


「剛、社会一般的な常識化するとよお~、お前のように正常じゃねえって考えるんだよ。でもなあ、精神病理学の知見から考えると、お前の反応は正常なんだよ。」


「ええ、晶人さん、どういうことですか?」


「精神病理学の知見から考えるとなあ、お前の反応は正常なんだよ。一流企業の仕事に嫌気がさして、退職して、いろいろな仕事にチャレンジしたけど、結果が出ない。それで、『自分に自信がもてないし、自信が沸いてこない。そんな状態がずっと続いている。』それは、正常な反応ってことだ。いろいろな仕事にチャレンジして、結果が出ないのに、ヘラヘラしたり、同窓会に出て大笑いしたり、コンビニで買い物をした後にスキップをしたりするほうが異常なんだよ。もうそういう状態になりゃあ、人格障害の可能性が高いんだ。だから、お前の反応はあくまでも正常だって言ってんだよ。」


「ああ、そういうことだったんですね。晶人さん、大学院で心理学を専攻してましたよね。それって、そこで学んだことなんですか?」


手前味噌テマエミソなことになるが、そう言うこった。だからなあ、そう言う人生の挫折で落ち込んだ時に、都合のいい塗り薬なんてねえんだよ。剛、お前は、人生のどこかで『自分は正常な反応をしているだけだ。』って気付く経験をしてこなかっただけなんだよ。」


「心理学的に言うと、って言えば、かたっ苦しい話になりがちだけどよお~、そういう元気のない自分が物事に集中して取り組んだ時に、自分を褒める感覚を育てなきゃいけないんだよ、自分自身の気付きでな。それによお、日本人は自分の善い立ち居振る舞いや努力に対して、『自分で自分をほめる』感覚や『自分で自分を認める』っていう感覚や発想が外国人より相対的に低いという研究結果が明らかになっているんだよ。剛だってそうだろう?」


「はい、そうっすね。『自分で自分をほめる』感覚や『自分で自分を認める』っていう感覚や発想はもったことがないし、したこともありませんね。」


「だからよお、俺は、必ず、頑張った時は、自分で自分を褒めたり、認めたりするようにしているぞ。特に就寝前は一日を振り返って、自分の善かったところや頑張ったところだけを探して、褒めるようにしているんだ。自己肯定感は自己存在感や自尊感情との相関関係が高い。だから、『他人に褒められるのを気にせずに、まず、自分から自分を褒める人間にならなきゃならねえのよ。』つまり、『他人に褒められる前に自分で自分を認めるんだよ。』そうすりゃあ、他人の物差しで自分を評価しなくなるぜ。背伸びして他人の物差しで自分を評価するほどバカげたことはねえ。自己肯定感を高めたいのなら、どんな些細なことでもいい。自分が頑張ったり善い行いをしたりしたときは、自分を褒めろ、自分を認めろ、先ずは、そっからだ。」


「晶人さん、ありがとうございます。なんかちょっとスッキリしました。」


 私(筆者)は、小学校を4校も転校し、過酷ないじめを受けました。髪の毛を一気に10本も引き抜かれ血が噴き出たこともあります。殴られたり蹴られたりは毎日でした。登校中に歩いていると、後ろから猛ダッシュしてきた土屋(仮名)がカバンに飛び蹴りを入れ、ひざと顔をおお怪我したこともあります。また、シューズに牛乳をためられたり、画鋲を何十個も刺されたりしたこともあります。挙句の果ては、引き出しに猫の糞を入れられたことまであります。その当時は、社会的にいじめによる「自殺」という概念がなかったため、「自殺」しませんでしたが、今だったら、どうなっていたか分かりません。私はずっといじめる連中に殺意のような強い怒りの感情を抱きました。兄が中国拳法のジークンドーを学んでいたため、長い期間、地獄のようなトレーニングに耐え続け、見違えるような筋肉と強い心を身に付けました。そして、全校生徒が見ている前で土屋一派を「完全懲悪」したのです。私の人生は幼少期から過酷な人生の連続でした。


また、私は、2度の心肺停止と臨死体験と死後の世界の経験をしています。その内容の詳細も詳しく書かれておりますので、人が死ぬ瞬間というものは具体的にどのような体験をするのか、どんな心情になるのか、どのようなものなのかお読みください。また、教師時代に可愛がっていた教え子を交通事故で亡くし、お母様が身元確認をした瞬間に意識を失くされ、救急搬送されたため、担任である私がその子の身元確認を致しました。私の意識は解離し、無意識の状態でその子の頭を抱えて泣き叫んだそうです。この内容は後で警察署で聞かされました。命は尊いのです。なぜなら儚いからです。私は自分の臨死体験と教え子の死亡事故を体験したために、現在行われている「侵略戦争」「大量虐殺ジェノサイド」には断固反対します。


 せめて、異世界の世界だけでも「侵略戦争」を阻止し、平和な世界を構築するために、この物語を構成しました。未熟なアマチュア作家で、文章も未熟ですし、誤字や脱字もあろうかと存じます。しかし、せめて異世界だけでも侵略戦争を完全懲悪する物語を書こうと思いました。未熟な内容ですが、どうぞお付き合いくださいませ。


 また、個人的なことを書いて大変申し訳ありませんが、今から約12年前、首の後ろを通る右の椎骨動脈が破裂しました。その結果、延髄梗塞で倒れ生死を彷徨いました。延髄梗塞になった後、難病の中枢性疼痛を発症しました。右顔面は5本ぐらいの包丁で切り刻まれる痛みが脳内で生起します。右顔面には何の傷もないのですが、脳内で痛みが常時生起するのです。これを右顔面知覚障害と言います。また、左下肢は、常時ガスバーナーで燃やされる痛みがあります。天候不良や気圧の変化に敏感で台風や低気圧が来ると、耐えがたい痛みになり、耐えたことにより外因性うつ病を発症しました。外因性うつ病とは、癌の末期患者さんや余命宣告をされた患者さんや生涯、治ることのない線維筋痛症の患者さんがなるうつ病です。死ぬまで激しい痛みになえなければなりません。自死を考えた時期も長かったですが、家族や両親、兄、ぼっけもんずのメンバーのお陰でなんとか自殺を考えずに前を向いて生きていけることができるようになりました。


左下肢温痛覚異常は、氷のバケツに左足を入れても熱く感じる難病です。右ののどの声帯も麻痺しています。左の声帯で声を出すことができます。さらに、右のどの嚥下障害になりました。食べ物が右の肺に入り、生死を彷徨ったこともあります。平衡感覚もないため杖による歩行をしています。こんな難病のため、定職に就くことができず、世界自然遺産屋久杉の美術品を創る事業に携わっていましたが、収入もなく倒産寸前です。ですから、せめて小説だけでも妻に食費の一部を手渡せるようにしたいと考えています。下手な小説や文章ですが、どうぞよろしくお願い致します。読み続けて頂ければ幸甚に存じます。


 また、感動する場面などがありましたら、お知り合いの方やご友人などに紹介して下さると幸いです。


                 


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 筆者は、少年期の酷いいじめの経験と青年期の二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験しました。世界で起きている侵略戦争に対して、強い憤りの念をもつ筆者が、せめて異世界の小説の中だけは、侵略戦争を食い止め、勧善懲悪を貫き通す武士道精神をもった薩摩武士の生き様を描きたいという強い思い入れがあり、せめて異世界ものの小説は絶対的な「善」が存在し、絶対的な「悪」を懲らしめるといったストーリーを軸足に据え、筆者の実体験を基にしながら、主人公が数々の危機を乗り越えながら予定調和的な結末に落ち着くことで、現在起こっている侵略戦争に対するアンチテーゼを提案したいと考えています。 #男主人公 #超能力 #侵略戦争 #臨死体験 #心肺停止 #薩摩示現流 #コスモサイコキネシス #勧善懲悪 #ロマンス #心理学 #大量虐殺 #武士道精神 #命の尊さ #転移 #薩摩隼人
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