12-3 いじめで殴られてできた鼻の奥の古傷
「はい!質問があります。元帥の素振りを見せて下さい。」
先ほどの素振りで一番初めに素振りをして恥をかかされたハイオークが発言した。
「いいだろう。おい、溜之介大将、俺の木刀を貸してくれ。いいか、俺の素振りはあまり見れないからな。よく見ておけよ。2種類見せてやる。」
真横で見ていたソフィアも固唾を飲んで見守っていた。
「まず1つ目だ。」
「ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!ブ!」
「オオオオー!オオオオー!大将の『ブッ』が『ブ』に変わったぞ!」
「次は2つ目だ。俺の本気モードだ。よく見ておけ!」
「スッ!スッ!スッ!スッ!スッ!スッ!スッ!スッ!スッ!スッ!」
「オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!」
「オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!オオオオー!」
「この音が最高位の音だ。この素振りの音で、サイコキネシスソードの破壊力も決まるからな。上の階級を目指すのであれば、他の者が諦めているときに、諦めずに練習を積み重ねろ、いいな。これはなあ、センスじゃねえんだよ、諦めねえ魂だ!」
「イエッ・サー!」
「イエッ・サー!」
「イエッ・サー!」
こうして、地獄の10日間の素振りの練習が始まったのだった。各部隊の大将と中将が見回りながら、指導を行っていった。
すると、ソフィアが晶人に駆け寄ってきた。
「すごいです、本当にすごいです、晶人さん。達人なんですね。」
「一応、天下無双の示現流の免許皆伝書をもっているからね。」
「うわ~、すごい!」
ソフィアはそういうと、晶人に抱き着いて来た。
「ソ、ソ、ソフィア、みんなの前では抱き着かないでもらえるかな。」
「分かりました。そうします。真剣モードになれということですね。」
「う、うん。そういうことだ。」
「では、晶人さん、私の素振りを見て下さい。」
「ブ~~ン。ポロッ。」
「ブブーッ!ブブブーッ!」
「おい、おい、見ろ!ソフィア様の道着から胸がポロンと出ているぞ!」
「なに!本当だ!美しいなあ!練習どころじゃねえぞ!」
「綺麗な形の胸だなあ!最高だぜ!しかも、すごく大きくないか!」
「形ばっちりの、デカ胸だぜ!」
「晶人さん、大丈夫ですか!」
「ソ、ソ、ソフィア、頼む!道着から胸が出ている!道着の中に入れてくれ!」
「アッ、本当です。胸が出ちゃっています。」
そこへ、ソフィア付きの付き人のチェルシーが、
「王女様、ブラジャーをしないとダメですよ!」
と叫んだ。そこで、ブラジャーをして素振りをしてみた。晶人の鼻の穴にはティッシュペーパーが2個も詰められていた。
「ブ~~ン。ポロッ。」
「ブブーッ!ブブブーッ!ブブブブブーッ!」
「ダメだ!ソフィア、胸が大き過ぎて、ブラジャーじゃ、外れちまうんだ。おい、チェルシー、白くて幅の大きな布を胸に巻いてくれないか!それと、ここじゃあ、皆の練習のさまたげになる。皆がソフィアの胸を見て、剣の振りがフニャフニャになっている。場所を変えよう。ログハウス前に転移だ。」
「スッ。」
「パッ。」
「スッ。」
「パッ。」
「ハア、ハア、ハア、ハア、ハア。」
「大丈夫ですか?晶人さん?」
「いや、大丈夫じゃない。血の出過ぎでフラフラする。」
「どうして急に鼻血がでたのですか?」
「ソ、ソ、ソフィアの胸を見たからだ。」
「えええーっ、そうなんですか?」
「好きな人の胸を見たりお尻を見たりすると興奮して鼻血がでるんだ。」
「本当ですか?」
「マジです。俺のマジは、マジマジです。」
「じゃあ、チェルシー、協力して、あなたの2つの胸を晶人さんの目の前に見せてあげて。」
「はい、分かりました。」
「ぽろ~ん。ぽよ~ん。」
「あれ、本当です。晶人さんは、チェルシーの胸じゃ鼻血がでません、だったらもう一度私の胸を見てもらいます。」
「ぽろ~ん。ぽよ~ん。」
「ブブーッ!ブブブーッ!ブブブブブーッ!ブブブブブブブブブブーッ!」
「死ぬ、死ぬ、死んでしまう。」
「チェルシーに頼みがある。1階の大会議室の手前に医務室がある。そこに白い大型の冷蔵庫がある。A型と書いてあるパックに入った血液とチューブと針とスタンドを持って来てくれ。歩く元気もないんだ。」
「はい、早速持って参ります。」
するとチェルシーは直ぐに駆け出し、輸血用の道具を持って来て、点滴をしてくれた。
「はあ、はあ、はあ、はあ、やっと、やっと、血が戻ってきた感じがするよ。」
「ごめんなさい。本当にごめんなさい、晶人さん。でも、どうして、私のときだけ鼻血が出るんですか?」
「特別な人だからだよ。だからお風呂も一緒に入れないと言ったんだ。自分でも悲しいよ。」
「晶人さん、いつかきっと私が治して差し上げますから、元気を出してください。」
「うん、ありがとう。やさしいな、ソフィアは。ソフィアの隣のベンチに寝てもいいかい。」
「はい、どうぞ。」
なんと、ソフィアは膝枕をしてくれたのだ。輸血した血液が体になじみ、ようやく体の倦怠感がとれてきた俺は、ソフィアの膝枕の上でつい眠ってしまったのだ。ふと目が覚めると、ソフィアの顔が俺の目の前にあった。
「うわ!ゴツン!」
「痛い!」
「ごめん、ソフィア。びっくりして起き上がったもんだから、つい、頭が当たってしまった。」
「あっ、私は大丈夫ですよ。一瞬痛かっただけです。」
「本当にごめんね、ソフィア。」
「それにしても、ソフィアの太もも、いい筋肉しているね。触ってもいいかい?」
私(筆者)は、小学校を4校も転校し、過酷ないじめを受けました。髪の毛を一気に10本も引き抜かれ血が噴き出たこともあります。殴られたり蹴られたりは毎日でした。登校中に歩いていると、後ろから猛ダッシュしてきた土屋(仮名)がカバンに飛び蹴りを入れ、ひざと顔をおお怪我したこともあります。また、シューズに牛乳をためられたり、画鋲を何十個も刺されたりしたこともあります。挙句の果ては、引き出しに猫の糞を入れられたことまであります。その当時は、社会的にいじめによる「自殺」という概念がなかったため、「自殺」しませんでしたが、今だったら、どうなっていたか分かりません。私はずっといじめる連中に殺意のような強い怒りの感情を抱きました。兄が中国拳法のジークンドーを学んでいたため、長い期間、地獄のようなトレーニングに耐え続け、見違えるような筋肉と強い心を身に付けました。そして、全校生徒が見ている前で土屋一派を「完全懲悪」したのです。私の人生は幼少期から過酷な人生の連続でした。
また、私は、2度の心肺停止と臨死体験と死後の世界の経験をしています。その内容の詳細も詳しく書かれておりますので、人が死ぬ瞬間というものは具体的にどのような体験をするのか、どんな心情になるのか、どのようなものなのかお読みください。また、教師時代に可愛がっていた教え子を交通事故で亡くし、お母様が身元確認をした瞬間に意識を失くされ、救急搬送されたため、担任である私がその子の身元確認を致しました。私の意識は解離し、無意識の状態でその子の頭を抱えて泣き叫んだそうです。この内容は後で警察署で聞かされました。命は尊いのです。なぜなら儚いからです。私は自分の臨死体験と教え子の死亡事故を体験したために、現在行われている「侵略戦争」「大量虐殺ジェノサイド」には断固反対します。
せめて、異世界の世界だけでも「侵略戦争」を阻止し、平和な世界を構築するために、この物語を構成しました。未熟なアマチュア作家で、文章も未熟ですし、誤字や脱字もあろうかと存じます。しかし、せめて異世界だけでも侵略戦争を完全懲悪する物語を書こうと思いました。未熟な内容ですが、どうぞお付き合いくださいませ。
また、感動する場面などがありましたら、お知り合いの方やご友人などに紹介して下さると幸甚に存じます。




