9-3 晶人、ぼっけもんずの助言を受け死の森の大改革をする1
晶人は、一升瓶の焼酎を3本空にしたまま一睡もせず、午前5時半に、意を決し、「コスモサイコキネシス・インフィニティ」を発動し、「死の森」の魔物や魔人、生物全てをサイコキネシスで、ログハウスのある北側の大地に念動移動させた。
晶人タイガーと晶人フェンリルを除く、ランク最上位者のレインボードラゴン、次に、ゴールデンドラゴン、ブラックドラゴン、レッドドラゴン、ブルードラゴン、グリーンドラゴン、イエロードラゴンからAランクのイノシシボアやオークたちたちばかりでなく、昆虫や、生物全てを強制的に念動力で強引に引っ張ってきたのだ。
これにはさすがに、レインボードラゴンやゴールデンドラゴンたちでさえ面食らっていた。
「いいか、てめえら!俺は昨夜、アラバス公国を10万の大軍で攻撃してきたブラックハイオーク率いるハイオーク軍をぶった斬った『大和晶人』だ。俺は、『天』の使徒だ。宇宙の創造主である『天』以外に『コスモサイコキネシス・インフィニティ』をもつ宇宙で最強の漢だ。今から、この『死の森の王』になる。文句がある奴はいますぐ、俺の前に出てこい!ぶった斬ってやる。俺を王として『俺様の子分』になるのを認めない奴は、直ぐに前に出てこい、お前ら全員の前で1秒もかかららず、ぶった斬ってやる。」
「なんだとこら、調子に乗りやがって、『この俺が死の森の王になるだと』笑わせんじゃねえよ。おれの猛毒で瞬殺してやるぜ。」
「お前の名前を教えろ!」
「デビルキングコブラだ!」
「ランクは?」
「Sだ。」
「やめとけ、やめとけ、おれにとっちゃSは赤ん坊以下だ!」
「何だと!手めえ!殺してやる!シュッツ!」
「スッ。」
「ド、ドン!」
「大蛇の中でも最強種と言われていた体長120mのデビルキングコブラが瞬殺されたぞ!あの刀の動きが見えたか!おい、『死の森』の中で一番、視力のいい『キングオジロワシ』、見えたか?」
「いや、見えない。1000分の1秒まで見える俺の目でも、あの刀の動きは見えなかったぞ!」
この会話を聞いた、魔物や魔獣たちは大騒ぎになった。
「おい、言っとくがなあ!今のはコスモサイコキネシス・インフィニティもサイコキネシスソードも使かっちゃいねえぞ。俺の単なる刀ワザだけだぞ?」
「マジかよ!何て人間だ!バケモンかよ!」
「オイ、デビルキングコブラのようなウロコの柔らかい奴を、ぶった斬ったぐらいで威張るんじゃねえぞ。俺様は、地下ダンジョンの暴れん坊将軍と言われた、最強特殊金属エクセルで造られたジルバ―ゴー、」
「スッ。」
「ド、ド、ドン!」
「おい、おい、魔法もかけずに刀だけで、シルバーゴーレムまで斬っちまったぞ!マジかよ!」
さらに、広大な大地を空まで埋め尽くした魔物と魔人の大集団は大騒ぎになった。
「今度は、俺が相手になってやる。シルバーゴーレムごときを斬ったぐらいで粋がるんじゃねえぞ、こら!」
「止めろ!手を出すな!お前らごときがかなう相手じゃない!!」
地下ダンジョンの「王」であるメタリックドラゴンがゴールデンゴーレムを一喝した。
「おい、おい、地下ダンジョンのボスが止めに入ったぞ。」
「おい、お前ら、俺からの忠告だ。晶人さんに挑むんじゃねえぞ。全員斬られるぞ。しかも、ただの刀でな。魔法も付与していねえ刀で斬り殺されると言っているんだ!」
「ま、ま、まじかよ!地下ダンジョンの王が大和晶人の実力を認めやがったぞ!」
「メタリックドラゴン、お前、俺の子分になれ、いや、仲間になれ。」
「・・・・・。」
「返答がねえか、仕方ねえなあ、じゃあ、魔物や魔人ども、今から俺がすることを見ておけ。北側に見える一番高い山があるだろう。そうだなあ、ここからだと100kmは離れているなあ~。山の高さは10kmぐれえか。今からあの山を真っ二つに斬る。もし、斬れたら俺の家来になれ。いや、縦系統の仲間になれ。褒美は山ほどくれてやる。今の生活よりずっと豊かにしてやる。無理だと思う奴らは正直に右に移動しろ。斬れると思う奴は左に移動しろ。」
すると、集まった魔獣や魔人たち全てが右に移動した。
「へへ、俺も舐められたもんだぜ。空気で斬ってやるからよお。空気による斬撃だ。」
「おい、大和晶人ってバカじゃねえのか!空気で斬れるわけがねえじゃねえか!ガハハハハ!」
「おい、今、俺をバカにして笑った奴、もし、俺があの山を縦に真っ二つに斬ったらお前も斬るからな。」
「ヒッ、ヒ、ヒ。マジかよ!」
「じゃあ、やるぞ。」
晶人は天下無双の薩摩示現流、蜻蛉の構えを取った。
「チェストー!キエーイ!」
「ヒューン!」
「スパッ」
「オオオオオオオ!オオオオオオオ!オオオオオオオ!斬ったぞ!斬ったぞ!斬りやがったぞ!」
晶人は、天下無双の薩摩示現流の蜻蛉の構えから、真空の斬撃を放ち、高さ10kmの山を真っ二つに斬った。
この瞬間、99.999%の者たちが大和晶人の軍門に下る決意をしていた。ところが、0.001%の中にバカがいた。
ミスリルアルマジロだった。
「おい、おい、みんな!山を斬ったぐらいでビビるんじゃねえぞ。このミスリルアルマジロを斬れるとでもいうのかあ?ああ?調子こいてんじゃねえぞ、この人間の若造が!」
「てめえは、斬るまでもねえ。」
「はあ?何を言ってやがる。」
「てめえは、斬るまでもねえって言ったんだ。」
「じゃあ、どうすんだ?負けを認めるのか、へへへへへ。」
「俺は、今から、お前に触れずに、俺の脳にあるサイコキネシスエナジーで握りつぶす。」
「はあ?サイコキネシスエナジーだと?舌を噛みそうな名前じゃねえか!俺様に、触れもしねえでどうやって俺を殺すんだあ?お前、頭がイカレテるんじゃねえのか?」
晶人は、そう言うと、右手のひらを大きく開いた。




