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9-2 ぼっけもんず、「死の森」を大改革する

「じゃあ、他にもアラバス公国を襲って人間を喰う魔物は他にもいるんだな?」


「はい。サイクロプスや大オロチとか、数えればきりがありませんね。」


「おい、晶人、このままじゃ、やべえんじゃねえのか。これからもっと喰われるぜ。」


「お前らが帰った後、俺がアラバス公国の国中に城壁をつくってマシンガンと大砲を山ほど与えて来たよ。」


「なに!晶人、おまえ、もしかして、『コスモサイコキネシス・インフィニティ』を『天』から授かったのか?」


「うん。そうだけど。それがどうしたんだ?」


「晶人、どうもこうもあるかいな!お前、アホちゃうか!『コスモサイコキネシス・インフィニティ』の有効活用をしとらんがな?」


「どういうことだ?山ちゃん?」


「お前がなあ、『死の森』の王になるんよ。2億頭以上いる魔物や魔人の王になるんよ!ほんで、お前が頂点になって、統率を取ればいいやんけ!『コスモサイコキネシス・インフィニティ』の有効活用をして、お前が念力を全部に送って、子分にするんよ。ほんで、群れのリーダーやルールまでつくるんよ。それができるエナジーいうたら、晶人のもっている『コスモサイコキネシス・インフィニティ』しかあれへんで。」


「異議なし!」

「異議なし!」

「異議なし!」

「異議なし!」


「晶人、今日はもう遅いから、明日の朝、ウッドデッキの前に1千万以上の魔物と魔人を集めるべ。いうことを聞かん連中は、ぼっけもんずが叩っ斬るから大丈夫だべ。」


「異議なし!」

「異議なし!」

「異議なし!」

「異議なし!」


「晶人、おいやねえ(俺はねえ)、この『死の森』の徹底管理をお前がすべきだと思うぞ。そうじゃなきゃ、今日みたいな悲劇が何度も繰り返されるぞ。わいが(お前が)、もっとしっかりしろよ!ぼっけもんずのリーダーだろうが!」


「分かったよ、哲矢。」


「う~ん、だわなあ~。ここの『死の森』は焼肉定食の世界だからちゃんとしないといけないんだわなあ~。」


「こら、こら、誰が焼肉定食だ!弱肉強食だろうが!」


「秀吉、まあ、そんなにラッキョを責めるなよ。悪気があって言っているわけじゃねえんだから。」


「晶人、お前はラッキョに甘いんだよ!」


「まあ、そう言うなって。」


「晶人タイガーと晶人フェンリル、じゃあ俺は『王』となるとして、お前たちみたいに1頭ずつ名前を与えなきゃ、部下にならないのか?」


「いいえ、『コスモサイコキネシス・インフィニティ』をお使いになるのでしたら、大丈夫です。『俺の命令に従え、全員俺の配下になれ、約束を破ったらぶっ殺す。』って言えば、サイコキネシスエナジーで脳が拘束を受けますから大丈夫です。晶人さんがそれを解除しさえしなければOKです。」


「なるほどなあ。それで、あいつらは、自分のヒエラルキーのポジションは自覚してんのか?」


「はい、自覚していますよ。あいつらのもっぱらの主食は、野生イノシシや野生豚、野生牛、野性ジカ、野性ムース、野性ヒグマ、野性クロクマですから、上下関係は徹底していますよ。」


「それでよお、最も人間や亜人にタチが悪い魔物は何だ?」


「今日、襲ったハイオークの群れとサイクロプスですね。」


「そいつらあ~、歯向かったら俺が全部、叩っ斬ったっちよ。」


「こらこら、和隆、喧嘩番長の血をたぎらすな!俺たちが周囲を取り囲んでいればいいだけだぜ。」


「なあ?晶人みてえによお、おい(俺)たちも子分が欲しくねえか?じゃっどが(そうだろうが)?おい(俺)は、レインボードラゴンを子分にしてえなあ~。なあ、晶人タイガーと晶人フェンリル、レインボードラゴンって何頭いるんだよ?」


「メスと子供を除けばちょうど9頭です。」


「決まりじゃっどが~。おい(俺)たちゃあ、晶人を除けば9人だ。決まりじゃっど。そんでよお、ゴールデンドラゴンは、何頭いるんだ?」


「メスと子供を除けばちょうど9頭です。」


「よっしゃ、決まりじゃっど。晶人!明日は、わい(お前)が1万頭を子分にしたら、1万頭を9頭分に均等に分けろ!よかどが(いいだろうが)!縦割りじゃ。晶人は、コスモサイコキネシス・インフィニティをもっっちょっで、部隊は要らん。おい(俺)たちゃ、サイコキネシスソードやっで、部隊が必要じゃっど。9つの部隊編成じゃ。みんな、どげんおもか(どう思うか)?」


「異議なし!」

「異議なし!」

「異議なし!」

「異議なし!」

「異議なし!」


「よっしゃ、決まりじゃっど。9つの部隊に分ければ、帝国軍にも対応しやすかど。」


「おお、秀吉、やるやんけ!名案やで。さすが、『呑んだらもむな、もむなら呑むな。』と言われたほどの漢やで。縦割りだったら、パワーバランスもええで。それぞれの種族を9つに分ければええんや。」


「俺もそう思う。それから、『死の森』の名称を変えよう。縁起が悪すぎる。晶人が『天』の使徒の代表なんだから、この森を『天の使徒の森』にしよう、いや、待てよ、国名にした方がいい。『天の使徒の国』なんかどうだ!」


「進次郎、ええこと言うやんけ!けど、国名はシンプルがええで。『天の使徒』でいいんとちゃうか?」


「山ちゃん、それでいこう。どうせ、相手国は『天の使徒の国が』って、言い換えるんだから、これでいいと思う。皆、どうだ?」


「『天の使徒』でOKだぜ。」

「おい(俺)もOKやったっちよ。」

「そうだよね。」

「賛成だべ。」

「いいんだわなあ~。」

「ええで、ええで。」

「それでいいと思う。」

「そいで、よかじゃっちよ。」

「おい(俺)やねえ~、まあそいで(まあそれで)良かど。」

「ギャハハハハ!ギャハハハハ!そのままんじゃねえか。それじゃ決まりだな。」



「よし、このへんでお開きにして、食いもん、食べながら酒でも飲むか?」

 

「よっしゃあ!呑ん方(飲み会)じゃっど!」


 一気に12名になったぼっけもんず軍団は、親睦を兼ねてバーベキュー大会を始めた。明け方まで飲んでも平気な連中である。晶人タイガーと晶人フェンリルも焼酎を気に入ってくれた。ぼっけもんずの連中が眠り始めたのは午前5時だった。さすが地元民から「ばっかもんず」と揶揄(やゆ)されていたスカポンタンである。



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 筆者は、少年期の酷いいじめの経験と青年期の二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験しました。世界で起きている侵略戦争に対して、強い憤りの念をもつ筆者が、せめて異世界の小説の中だけは、侵略戦争を食い止め、勧善懲悪を貫き通す武士道精神をもった薩摩武士の生き様を描きたいという強い思い入れがあり、せめて異世界ものの小説は絶対的な「善」が存在し、絶対的な「悪」を懲らしめるといったストーリーを軸足に据え、筆者の実体験を基にしながら、主人公が数々の危機を乗り越えながら予定調和的な結末に落ち着くことで、現在起こっている侵略戦争に対するアンチテーゼを提案したいと考えています。 #男主人公 #超能力 #侵略戦争 #臨死体験 #心肺停止 #薩摩示現流 #コスモサイコキネシス #勧善懲悪 #ロマンス #心理学 #大量虐殺 #武士道精神 #命の尊さ #転移 #薩摩隼人
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