8-1 本当は「ぼっけもんず」の紹介をしたくない、メンバー紹介
本当のメンバー紹介をしてしまうとR変態になるので、R15に抑えました。
この物語には欠かすことのできない10人の「ぼっけもんず」のメンバーが登場する。メンバー全員が独身である。「ぼっけもん」とは、鹿児島弁で「変わり者、荒くれ者」など良い意味で使われる方言ではない。そんな「ぼっけもん」が集団になっているので複数形をあらわす「ず」が付き、「ぼっけもんず」というチームネームになっている。特に、「私は」を「おいや」と表現する。「あなたは」を「わいや」と表現するので覚えてもらいたい。
そこで、一人ひとりの名前や特徴、キャラクターを順不同で紹介しておきたい。
勿論、すべて仮名である。
晶人や福山智勝、和田秀吉が中心になってつくったチーム「ぼっけもんず」のメンバーには規格外の連中が多かった。
私や福山智勝、和田秀吉が中心になってつくったチーム「ぼっけもんず」のメンバーになる基準はシンプルだ。アホと変り者と超おもしろい奴と喧嘩が超強いこと、そして、義理と人情に厚いこと。それに該当すればメンバーになれるのだ。しかし、地元で「ぼっけもんず」の悪名が少しずつ広がってから、メンバー入りを断る奴が多くなっていった。メンバーの中には、黙っていれば済まされることを、みんなに平然と言うのだ。だからチーム「ぼっけもんず」は異端児の集まりと危険視されていた。福山智勝いわく、「一匹オオカミにあらず、一匹トラの奇跡的な集まり」である。
氏 名 身 長 体 重
1 大和 晶人 ヤマト アキト 175cm 78kg
2 野田溜之介 ノダ タメノスケ 175cm 82kg
3 和田秀吉 ワダ ヒデキ 178cm 78kg
4 中山勇司朗 ナカヤマ ユウジロウ 172cm 97kg
5 福山智勝 フクヤマ トモカツ 172cm 76kg
6 上井戸仁 ウワイド ジン 188cm 100kg
7 嶺長鉄之進 ミネナガ テツノシン 170cm 65kg
8 白部和隆 シラベ カズタカ 173cm 77kg
9 馬場哲矢 ババ テツヤ 176cm 76kg
10 米田進次郎 ヨネダ シンジロウ 175cm 75kg
1 大和 晶人について
この物語の主人公。この物語の作者(仮名)であるが、「いじめ」の内容は実話に基づいている。また、「仲間づくり」に係る内容も事実に基づいており、二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験した内容も作者が実際に経験した実話である。加えて、二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験したことについて、イギリスやアメリカの臨死体験に関する先行研究の学術論文を大学の図書館で読みあさり、国や人種、性別、老若男女問わず普遍的な内容が明らかにされていることも事実である。
また、この物語は、単なる異世界物語ではなく、現代の世界各地で起こっている深刻な侵略戦争に対する本質的なアンチテーゼの世界が描かれている。
実は、俺(=晶人)自身にも変態的な伝説や女子たちに嫌われていた伝説をもっていた。晶人は、福山智勝と白部和隆と中鳥俊二と同じクラスという最悪の状況の中にいたのだが、ある日の掃除時間に、体育教師のヤクザのような担任から、体育館の地下の掃除を命じられ、福山智勝と白部和隆と中鳥俊二たちと埃ホコリまみれになりながら箒ホウキと塵チリ取りと雑巾がけのグループに分けて掃除をしていたところ、跳び箱の奥から黒いものが出てきた。私はそれを取り上げると、真っ白な埃ホコリのついたブルマーだった。そこで、悪行の数々を行ってきた晶人は、皆に対して、
「おい、ブルマー鬼ごっこをするぞ。じゃんけんで負けた奴はブルマーをかぶったまま体育館の中を追い回し、タッチされた奴が鬼だからな。」
と意気揚々と言って、ジャンケンをしたところ、言い出しっぺの晶人が鬼になってしまったのだ。ブルマーは真っ白だったので、箒ほおきでバンバン叩くと埃ほこりがたくさん出てくるほど汚れたブルマーだった。晶人は、見通しを誤っていた。前が透けて見えるのだろうと思ったところが、かぶってみると真っ暗で何も見えないのだ。周りの男子に冷やかされてもどこにいるのか分からなかった。そして、急に体育館が静まり返ったときに、晶人の前に人の気配がしたため、晶人は喜び勇んで、
「タッチ!」
と叫んで、ブルマーを脱いだ時、晶人の体は凍てつくように固まってしまった。晶人がタッチしたのは鬼教官で有名な担任の体育教師だったのである。非常に重い拳骨を2発も喰らって、意識が宙を舞ってしまったのである。
その話が、クラス中に広がると、変態晶人と呼ばれるようになり、女子の一部から白い目で見られるようになったことは言うまでもない。
併せて、俺(=晶人)は、女の子の気持ちが全く理解できない漢であった。ホワイトデーで依然同じクラスだった女の子から、海苔の入っていた大瓶にたくさんのクッキーをプレゼントされた。
俺(=晶人)は、腹が減っていたので、校門を出た瞬間にビリビリと包み紙を破いてカバンに突っ込み、箱を空けて、クッキーを食べ始めた。俺が美味しそうにクッキーを食べながら下校していると、ぼっけもんずの連中が全員寄って来て、
「晶人、美味しいか?」
と尋ねてきたので、素直に、
「いろんな味があって、超うめえぞ。ザクザクして美味しいぞ。」
と返事したのが運の突きであった。
「晶人、俺に一枚食わせろよ!」
と智勝に言われ、智勝にクッキーを一枚渡した。すると、智勝が、
「美味いぞ!」
といったものだから、まわりにいたぼっけもんずの連中が、
「晶人、俺にも一枚食べさせてくれ!」
と頼み込んできたので、
「いいぞ。」
と言ったが最後、
「俺にも。」
「俺にも。」
「俺にも。」
「俺にも。」
「美味いぞ!」
「美味いぞ!」
「美味いぞ!」
「美味いぞ!」
となってしまい、一気に4枚のクッキーを取る奴まで現れたのだ。と、その瞬間、女子の一団が自転車で下校して通り過ぎたのだが、その中に、晶人にクッキーをプレゼントした女子がおり、涙を流しているではないか。
俺は、自宅に帰ってから、そのことを兄に話したら、
「その女の子も、涙を流すほど嬉しかったんだぜ、晶人。お前が親友のぼっけもんずのメンバーにも美味しいクッキーを食べさせる優しさに感動したにちげえねえ。お前自身がクッキーを美味しいと感じたから、ぼっけもんずのメンバーにも喰わせたんだろうが?」
「兄ちゃん、違うんだよ、智勝にクッキーを一枚渡したら、次々にぼっけもんずの連中に取られたんだって。」
「晶人、結局はお前が食っていいことを許可したんだろう?」
「うん。」
「だったら、ぼっけもんずの連中も幸せだっただろうなあ~。いいことをしたんだ、いつか、ぼっけもんずの連中からいいことが返ってくるぜ。」
俺(=晶人)は、翌日、クッキーをプレゼントしてくれた女の子の所属する女子バレーボール部員10名に屋上の踊り場に呼び出され、
「この最低野郎!ボカッ!」
「最悪だテメエは!ドスッ!」
「〇〇〇ちゃんの気持ちを考えたことがあんのか、ゴン!ゴン!ゴン!」
女子バレーボール部員が手に持ったモップで思い切り袋叩きにあったことは言うまでもねえ。
それ以来、卒業式以降も女子バレーボール部員とすれ違うときは、必ず「最低野郎!」と言われ続けたのであった。
そのことを兄に話すと、
「そりゃあ、晶人、お前が悪いぜ。『女心と飽きらせるぜ』ていうからなあ~。結局、お前は飽きられたのかもなあ~。」
と意味の分からないことを言われたのだった。
言葉遣いの癖は、笑うときはいつも「ギャハハハハ!」を多用する。
ブルマーはホコリまみれで、その後、喘息が起きました。(涙)




