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7-5 遂に10万のハイオーク軍の大量虐殺が始まる

南部都市サザンシティ駐屯基地は陥落し、多くの人間と亜人に被害が出ていた。また、サザンシティ駐屯基地の8百名のランス歩兵体も命がけで戦っていたが体長8m、亀の甲羅のような特殊な形状をした鎧ヨロイを身に纏マトい、幅の広い大鉈オオナタを武器として振るうハイオークに敵カナうはずがなく、一方的に斬殺され、その場で首を斬り落とされ、吹き出す血を大きな口で吸い取られ、牙キバで腸を引き千切られた上に、胴体から足を引き千切られ食べられているという、あまりにも残忍な阿鼻叫喚の世界が至る所で行われていた。

 さらには、多くの市民が虐殺された挙句、体ごとバラバラにして食べられるところが至る所で起きていた。


 一方、その頃、イエロードラゴンやグリーンドラゴン、ブルードラゴン、レッドドラゴン、ブラックドラゴン、ゴールデンドラゴン、レインボードラゴンは大念話で話し合っていた。


「イエロードラゴンだ。おい、今の大念話を聴いたか?にわかには信じ難いな?」


「グリーンドラゴンだ。大和晶人という人間が天の使徒であるという確証はあるのか?」


「レインボードラゴンだ。お前ら、何を言っている!自分の洞窟の前を確認してみろ!『天』がつくる魔法陣と同じ模様の大魔法陣ができているではいか!ちゃんと確認しに行ってみろ!これは『天』の使徒でなければ作れない模様だ、しかもサイズを見ろ!大魔法陣ではないか!『コスモサイコキネシス・インフィニティ』をもったお方でなければ作れぬサイズだぞ!女、子供を除き、同族の中で戦闘に参加できる者を募れ!できるだけ早くせ参じなければ、我らドラゴン族の恥と知れ!」



 早馬に乗った伝令は、次の伝令に内容を伝え、リレー形式で伝令の内容を伝えていた。あと一人の伝令でアラバス城に到着する予定だった。その間に、内容を知らされた南部駐屯方面部隊のドーメル少将は、5百のランス騎馬隊と2000名のランス歩兵部隊を率いて、現場へ急行し、ハイオークと戦闘状態なっていた。しかし、数とパワーで勝るハイオークは、ランス騎馬隊を圧倒的に蹴散らした上に、馬や騎乗していた兵士まで食い殺すありさまだった。


「おい、ランス歩兵、すまないが、伝令を頼む。生き残った馬に乗り、城にこの惨状を伝えてくれ。できるだけ多くの部隊を南部に派遣しなければ中央都市に侵略してくると。」


「はい、分かりました。身命を賭して、伝えて参ります。」


「頼んだぞ。」


「はい。」


 1時間後、南部都市サザンシティ駐屯基地は陥落し、多くの人間と亜人に被害が出ていた。また、サザンシティ駐屯基地の8百名のランス歩兵体も命がけで戦っていたが体長8m、亀の甲羅のような特殊な形状をしたヨロイを身にマトい、幅の広い大鉈オオナタを武器として振るうハイオークにカナうはずがなく、一方的に斬殺され、その場で首を斬り落とされ、吹き出す血を大きな口で吸い取られ、キバで腸を引き千切られた上に、胴体から足を引き千切られ食べられているという、あまりにも残忍な阿鼻叫喚の世界が至る所で行われていた。




 そのような状況の中、ようやく中央都市であり首都であるアラバスのアラバス城に早馬の伝令が到着し、大佐や国王に惨状が報告された。


「なに、なんじゃと、南門が破壊され、多くの死傷者が出るばかりでなく、喰われているだと!その話はまことか!」


「はい、伝令によると一方的に惨殺され、人間や亜人たちが食べられているとのことです。南部都市のサザン駐屯基地もほぼ壊滅状態に陥っています。ハイオークの軍勢は、他の南部都市と村々を蹂躙ジュウリンし、アラバス城に接近しております。」


「ボレロ大佐、いかがすべきものか?」


「はい、城門に都市の市民を早急に入れ、城門を固く閉じましょう。籠城ロウジョウ戦です。国王と王妃、第一、第二王女は城の地下3階にある鋼鉄の間に退避してください。後は、私が指揮を執ります。」


「お父上様、私は戦います!」


「馬鹿な!何を血迷っているソフィア!相手は人間の体を切り裂き、その血肉を食べるハイオークじゃぞ。」


「それでも、私は、戦います。ボレロ大佐と共に戦います!この国を守ります!」


「ダメじゃ、絶対にダメじゃ、我が娘を死地にオモムかせる親などおらぬわ。ついて参れ!」


「そうですよ、ソフィア、ここで死んではなりません。お父上の言うことに従うのです。」


「でも、」


「ピシャ!」

 エリス女王は、ソフィア第一王女の頬を叩いた。


「絶対にダメです。地下に行きなさい!近衛兵!近衛兵!」


「はい!」


「ソフィア第一王女を連れて、地下3階の鋼鉄の間に強引に連れて行きなさい!20名ほどで取り囲んで連れて行くのですよ。」


「ハハーッ。」



 それから20分後。


「申し上げます。ソフィア第一王女に逃げられました!ランスをもって城から出て行ってしまいました!」


「な、な、何じゃと、20名の近衛兵は一体何をしていたのじゃ!」


「ドレスを着替えるからと言われ、自室に入られたのですが、部屋から出て来るのがあまりに遅いため、ドアを破壊し突入したところ、4階の自室の窓から消えていなくなっていました!どうやら戦闘着を着て出て行ったようです!」


「クウウー!あのおてんば娘が!探せ!街を探せ!探し出して連れて戻ってくるのじゃ!」


「エリスよ、どうしたらいいんじゃ?」


「ソフィアのことは、祈りましょう。兵士が連れて戻ってくるのを待つしかありません。それよりも、国王がそのような情けない態度でどうするのですか!市民をできるだけ城内に入れるようにうんと働きかけをすべきです!」


「わ、分かった。すまぬ。エリス。わしは、国王として失格じゃ。『天』の使徒さえ追放しなければ・・・。悔やんでも悔やみきれぬわ。」


「さあ、国王陛下、女王陛下、第二王女様、地下の鋼鉄の間に避難してください。後は我らにお任せを。」


「これ、近衛兵!国王様たちを地下3階の鋼鉄の間に案内せよ。」


「ははっ。」


 後手後手に回ってしまったアラバス公国軍。晶人たちの救援は間に合うのか、それともさらに蹂躙されていくのか?アラバス公国史上始まって以来の大殺戮が始まった。

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 筆者は、少年期の酷いいじめの経験と青年期の二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験しました。世界で起きている侵略戦争に対して、強い憤りの念をもつ筆者が、せめて異世界の小説の中だけは、侵略戦争を食い止め、勧善懲悪を貫き通す武士道精神をもった薩摩武士の生き様を描きたいという強い思い入れがあり、せめて異世界ものの小説は絶対的な「善」が存在し、絶対的な「悪」を懲らしめるといったストーリーを軸足に据え、筆者の実体験を基にしながら、主人公が数々の危機を乗り越えながら予定調和的な結末に落ち着くことで、現在起こっている侵略戦争に対するアンチテーゼを提案したいと考えています。 #男主人公 #超能力 #侵略戦争 #臨死体験 #心肺停止 #薩摩示現流 #コスモサイコキネシス #勧善懲悪 #ロマンス #心理学 #大量虐殺 #武士道精神 #命の尊さ #転移 #薩摩隼人
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