5-3 「天」との出逢い3 異能の力
「天」が晶人に与えようとする異能の力の全貌が明らかになる。
「『天』よ、いまいちピンと来ないのですが?」
「では、晶人よ、両手を前に出せ。紙を渡す。」
「パッ。」
「目を通してみよ。」
「あっ、紙に文字が書いてある。読めないぞ。」
「晶人、お主は異能の力である『コスモサイコキネシス・インフィニティ』を使うのじゃ。お主の脳内で『読みたい』と思念するだけで読めるのじゃよ、ホッ、ホッ、ホッ。」
「あっ、本当だ、『読みたい』と思っただけなのに、読めました。」
晶人は、紙に書かれた文字を、声に出して読んでみた。
①晶人さんには、宇宙一の異能の力である『コスモサイコキネシス・インフィニティ』を付与しましょう。『コスモサイコキネシス』とは、宇宙のエナジーによる『念動力』であり、直感やイメージを先行させるだけで発動できる異能の能力を意味します。
②『インフィニティ』とは『無限大』です。この力をもつ者は、全宇宙で『天』と『大和晶人』だけです。
③物事の真偽を見抜く『真偽の瞳』と『コスモサイコキネシス・インフィニティ』を変化させた『サイコキネシスソード』を差し上げます。
④特に、『サイコキネシスソード』には、土魔法、水魔法、火魔法、風魔法、雷魔法、レーザービーム魔法をイメージするだけで使えます。また、物体再現魔法、細胞再生魔法、治癒魔法、完全治療魔法、疲労除去魔法、身体強化魔法、超高速攻撃魔法、高速物体スロー再生魔法、言語変換魔法、望遠魔法、遠距離聴覚魔法、思念伝達位置特定魔法、透明化魔法、無音無臭魔法、幻惑魔法、幻惑・幻覚・幻視・幻聴・思念伝達操り魔法、全耐性魔法、転移魔法、座標軸特定移動魔法、超高速移動魔法、空間飛行魔法、防衛用バリア魔法、魔獣・魔人服従魔法、ダンジョン全体魔獣・魔人服従魔法、3D拡大縮小魔法、魔素・瘴気無力化魔法、高速物体スロー再生魔法、薩摩示現流勧善懲悪悪魔斬り魔法、透明化スルー魔法、物体浮遊魔法、酸素自動吸引魔法、獣人化魔法、錬金術魔法、念話、大念話、スクリーン投影画像魔法、地球転移魔法、影武者魔法、自家発電電気魔法、拡声器拡大魔法、魔力吸収魔法、思念・欲望把握魔法、魔法陣転移魔法、大魔法陣転移魔法何でも保管できる次元収納ストレージなどの魔法についても、晶人さんが思念でイメージするだけでこれらの魔法が発動されます。
⑤他にも、城壁や城、運河、水路、農耕、ビル、マンション、食料なども思念でイメージするだけで物体や物質をつくることが可能です。これ以外の魔法でも思念でイメージするだけでどんな魔法でも可能になります。
⑥加えて、『サイコキネシスソード』の柄の下の部分にはレベルダイヤルが0から10まであります。レベル0だと、大宇宙一文字という名刀だけになります。レベルが8になれば、銀河系の太陽ですら斬ることができます。基本的には、レベルを6以上にすると、惑星が斬撃で真っ二つになりますので使わないようにお願いします。
⑦晶人さんの『サイコキネシスソード』とそれに付随する③の魔法を、渡したい人に選択して渡すことも可能です。その際は、相手と見つめ合ってください。そうすれば自動的にその力を相手に付与することが可能です。ただし、一定の時間を要します。不適格な人物や亜人には付与しないようにしてください。思念によるイメージによっては、複数名に魔法を付与することも可能です。
⑧ただし、⑦の『サイコキネシスソード』とそれに付随する③の魔法の威力は、それを使用する者の、宇宙のエナジーによる『念動力』×精神力になります。
したがって、
➊使用する者の、宇宙のエナジーによる『念動力』×精神力=サイコキネシスソードの威力
➋使用する者の、宇宙のエナジーによる『念動力』×精神力=サイコキネシスソードに付随する魔法の威力
「どうじゃ、晶人。お主は異能の力である『コスモサイコキネシス・インフィニティ』をもつを者は、このわしとお主だけなのじゃ。この異能の力は、無限じゃ。そして、お主の脳内で思念するだけで発動できるのじゃよ、ホッ、ホッ、ホッ。紙に書かれておる名称など覚える必要はない。要は、イメージじゃ。直感やイメージを先行させよ!ただし、この力を誤って用いるでないぞ。誤って用いれば、この惑星は瞬時にお主ごと吹き飛ぶぞ。十分に気を付けるのじゃぞ。それから、注意書きの⑧には十分な配慮を怠ってはならない。お主の付与したサイコキネシスソードの威力は一定ではないということじゃ。サイコキネシスソードの威力もサイコキネシスソードに付随する魔法の威力も、それを使用する者の、宇宙のエナジーによる『念動力』×精神力で決まるのじゃよ。これは足し算ではないぞ。掛け算じゃ。どちらかが1つでも0であれば、サイコキネシスソードの威力もサイコキネシスソードに付随する魔法の威力も0なんじゃ。」
「では、『天』よ、どのようにして2つの値を上げるのでしょうか。」
「うむ。宇宙のエナジーによる『念動力』はぼっけもんずのメンバー以外は、固定しておる。つまり、ぼっけもんずのメンバーの宇宙のエナジーによる『念動力』は限りなく高いが、魔物や魔人たちのそれはもうその個体によって既に決まっておるのじゃ。じゃから、鍛錬に鍛錬を重ね、斬り合いの修羅場をくぐり抜け、精神力の数値を上げるしか方法はない。だが、悲観するな。戦場の死線をくぐり抜けて行けば自ずと精神力の数値は上がる。だから、日頃の鍛錬と戦場での修羅場の経験値によって精神力は高まる。それを忘れるな。」
「『天』よ、私の精神力の数値はどのぐらいなのでしょうか?」
「お主は、幼少期から好むと好まざるとに関わらず、地獄の修羅場をくぐり抜けてきておる。お主の幼少期から成人期までの修羅場はわしが最も知っている。お主の精神力は無限じゃよ。教え子の死と二度に及ぶ心肺停止と臨死体験と死後の世界の体験までしておる。さらには、激痛性の中枢性疼痛による外因性うつ病を患い、2度の自殺未遂を体験してきておるのじゃ。じゃから、お主の精神力は、MAXなんじゃよ。お主やぼっけもんずのメンバーたちは完成されておる。後は、仲間たちに厳しい修業を課し数多の戦場での死線を経験させることが重要なんじゃ。」
「はい。これらのことは、肝に銘じておきます。」
『コスモサイコキネシス』とは、宇宙のエナジーによる『念動力』であり、直感やイメージを先行させるだけで発動できる異能の能力を意味する。『インフィニティ』とは『無限大』である。よって、脳内で思念するだけで発動できる特異性を有していた。しかし、使い方を一歩誤って用いれば、この惑星は瞬時に吹き飛び、この惑星に住む人間や亜人だけでなく、晶人自身も即死する非常に危険性なものであった。




