それぞれの特訓
誤字脱字報告ありがとうございます
「よし、全員揃ってるな、来週から魔法祭がある、これは魔法の実力を図り1位から5位までは対外試合に出て貰う」
朝礼のときブライアン先生がそう言ってきた
「もちろん、魔法が苦手な者もいるだろう、そういう者は秋にある武道祭に出てもらって構わない、これはあくまで魔法の実力を披露する場であり対外試合のメンバーを決めるものだ」
「先生、その対外試合のメンバーになったらなにか良いことあるんですか?」
「もちろんあるぞ、対外試合のメンバーになったら魔法師団の道も開ける、他にも色々とあるが成績としても上乗せされる」
「でも先生、ウィンとフレアがいるから1位2位はもう決まってるじゃないですか?」
侯爵家の子息がそう言うとブライアン先生は口を開いた
「安心しろ、2人には中級魔法までに限定させて貰う、構わないな?」
「ええ、勿論よ、中級でも私達は問題ないわ」
「そうですね、僕達は構いません」
「と言うことだ、魔法の使い方次第ではお前も1位2位狙える可能性があることだ」
「魔法祭はどれぐらいの期間やるんですか?」
「1年は来週1週間かける、これは全クラスの希望者でトーナメントをするためだ、ただしウィンとフレア、おまえ達は決勝で当たるように細工はさせてもらう」
「構いませんよ」
「そういえば、ウィンと戦うのっていつぶりしら?」
「そういえば、最近は戦ってませんね」
「なら久しぶりに戦えるわね、絶対負けないわよ」
「言っておくがお前らの直接対決でも中級までだからな?」
「そんな!ウィンなら大丈夫よ」
「お前らが大丈夫でもトーナメント場が持たないんだ、1年の使える場所は中級までしか耐えれない仕様なんだ」
「あら、残念ね」
「仕方ないですね、今度師匠の家でやりましょうか」
「そ、それって」
「フリージアさんとトール君も呼びましょう」
「やっぱりそうだよね」
「まぁそういうわけで、今日から魔法祭まで魔法の練習を増やす、Sクラスは魔法祭に全員参加だからそのつもりで練習するように」
そういって僕達は魔法祭まで魔法の授業がメインになった。
その余波は僕達の魔法練習にも及んだ
「なぁ、ウィン、初級魔法でもトーナメント勝ち上がれる方法ってないかな?」
ガッツ君がそう聞いてきた
「ガッツ君は中級魔法使えるようになりましたよね?」
「あれ1発うつと魔力がなくなるんだ、だから初級魔法でも勝てないか考えてるんだが思い付かなくてね」
「では手数を増やすのはどうですか?」
「どうするんだい?」
僕はわかりやすいように魔方陣を展開した
「このようにひとつの魔法で今の僕でしたら初級で50個まで展開できます」
「ご、50!」
「まずは2つ展開できるようにしてみましょう」
「わかった」
僕が教えてるとオーリー君はトール君に相談していた
「なぁ、トール先輩、あっちは手数を増やす訓練してるけど俺はそんな器用じゃないんだ、なにかないか?」
「ならば一撃特化型にしてみるか?」
「どうするんだ?」
「簡単だ、普段放っている詠唱に魔力を込めるだけだ、これを祝詞と言う」
そう言ってトール君は魔方陣を出した
「わかりやすくやるぞ。まず、これが普通のサンダーアローだ」
そう言ってサンダーアローを撃った
「次に魔力を言葉に込める『雷よ、矢となり敵を貫け、サンダーアロー』!」
すると先程より大きな魔方陣が現れた
「ふん!」
そしてサンダーアローを放つと先程より高威力になっていた
「すげぇ!やり方教えてくれ!」
「では魔力循環を更に上達することだ、そうでなければ魔力は言葉に乗らず威力は上がらない」
「よし、わかった!」
こうして僕達はそれぞれの特訓を行い魔法祭を迎えた
閲覧ありがとうございます
高評価や感想、ブックマークして頂けたら嬉しいです




