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テンペストの弟子~男の娘魔法使いは学園を謳歌する  作者: 春菊


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王宮前~師匠視点~

誤字脱字報告ありがとうございます

テンペスト視点です

私達が王宮にたどり着くとそこには騎士団だったであろう氷像が何体もあった


「これは『永久の氷獄』かしら」

「みたいだね、あそこにフリージアがいるよ」


イグニスが指差した方向には白い息を吐いて杖を下げた女の子がいた


「・・・・あ、イグニス様、テンペスト様」

「お久しぶりね、フリージア、この魔法は貴女が撃ったのかしら?」

「・・・はい、魔物を召喚してきたのでこれ以上呼ばれないように撃ちました」

「ここまで大規模な『永久の氷獄』を撃てるとは、成長したな」

「・・・・ありがとうございます」

「トールのやつはどうした?」

「・・・・あそこ」


フリージアが指差した方にはサイクロプスと戦っている青年がいた


「ふはは!Aランクの魔物とはいえこの程度か」

「ずいぶんと楽しんでるな」

「おや、イグニス様ではありませんか!」

「楽しんでいるところ悪いんだが倒してくれないだろうか?それとも私がやろうか?」

「おや、そうですか、では終わらせますぞ『雷神の系譜』!『雷霆双打掌』!」


強化魔法をかけて一気に懐に入り両手の拳をサイクロプスに当てた。

そして一気に雷の力を流し込み心臓を停止させた


「1年前よりスムーズに出来るようになってるな」

「ありがとうございます」

「・・・・それでこの人たちなんですか?」

「この国を転覆させようと画策した人達よ」

「こんなふざけた物を用意するぐらいにな」


そうイグニスは腕輪を2人に見せた


「・・・・その腕輪、ファッションだと思ってた」

「うむ、侯爵家以上は皆つけていたのでそういうのが流行っているのかと思っておった」

「あなた達ね、まぁウィンが見つけて私に報告してきたからわかったことよ」

「・・・さすがウィン」


フリージアはそういって頬を赤らめた


「そう言えば貴女はウィンに惚れてたわね」

「・・・ウィンは可愛い、可愛いものは好き」

「俺はあの線が細いのは好きになれんな、男ならやはり筋肉が必要だ」

「・・・・筋肉馬鹿に聞いてない」

「喧嘩しないの」


そうしていると王宮から近衛兵がやってきた


「これは!ロードウェイ公爵家のマーク様!貴様らがやったのか!」


そう言って私達に剣を向けてきた


「あら、私達を知らない近衛兵なのね」

「・・・彼も凍らす?」

「ま、待ってくれ!魔女殿達!」


すると王が急いでやってきた


「あら、王様、こんにちは」

「そなた達がこのような事をするはずがない、なにかあったのか教えて貰いたい」

「まずはあの死体どうにかしたほうが良いんじゃないかしら?」

「これは!サイクロプスか!なぜこのような所に!」

「・・・・彼らが呼び出した」

「な、そんなことが出来るのか!」

「禁忌の魔法よ」

「そ、そうか、それを彼らが行ったと、にわかには信じられんが」

「はぁ、なら証拠を見せるわ」


私はため息をついて魔法を使用した


「『追憶の風』」


私は記憶を全員に見せた


「なんと、恐ろしいことを考えてたのだ、これはロードウェイ家を家宅捜索せねば!」

「あとその腕輪も禁止にしなさい、そのせいで弱くなってるわよ」

「わかった、禁止令をだす」

「それで、この者達は死んでいるのか?」

「・・・・死んでいない、そのうち元に戻る」

「そうか、なぜこのような事をしたのか聞きたい、地下牢へ連れて行け」

「この腕輪つけた上で奥歯に仕込んでる毒も片付けといたほうが良いわよ、別の騎士がそれで自決したらしいから」

「そこまでするのか、わかった」


王はそう言って王宮に戻っていった


「私達も帰りましょうか、疲れたわ」

「全くだ、なにか食べて帰ろうか2人もどうだ?」

「・・・・・ごちそうになります」

「ありがとうございます」


私達はそう言いながら街に戻った


閲覧ありがとうございます

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