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テンペストの弟子~男の娘魔法使いは学園を謳歌する  作者: 春菊


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36/50

第三騎士団の反逆

誤字脱字報告ありがとうございます

「戻ったわ、イグニス」

「おかえり、テンペスト、その顔、どうやらろくでもないことがあったようだな」

「ええ、胸くそ悪いわ、それにしても派手にやったみたいね、当たり一面焼け野が原じゃない」

「殲滅は私の魔法の得意とするところだからね、さてこれからどうする?」

「魔物の供給源は止めたわ、あとはこれを起こした第三騎士団を取っ捕まえるだけよ」

「第三騎士団がやはり絡んでいるのか」

「ええ、ウィン達が第三騎士団とやりあって召喚魔法を使ってきたそうよ」

「黒確定だな」

「ええ、全力で探そうと思うわ、ここまで騒ぎを起こしたもの、他にも何か仕出かすと思うわ」

「関知系ならテンペスト、お前の得意分野だものな、頼む」


私は目をつむり魔力を高めた


「『風よ、廻れ、全てを探せ、ウィンドエコー』」


私は風の魔力を薄く伸ばした


「相変わらず凄いな、これは私には出来ない魔法だ」

「これかしら」


私は変な行動を起こそうとしてる一団を魔力で捉えた


「なにやら集団が王宮に向かってるわ」

「どうやらもう、なりふり構わない感じかな」

「行きましょうか、ここ任せて良いかしら?」


私は近くにいた冒険者に声をかけた


「あ、ああ」


私達はフライで空を飛んだ


「あそこね」

「確かに物騒な集団だな」


私達は彼らの前に降り立った


「な!人が?」

「いったいどこから!」

「そんな武装をしてどこに行こうとしてるのかしら?」

「貴様らに言うことはない」

「王宮を乗っ取るつもりかな」

「なぜ、そう思うのかな、勝手な思い込みはやめて貰いたい」

「10年前のファイアーベアーで得た地位でこんなゴミをばら蒔き王都の兵達の魔法を低下、そして王都学園の実地訓練で正体がバレたから今こうやって行動してる」

「10年前のファイアーベアー、暴風の魔女か」

「お久しぶりね、ロードウェイ団長」

「ええ、悪いことは言いません、そこを退いてください」

「反逆でも起こすのかしら?」

「ええ、この国には生ぬるい、もっと他国を侵略し国土を広げるべきだと思います」

「そのためにこんなゴミを配ったと?」

「誰も疑問を持たずに使ってくれてる、ありがたいことですよ、魔力吸収で一度国家を翻し、新たなる王として君臨する、本来ならもう少し時間をかけようと思ってたんですが、少々予定が早まりましたよ」

「ウィンがこれの本性を見抜いたおかげね」


そういって先ほど壊した腕輪を放り投げた


「ウィン、貴女の弟子でしたか、彼のせいで予定が大幅に狂いましたよ」

「それでどうするのかしら?私達を倒して王宮にいくのかしら?」

「まさか、魔女に勝てると思ってませんよ、だからこうさせて貰います」


そういって近くにいた住民達を切り付けた


「なにを!」

「こい!『ケルベロス』『オルトロス』」


ロードウェイ団長は魔物を2体召喚した


「Aランク魔物にSランク魔物ね」

「やれ!」


そういって第三騎士団達は去っていった


「イグニスやるわよ」

「さすがにこれは放置できないね」


こうして私達はケルベロスとオルトロスと戦うことになった


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