スタンピード~師匠視点~
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私は王都の別邸でイグニスを呼んでいた
「しかし、今王都ではこんな粗悪品が出回ってるのか」
「みたいよ、ウィンが教えてくれなかったら気付かなかったわ」
私達はウィンが教えてくれた腕輪を調べていた
「表向きは魔法制御の腕輪ってなってたわ」
「たしかに、魔力が少なければ制御はしやすい、理には叶っているがそんなことをすればこの国は滅ぶぞ?」
「なにより怖いのが誰もこれの怖さに気付いてないところね」
そう話をしていると警報が鳴り響いた
「警報?珍しいわね、使い魔を飛ばすわ」
私は使い魔を飛ばし街の中、街の外を見渡した
「これね」
「何かあったのか、テンペスト?」
「街の外に大量に魔物が現れているわ」
「それは厄介だな、しかしなんでまた急に現れた?そんな兆候は無かっただろ」
「もう少し奥の方飛ばしてみるわ」
私が使い魔を飛ばしていると黒いローブを着た人間達が次々と首輪をした人間をナイフで差して黒い靄を生み出していた
「っ!なんてことを!」
「テンペスト、どうかしたの?」
「どこの誰かは知らないけど召喚魔法を使ってるわ!」
「禁忌の魔法か、厄介だな」
「イグニス、これは私達も出るべきだと思うわ」
「そうだな、こんな腕輪を付けてるんだ、騎士も剣などでは戦えても魔法は駄目だろう、行こう」
「飛んだ方が速いわ『風よ』」
私とイグニスは宙に浮いた
「相変わらず便利な魔法だな、ウィンも使えるのか?」
「教えてあるに決まってるわ、『フライ』に関しては私より才能あるわよ、ウィンは」
「優秀な弟子で羨ましいな」
私達がそのまま門の外に出るとすでに騎士や冒険者が戦っていた
「イグニス下ろすわよ」
「ああ、頼む」
イグニスを下ろすとイグニスはいきなり魔物に向かって魔法を放った
「『フレアガトリング』!」
「『サイクロンエッジ』」
私も魔法を放った、私達の魔法は大量に魔物を葬り去った
「し、失礼します!暴風の魔女様、灼熱の魔女様とお見受けします!」
「貴方は誰かしら?」
「は!私は王軍魔法部隊隊長のコーラル・スパイラルと申します!」
「スパイラル、ウィンが一緒に班を組んだって言ってたリーフちゃんの兄かしら?」
「はい!リーフは妹です!」
「それで貴方達はどこまで分かってるのかしら、このスタンピードに関して」
「それが、この件は第三騎士団が受け持つと言って出ていったきりで、我々は魔物を退治する事しか出来なく」
「第三騎士団ね」
「テンペスト、なにか知ってるのか?」
「ウィンを拾った日に出会ったのが第三騎士団なのよ、私が倒したファイアーベアーを持って去っていったわ」
「それって横取りなんじゃ」
「私は別に構わなかったんだけど、そう第三騎士団ね」
「それで我々の魔法だけではこの魔物の群れは倒しきれません、どうかお力添えをお願いします」
「その腕輪があるかぎり貴方達に未来は無いわよ」
「これは魔法制御の腕輪でして、ロードウェイ公爵家が善意で」
「ロードウェイ、確か第三騎士団の団長がそんな名前だった気がするわね」
「はい!マーク・ロードウェイ隊長です!」
「テンペスト、これって怪しくないか?」
「そうね、先に言っておくわ、それは魔法制御の腕輪ではなく魔力吸収の腕輪よ」
「え?は?魔力吸収?」
「イグニス、ここ任せて良いかしら?私は先にいって召喚魔法を止めてくるから」
「構わないさ、それに私の魔法は森の中では使い勝手悪いからね」
「そうね、あと一応、王宮の守りに、コキュートスとボルテックスの弟子にお願いしましょう」
「なら使い魔を飛ばしたおこう、あの2人は優秀だから負けるはずがないしね」
「ウィン達にも使い魔飛ばしておきましょう、心配させないためにね」
「そうだね」
こうして私達は使い魔を飛ばした
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