082_【理解】停止
もう理解の範疇を超えていた。
修行していたら、瘴気を発見し、それの発生源調べたら龍に出くわす。
その横には魔王がいて、戦う事に。
気づけばボロボロにされて、目の前で。
「目の前で・・・?」
師匠がいた場所には、何もなかった。
いや正確には、師匠の持っていた剣と身につけていたもの数点が転がってるだけだった。
「うへぇ、人があれを直撃するとこうなるのねぇ・・・」
《コレデオワリダ、ユウシャヨ》
「安心してねぇ、お姉さんがちゃぁんと殺してあげる。これで、あいつにでかい顔させなくてすむわぁ!」
龍と魔王がこちらに向かい、それぞれ何かを言ってくる。
俺はそれを受け止められない。
もう俺の心は限界だ。
理解できない。
「ししょう・・・」
じりじりと近づいてくるりゅうとまおうが。
「ししょう?ししょう!ししょうーーー」
もうおれはおかしくなっていた。
そしておれはこのままでいいとおもった。
ピロン
固有スキル【深理解】
の停止を確認致しました。
サブツリーの【冷静】
も停止致します。
いままでかかえてたものがいっきにあふれる。
くるしみ。
かなしみ。
にくしみ。
いかり。
もうわけがわからない。
それでもいいや。
おれはもう理解りたくない。
ピロン
スキル[狂化]
を取得しました。
おれはそれをはつどうした。
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