表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キリングワンアナザー ~8人の勇者と4人の魔王~  作者: 日進月歩
第一章 王国・公国篇 旅立ち
12/119

011_魔王軍会議

老いた表情に燕尾服、その男は周りを見渡し、一際豪華な椅子に4名が座っているのを確認すると声を上げた。


「4名ともお揃いですね。それではヨツンヘイム魔国 魔王会議を始めたいと思います。それでは第1軍からお願いします」

「それでは第1軍から報告させてもらう。先日、ヴァナヘイム神国が魔国領内へ向け調査隊を派遣させていた。すぐさま近くの部隊に、これを迎え撃つよう指示をした」

「第2軍ですわね、先日帝国からの間者に色々と吹き込んでおきましたわ。うまくいけば人間同士で無駄に争って頂けるのではないかと」

「第3軍は先日報告した通り、勇者の復活は間違いない。消えた8人目については探しているがまだ分からないな」

「第4軍は通常どおりですよ。モンスターの生産量も徐々に増やしておりますが、あまり激しい戦闘になると消費量の方が多くなるんじゃないかと思いますね」

第1軍~第4軍の軍団長と呼ばれる者達がそれぞれと報告を行う。


「本格的な開戦になれば、致し方なかろう。我がいれば数の差など大した問題ではない」

威風堂々と応える筋骨隆々の男性。

眼光の鋭い男は魔王 間壱まひと 壱成いっせい


「魔王も勇者も、その存在だけで国家を脅かす。だが個々で強くとも勇者の方が数が多いのも事実、1人ずつ始末するに越したことはないな」

冷静に話す細身の男性。

暗い影を落としたような男は魔王 参賀さんが 参珠さんじゅ


「勇者ちゃん達を始末するのはもちろんよ。けれどせっかく魔王として転生出来たのよ。この世界を混沌に導きたいわぁ」

派手な衣装に包まれた女性。

化粧っ気の強い女は魔王 弐之宮にのみや 己狗弐みくに


「まぁまぁ、いいじゃないですか。向こうはまだ8人もいるんですよ。ゆっくりと勇者討伐や世界征服をしましょう」

のんびりとした口調で話す、常に笑顔でいる女性。

おっとりとした女は魔王 上拾石かみじゅっこく しゅう


「考え方はそれぞれだ。我らが魔族に不利益を犯さぬ限りは、好きに勇者達を討伐するも他国を侵略するも最初の会議で決めただろう」

「その通りだ。馴れ合いで足を引っ張るくらいならば己で切り開くと。また目的が合えば手を取り合う事も可とな」

「それもそうねぇ。ワタシはもう飽きたわぁ、あとは軍団長にお願いね」

「はっ、畏まりました」

ちらりと大臣の方を見る。


「そ、それでは続けましょう!次の議題ですが、参珠様による勇者暗殺計画について…」

お読み頂き、ありがとうございます。


毎日22時更新予定。

感想・レビューお待ちしております。

誤字・脱字も報告頂けましたら対応致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ