file.last-end come・me区は…
前回のあらすじ…
ハルケイン・デェフォーマー・ウイルスが完成していればあるいは…
ハルケイン「…………」
ハルケインは一言も発さず、新たにチェーンソーや銃撃などの攻撃を増やして相手に対応させることで徐々に削ろうとしている
句崇刃「流石に手数が多いな…防戦一方にさせて俺の力を打ち込まさせないつもりか…」
更にハルケインは量子の塊のような玉を飛ばしてくる
句崇刃「なんだこれ…は!?」
咄嗟に避けたもののそれが通った空間はまるで削られたかのようになり、触れてはいけないような存在を感じさせる…
鬼沙羅「みるからにやばそうな攻撃だよ、気をつけてね…」
句崇刃「これ一つならいいが…相手も必死になって作ったウイルス、やばい攻撃が増えなければいいが」
それから時折放たれる量子弾を避けつつ攻撃を加えられる隙を探していくが…
句崇刃「……思ったより苦戦しそうだな、黒幕もなりふり構わずハルケインを使い捨てるつもりで無理矢理いろんな行動をさせている…こっちももう助けるなんていってる場合ではないか」
鬼沙羅「ほんとならなんとかしたいけど…もう何も受け付けない感じなんだよね、だったら私がやるべきことは句崇刃君のサポート!」
鬼情のローレライによる回復で傷を直していく
胤波「今話しかけても大丈夫か?」
句崇刃「さっきよりは苦戦する戦いだが話しかけても大丈夫だ、何かあったのか?」
胤波「こっちもやられっぱなしというわけではいけないと思って今解析をしているんだが…どうやらウイルスの影響を受けていなさそうなところが少しだけあるみたいでな…」
句崇刃「なるほど…つまりその場所が弱点の可能性はあるか、特定を待ってくれということでいいのか?」
胤波「そうだな、相手も君に撃ち込ませまいと攻撃をしている…だから逆に弱点に一発ぶち込める隙があれば勝てるはず」
句崇刃「しばらくは持久戦か…でも相手も何を繰り出してくるかわからねえ、できるだけ早く頼むぜ」
胤波「当然だ、これ以上舐められてたまるかってところだ」
鬼沙羅「回復なら私の専門だから無茶はせず、危ないときはしっかり戻ってきてね」
その後はハルケイン側にも新たな行動は見られず、そのまま少しの時が過ぎた、この膠着を先に破ったのは句崇刃の方だった
句崇刃「……?さっきは足元にあんなものなかったよな…何かあるのか?」
句崇刃は少し強めにその盾のようなものを蹴り上げる、少し動いたがまだ破壊するには至らない
句崇刃「硬いな…だが硬くするということはそこに何かがあるはず、無茶はしない程度に狙ってみるか」
しかし盾を蹴られたことに気づいたハルケインはカノン砲のようなものを向けてくる、そこから鉄球のようなものが放たれる
句崇刃「今度は射出攻撃か…普通の鉄球のようなものならいいが…」
しかし期待とは裏腹にそれは爆発する
鬼沙羅「うわわ〜!ちょっと流石に危ないよ」
句崇刃「全くだ、本当に前の面影がないな」
鬼沙羅「ちょっと…その傷、もしかして私を助けるときに…」
句崇刃の脇腹が少しさっきの削りとる球の攻撃によって傷ついている
句崇刃「ほんの少し、避けきることができなかったみてえだな…心配かけてすまねえ」
鬼沙羅「今すぐに回復するか…なんで回復しないの…?」
少しの傷ではあったが何故か回復しない
句崇刃「黒幕のやつが監視でもしてやがったか…それで俺の再生能力やキサラの回復の力に対抗して阻害効果でもハルケインに与えたか、とはいえそんなに簡単に阻害されないとは思ってたんだが…区を襲うだけあって黒幕とやらは相当つよい人間だろうな」
鬼沙羅「傷が回復しないのなら自分の身の安全を守った方がいいよね…」
句崇刃「そうした方がいい…なんか行動も前のハルケインとは違ってきてていつそっちに矛先が向くかわからねえ」
そして更に増えた攻撃に苦戦はしつつも、対抗策に賭けて防御を固めることで対応していく…
鬼沙羅「胤波さん!まだかかりそう?」
胤波「後3分ほどだ…クソ、相手も相当な手練だとはわかっていたが…ここまで時間がかかるはずじゃなかった。こっちが対抗策を出してる間も突破されないように動いている」
句崇刃「でも3分あればいけるんだな…だったら俺はそれを信じるまでだ、まだやれるぜ」
胤波「全く…若い力を借りることになるとはね、信じてるよ」
それを尻目にハルケインは何かを射出してくる
句崇刃「!?なんだ?何が飛んできたんだ」
しかし句崇刃には何も起こっていないように見えているだけだった
鬼沙羅「句崇刃君!その手に刺さってる糸!それが射出されたやつだよ!」
句崇刃「透明化した釣り糸かなんかか?そんなのありか…よっ!?」
ハルケインの馬鹿力でぶん回される
句崇刃「くっ…こっちも力いっぱいだっていうのに中々コントロールできねぇ!」
鬼沙羅「キャア!こっちに石とかが吹き飛んできた!」
句崇刃「飛んだ暴れ馬だなっと!」
句崇刃はキサラを抱えて守る
句崇刃「とりあえず安全なところにっ!?」
ハルケインは二人とも壁に叩きつけようとする
句崇刃「まさかここまでよんでこの攻撃を…思っていた以上に既にヤツは…」
そうして句崇刃はキサラを庇うように壁に叩きつけられ、骨折する
鬼沙羅「…ッ、ごめんなさい私を庇って…」
句崇刃「少しまずい状況かもな…胤波さん後どのくらいでいける?」
胤波「後30秒あればいけるのに…間に合わなかった!」
そうしてハルケインは削りとる球の構えを取る
鬼沙羅「ダメ!句崇刃君がやられたらこの区は…」
そうしてキサラが句崇刃の前に立つ
句崇刃「なっ…やめろ!」
鬼沙羅「ありがと…君と一緒にいれて、夢を見させてもらって…」
勝った!この区にもうハルケインを邪魔できる人間はいない!終わったァァァ!
そうしてハルケインからその凶弾が放たれる
はずだった
胤波「なっ…これは私のとは違うプログラムデータ!?そんなことができる人間は」
???「いるんだよね〜ここに一人さ!」
誰だ!この区にそんなやつがいるわけ…
???「そうですね、私たちはまだ正式には区の一員というわけではないですから」
句崇刃「誰か知らないが…助かった、ハルケインが動きを止めているのは君達のプログラムってやつか?」
???「まあね、確かに複雑なプロトコルだけどアタシには全て見えているよ。とりあえず一分止めたから後はアンタがやりなよ」
クソ!だったらもうこのタワーごとアレで!
???「その隠していたキャノンらしきものは私がたたっきりました、それもうまくやっていたようですが相手が悪かったですね」
句崇刃「君達は一体…」
???「それはまた私たちがこの区に住み着くことになったら教えることにします、ジランさんにはまたよろしくいっておいてください優秀な探偵さん」
???「またね〜お兄さん、また会ったときはイケメンお兄さんの連絡先教えてね〜」
そうして通信に割り込んだ二人組は消えていった
せっかく復讐できると思ったのに!イレギュラーに邪魔されて!あのときみたいに!
句崇刃「胤波さん!プログラムは!」
胤波「今打ち込んだ!ほんとに体の中心にあるコアに衝撃を加えれば全て終わる!今光らせる!」
句崇刃「キサラ!今なら相手の動きが止まってらから回復できるかもしれねえ!」
鬼沙羅「うん!めいいっぱい回復するね!」
そうして全快した句崇刃はまだ動きを止めているハルケインの前に立つ、コアは赤く光り輝く…
句崇刃「お前も被害者だが…使われ続けるのは本心じゃねえだろう、この一撃で終わらせる」
ハルケイン「アリガ…トウ」
鬼 の 慈 拳!
やめろぉぉ!この私の復讐を!この憎悪をなかったことにするなぁぁぁ!
そうしてハルケインはついに止まることになった
胤波「ありがとう…これで区は」
そうしてデータ化していた区の建造物や人間は多少の傷は残るものの徐々に元に戻る
句崇刃「なんとか終わったな、あの二人組にはまた会ったら感謝しないとな…」
鬼沙羅「でもよかった…あのときはほんとに」
句崇刃「……でもキサラが庇ってくれたことは本当は嬉しかった、昔と違ってキサラは強えやつなんだって安心した」
鬼沙羅「いきなり何〜?そんなこと言っても何も出てこないよ」
句崇刃「でも困ったことがあったら遠慮なく相談はしてくれよな、探偵なんでな」
鬼沙羅「そうしようかな、私の」
永遠の友達
句崇刃「おっ、ちょっとはセンス良くなったんじゃねえの」
胤波「イチャつくのもいいが…一旦帰ってこい、みんな待ってると思うぞ」
句崇刃「ハハハ…それじゃ新たな日常へ帰るとするかな!」
鬼沙羅「そうだね!ロキちゃんびっくりするだろうなぁ…」
ありがとうハルケインさん、私貴方のためにまた歌ってみるよ
come・me DS インシデント 第二部 完
file.last-epilogueに続く…




