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come・me DS インシデント 第二部  作者: rianchef
最終章 come・me ダイナミックサーバー計画

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file.last-epilogue come・meのこれから…

???「あいつらめ…だがまだ復讐を諦めたわけじゃないよ、また十数年かけて新たな力を手に入れれば…」

ジラン「できたとしても句崇刃(くたかば)に勝てるとは思えんがな」

???「だ、誰だお前は!なんで私のことがわかる!?」

ジラン「私はまあまあ特殊な家系でな、貴方のような存在も見ることができる」

???「へぇ…でどうしたのかな?もしかして消しにきた?」

ジラン「そうするつもりだったが…お前、私と一緒に来ないか?」

???「私について何か知ったみたいだね、だったらなおさら消す方向に動くと思ったけど」

ジラン「お前がこの区で働いていた優秀な研究員だったが…その思想を危険視されて身内から存在ごと消された名前のない人間であることぐらいだな」

???「思想を危険視ねぇ…でもあの頃はああでもしないと滅んでいたと思うよ、実際立て直しに私の技術を使っているのは本人だから一番良くわかるしね」

ジラン「私としては元は悪寄りの人間だったこともあってお前のことは別にどうと思っていないが…存在を消されたまま退屈だろうと思ってな」

???「はぁ……私がそんなふうに思ってると?」

ジラン「どうやらイストリアに置かれた歴史の書物には意外にも好意的に書かれているものでな…確かに危険かもしれないが、それは区のためだったし…案外誰かに認めてもらいたいとかいうその程度の動機だったのかもな…」

???「そうだね…私もこの区で生きた人間だった、一歩でも踏み外せばそのまま無くなるような場所で手段は選んでられなかった。まあそれが対外的には良くなかったんだろうけど…今の区だって周りがその気になれば…ってなる可能性の方が高い」

ジラン「まぁ…それは句崇刃(くたかば)がなんとかするだろう…」

???「私としてはまぁ…こんな存在した区に鬱憤ばらししつつあいつらの娘に一発かましてやって、さらに区はより強化されたようには感じるから…まあ君についていってもいいかな。なんか久しぶりに私と話せる相手だからか…積もり積もったそういう感情はなんか失せちゃったや」

ジラン「それなら私が管理している博物館にきてもらおうか…絵画を乗っ取ったりしても多少は構わないしな」

???「絵画を見にきた人間に私の存在を知らしめてやるとしますかね」

ジラン「そういやなんて呼べばいいかな?」

???「そうだなぁ…今更昔の名前を名乗ってしょうがないし…きめた!」

私のことはネームレスと呼んでくれ


あの電子化事件、ダイナミックサーバー事件と呼ばれてから2年が経った…

あれからcome・me(クル・メー)区…いや今はcome・me(クル・メー)市となったこの場所がどうなったか話していこうと思う

あの事件後すぐに母さんとその周りの元フェルヴェーレングの人達が復興のために来てくれた、それからすぐに区は意外にも脆いことを知ったみんなはそれぞれの役割を持って区を強くすることを誓って行動することになった。


例えば胤波(つぐなみ)さんはシステムを悪用されないように、前以上に頑張りすぎて周りから心配されていたりする。でもちゃんと休暇を取って今は両親のことを知れる場所や人のとこの行っているらしい、どうやら両親が残した技術やシステムを駆使して市内のセキュリティを強化したいと言っていたので俺はそれを尊重することにした。


名織(なおり)組は組としての活動だけではなく、人材育成の幅を広げてそれぞれ市を守る役職に就かせる活動などもするようになった。ちなみにその流れで師範代がついに隠居してかなさんが正式に当代の名織(なおり)組の組長になったみたいだ、まあかなさんなら心配はないだろう…


また名織(なおり)組が市の内側を守る役目を担う分…外側の敵に対抗する組織として新たにクロスガード・ユニオンが発足された。今の主要なメンバーはバニシアス、ロキ、エマさん、夜鬼嶋(やとしま)さんの4人で運営しているみたいだ。ロキは惜しまれつつもアイドルを引退することになったが、今はバニシアスと一緒に入れることとエマさんと一緒に責任を取って市のために活動してくれる覚悟をしてくれたみたいだ。ちなみにアイドルを辞めてからは針延(しんえん)露季(ろき)を名乗っているみたいだ、まあ相変わらずロキって呼ぶから対してあんまり変化はないかな。夜鬼嶋(やとしま)さんは外との関わりの中で先祖の力をコントロールする術を身につけることにしたみたいだった。まあいうて前よりは確実に良くなっていると感じているから、これからに期待していこうと思う。ちなみに俺に対する態度は微塵も変わっておらず、そのことを盾にされて連れ回されている剣呑(つるの)にすら最近ちょっとヤバいんですと相談された時は頭を抱えたな…


剣呑(つるの)といえば…市になってから探偵のあり方というのも変わってくるようになった。昔は事件の取り合いだった場合もあったが、今は事件を協力して解決しても報酬の金額は等しく払われるようになんとかしたので難しい依頼などは協力して取り組むようになった。市内で困りごとが起きてもすぐに解決できるようになった今は探偵毎にというよりは探偵組織のような感じになった気がする、今の市内は皆で協力して発展したり昔より協力意識が高くなってより区が抱えていた問題に対してうまくやれていると思う。ちなみに保護した子供達の行方が結局わからなくなったこともあって、春咲(はるさき)さんは探偵に復帰することになった。今はかだんとからん、渡部(わたらべ)さんと俺も知らない石郡(いしごおり)探偵事務所のスーパーエースという人物の5人でやっているらしい。正直正体が気になるから探偵業を教えるついでに立ち寄ってみたいものだ


実は市内をどうするかという相談を室伏(むろぶし)にしていたこともあって、その街とうちは友好的な関係をしていることを大々的に公表していたりする。まあ探偵業を良くするためのお金とか宝石商のお嬢さんに頼ってたらするから頭が上がらないし、困った時は駆けつけてくれると言っていたのでまあ今度大事が起こっても絶対に大丈夫なはずだ。あっちの街も前行った時より更に繁栄していて俺も負けてられないなと対抗心が出たくらいだ。


スーリアさんは相変わらずだったが、あの事件の後本家の人間がちょっとはしおらしくなったと思った矢先にやらかしたらしく…結局スーリアさんにしか当主が務まらないとのことで今は研究職と当主の仕事をアリスとテレスと分断してやっているみたいだ。ちなみに電話で本家の人間に対してめちゃくちゃスカっとしたみたいなことをめちゃくちゃ言っていたので、相当鬱憤が溜まってたみたいだな…まあ本人がいいならいいということにしておこう。ちなみに事件を通じて知り合った剣呑(つるの)とは探偵業務の手助けになる機器などを提供しており、それを使ってクールに探偵業をこなす剣呑(つるの)は今や市内でも有名人の仲間入りを果たしている。まあ本人はあんまり気にしてなさそうだけどな…


ハイエンミュラーとその弟子達はそれぞれの道を極めているらしい、ダイアスートはたまに市外でも出張マッサージをすることが増えてきたし、スペードラーは少し前に市内でサーカスを披露してくれた。

ハートニカは研修を終えて今は自分の店を持つまでになっている、いまや従業員50人ほどの結構な規模のスイーツ店の店長だ…立派になったものだ。そしてハイエンミュラーは出自が不明になってしまった名画の回収や違法なオークションの阻止など…多少は危険なことにも飛び込みつつ義賊としての怪盗生活を送っている、戻ってきた絵画を持って感謝する人を見たことがあるからその活動を無理しない程度に頑張って貰いたいものだ。また半年に一度

くらいは食事会でもするか、今度はキサラを連れてな


ちょうどキサラの名前も出てきたし最後はキサラの話をして終わるとするか…

念のため医者にも見てもらって声が完全に戻ったことは確認することができた、医者によると原因不明の何かがまるごと無くなっていると言っていたのでハルケインがそうしてくれたんだろうということで二人で感謝している。そしてそこからは電撃復帰だった、ロキがアイドル引退することを発表したことで悲しみに暮れた会場を一発で元の盛況を盛り返したぐらいだ。それからは一気に前までの人気を取り戻して今日も市内のドームでライブをしている

「ありがとうございました!次が最後の曲です!聞いてください!ハルケイン!」


ほんとは俺も見に行きたかったがこの役職についてから忙しくない日がないくらいで、このライブも特別に映像を送ってもらっているくらいだ。だがまあ一番の親友として活躍をずっと見せてもらえるのは最高の特等席(エターナル・シート)ってやつだな…最近センス無くなってきたな俺も…


そうしていると執務室に二人の女性が入ってきた、姿を見たことはないがあの二人だと確信した、そして俺から声をかける


「初めまして、come・me(クル・メー)市市長句崇刃(くたかば)升斗(じょうと)だこれからよろしく頼む」


〜fin〜


これでcome・meシリーズは一旦終わりです。

次回作は今の所未定です

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