file.4-epilogue 心地よい夢は終わり…悪夢の始まり
前回のあらすじ
既に乗っ取られている
句崇刃「今になって妨害かよ…意地が悪いぜ!」
ガルバルド「ハッハッハッ!こいつらの相手は俺達に任せな!」
邪魔をしてくる敵達を既にここまで来ていたマルエラさんとガルバルドさんが対応してくれている
かだん「それでどうやって戻るんだ?私達は個別にここに来たわけだが、その方法じゃ遅い気がするぜ」
句崇刃「すみません、両親のお二方には悪いですがエマさんは解放していきます。また全てが終わったらもっと長めに置いていきますので…」
ガルバルド「構わねえよ!緊急事態なんだってなぁ!うちの娘で助けになるんなら連れてってやってくれ」
マルエラ「このぐらいの手助けで期間が伸びるならお安いごようよ」
そして2人は暴走する神嶺地に立ち向かう
マルエラ「まるであの時みたいねぇ」
ガルバルド「俺が戦士でお前が僧侶として勇者パーティにいた時のことか…懐かしいな、今は若き力の手助けといこうぞ!」
そして屋敷に戻ってきた句崇刃は即座にエマがいるであろう部屋に向かう
句崇刃「悪いが緊急事態だ、come・me区まで自家用ジェット飛ばしてくれ」
エマ「既に連絡がこっちにもきてますよ、飛ばせる準備はしているのですぐ向かいましょう」
かだん「あれ?この人句崇刃さんとこの先輩探偵さんだよな?こんな真面目な人だったっけ…」
句崇刃「緊急事態ともなれば流石に探偵として真面目に取り組むさ、ついていこう」
針音「なんだか昔住んでいた実家を思い出しますわね…」
そうしてつれてこられた場所に家庭用大ジェット機があった
エマ「後ろに席があるので自由にお乗りになってください、句崇刃君は話を聞きたいので横に来てくださいね」
ジラン「緊急事態の移動手段に困ると思っていたが…なんとかなりそうだな」
からん「こんなすごいもの…一体誰が操縦するのでしょうか?」
エマ「私です、これでも王族なのでプライベートジェット機もなんのそのですよ(?)」
かだん「真面目でもなんかあの人感を感じて安心するぜ」
そうしてジェット機で区へと最高速で向かっていく…
エマ「それで…一体何が?私は緊急事態の一報だけ貰ったタイミングで通信が切れてしまい…」
句崇刃「胤波さんから緊急事態の一報が届いたあと、そのまま切れた。もしかしたら電子機器系が使えなくされた可能性がある」
エマ「なるほど…同じ感じですか、come・me区は広いとはいえあくまで区レベル…中心にあるサーバーを止められれば外部に通信が取れなくなる可能性がある…」
句崇刃「そうはならないように胤波さんとかが見ているが、緊急事態となると…内部からやられたか?」
エマ「行ってみないとわかりませんね…後ろの皆様も疲れているでしょう、よかったら飲み物や食べ物があるのでご自由にどうぞ」
かだん「すげー…こんなの見たことないな」
からん「申し訳ないですが流石に疲れているのでお言葉に甘えましょうか」
ジラン「……懐かしいな、こういう食べ物まで置いているのか」
針音「これ……子供の頃にねだっても買ってもらえなかったお菓子ですわ〜!今になって食べられるなんて…」
句崇刃「……みんなには頑張ってもらったからな、区の緊急事態は俺達の出番だ」
エマ「貴方も頑張ってきたんでしょう?私にもたまには頼ってくださいね」
そうしてジェット機は素早い速度で空を駆けていく…
針音「そういえば…さっきの報酬の本、持ってきちゃったけど大丈夫かしら?」
かだん「問題なさそうなら詳しく読んでみようぜ、まだ時間があるんだろ?」
エマ「そうですね……後30分はかかりそうです」
かだん「とりあえずもっかい見てみようぜ…」
そうしてページを捲ると、更に情報が書いてあった
今代の卿
6人の卿の力を受け継ぎしものをここに記す
歌姫卿…鬼沙羅叉鬼
光輝卿…鉄菱かだん
再生卿…ジラン・リーベック
聡明卿…胤波樫肯
死人卿…針延露季
世鬼守卿…句崇刃升斗
かだん「おお…やっぱり私たちのことだったのか、ん?もしかして聡明卿の人って」
句崇刃「そうだ…春咲さんの友達で、管理局のお偉いさんである人。まあ俺とかは小さい頃から会ってるからあんまり偉い人って感じはしないけどな、それに気に入った人にはそれなりにフランクな人だし」
からん「……大層な存在でなくてなんか逆に安心しましたぁ、私には務まりません」
針音「私達が集まると何がということではありませんが、とりあえず区についたらその人のとこに向かってみましょうか」
そして更にこう書かれていた
卿の力を増幅できる者たち
卿の力はそれだけで強力だが、その力を更に強力にできるものが存在する。それは各々本人が大切だと思う人である、それは親類や親友などの関係値ほどのものがあれば発動する。しかし世鬼守卿のみ他の卿と親密であれば卿同士で力を大きく行使することができる、それは親密であれば親密であるほど強くなる
ジラン「……なるほど、誰にとって誰がそういう関係なのかは大分わかるな」
かだん「私はきっと姉貴だよな!」
からん「はわわ…結局こうなるのですねぇ、でも妹ばかりに頑張らせるわけにはいきません」
ジラン「私は弟だろうな…だが今回は流石に連絡を取っていないから関係のないことになってしまったな」
針音「私はローちゃんよね…流石に忙しいと思うから私も今回は無理そうかもね」
ジラン「ローちゃん??そうか…君には親類は…」
句崇刃「ジラン…お前は会ったことあるぞ、お前のことをかっこいいと感じながらみてる…」
ジラン「あぁ…あの子か、私に憧れすぎるのはよしたほうがいいと思っているのだが…でも確かにそうだな…その愛称で呼ばれた時その子だと気づかなかったから、既に君とあの子は親密だといっても差し支えはないと思うぞ」
針音「そ、そうですか…そういっていただけると嬉しいですわ」
句崇刃「俺は卿と大きな力を行使できるから…まぁ…」
かだん「照れて……痛いって姉貴」
からん「余計なこと言わなくていいんですよかだん?」
ジラン「まぁ……もう既にわかっていることだがな」
針音「それに貴方にとっても大切な人でしょうし、あっちはもっとそうでしょうね。」
句崇刃「そうだな……無事でいてくれよ」
エマ「…なんだか楽しそうですね、でもこれから大事になるのでいいリラックスになるでしょう」
かだん「そういえばエマさんはそのままついてきてよかったのか?」
エマ「私ももうcome・me区にきて長いですからね…第二の故郷みたいなものですよ。それに私もこれがあれば戦力になれます」
そういって白紋章を取り出すエマ
かだん「えっ、これすごいコインなのか星の民からしても」
ジラン「博物館運営ついでに歴史の資料を読んだことがあるが…現存していたとはな」
針音「爺やが話していたことのある輝かしい白色のメダルですわ!?ちょっとだけ持ってみても??」
エマ「構いませんよ、でももうすぐつくので少しだけですよ?」
句崇刃「そういえばエマさんの過去は聞いたことがないな…話したくないならいいんだが…」
エマ「そうですね…もう着くので一つだけ、今の両親は本当の産みの親ではないですよ。それ以上のことは今は言いません、大事件に集中してほしいですしね」
句崇刃「そうだな…そうしよう、残りはまたいつかな」
エマ「はい…そろそろ着きますよ」
しかしその時いきなりジェット機が枠線イラストのようになってしまい、皆が空から真っ逆さまに落下する!
ジラン「不味いな…このままだと墜落する!」
かだん「こういう時になんか出してくれよ…」
からん「きゃあああ!」
針音「貴方だけでも!」
句崇刃「……頼むぜエマさん!」
エマ「ハイ!白紋章・砂蛇童!砂を出してください!」
そういうとメダルの大きさを無視した大量の砂が落下より先に地面につく!そしてそれがクッションになって墜落を免れた
ジラン「凄いな…伊達じゃない力だ」
針音「助かりましたわ〜」
かだん「アレ?でも呼び出してから使うからすぐ使えないんじゃなかったっけ?」
句崇刃「よくそんなの覚えてたな…でもこの力はウチの事務所にいる蛇神様の力だから特別なんだぜ」
からん「蛇神様に感謝ですねぇ…」
エマ「とりあえずなんとか端の方ですが…come・me区につきました、まずは胤波さんのところですか?」
句崇刃「そうだな…この光景を見て既に異様なものを感じている、悪いが力を借りるかもしれねえ」
既に見えるところでもまるでデジタルデータのような様相になっている
句崇刃「行こう!この大事件を止めるんだ!」
ああ!
はいぃ!
あぁ…
ええ!
ハイ!
そしてcome・me区全土を巻き込んだ計画を止める戦いが始まる!
最終章 come・meダイナミック・サーバー計画 始動




