第20話 間者の正体
纏わりつくような闇を振り払って、静謐な空気に包まれた階段を、アナトはゆっくりと登っていた。
既に深夜が迫り、周囲には、普段忙しなさげに働いているはずの人影はもう見えない。
ランプの灯りは大半が消され、輝石を利用してつくられた僅かばかりの照明が、アナトの足元を照らしてくれている。
タン、タン、と階段を踏みしめるごとに、乾いた靴音が吹き抜けを突き抜けて建物中に木霊する。
吹き抜けを取り巻く階段を登る自分の足音は、おそらくこの建物の頂上にいる人物に、既に気取られてしまっていることだろう。
だが、奇襲を受けるはずもない。相手は、アナトが戦いを挑みにきたことなど、全くの予想外であるはずなのだから。
タン、タン。
反響した靴音が、寂れた中央兵舎の壁面を叩いて、まるで楽器のような音色を奏でる。
まるで、戦いに備えた前奏曲のようだ、と場違いな感想をアナトは抱いた。
それは、緊張に脈打つ心臓の鼓動が伴奏のようにメロディーを奏でていることとも無関係ではあるまい。
益体のない考えに、思わずアナトの口元に笑みが浮かぶ。
そうして長く続いた階段の最上段を踏みしめて、アナトは中央兵舎の七階の床へと降り立った。
この一年ですっかり通い慣れた場所だが、アナトがここにやってきたのは、エリンやセレーナに会うためでも、ましてやここに山と積まれた書類に用があるわけでもない。
闇に浮かぶ僅かな光源を頼りに、アナトは階段の奥に広がるホールの中央へと視線を凝らす。
ほの暗い風景に目が慣れてきて、景色の判別ももはや容易い。
その時、暗いホールの奥から、何者かがカツン、カツン、と靴音を響かせ、こちらに近づいてくるのがアナトにはわかった。
ゆっくりと歩み寄ってきたその人物の姿が、窓から差し込んできた月明かりに照らされ、一層鮮やかに浮かび上がる。
アナトが探していたその男は、まるで夜道ですれ違ったかのような自然さで、軽く手を上げて微笑みを浮かべていた。だが今やその笑顔は、薄っぺらい仮面のようにアナトには感じられた。
「こんばんは、アナト。今日はいい夜だね。いったいこんな時間にどうしたんだい?」
「お前だったんだな」
そこにいたのは、アッシュグレーの髪と切れ長の黄色の双眸を月明かりに煌めかせた、銀狼を思わせる青年。
レイモンドだった。
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アナトの唐突な糾弾に対して、意外なことに、レイモンドは表情すらもほとんど動かさなかった。動揺する素振りを欠片も見せず、レイモンドはいつも通りの穏やかな態度を崩さぬまま、
「なんの話かさっぱりわからないけど、君はそろそろ総攻撃に行かなきゃならない時間だろう?こんなところで油を売っている時間なんてないんじゃないのかな」
「悪いが、今ここ以上に行くべき場所なんかどこにもない。俺の敵が、真っ正面に立ってるんだからな」
筋違いだというレイモンドの冷静な指摘に、アナトははっきりと否を突きつける。
そんなはずはない、と、気づいてしまった事実を覆せる材料は探したのだ。その努力が、かえってレイモンドが内通者であるという真実を暴き立ててしまった。
アナトの明確な拒絶に、レイモンドが微かに眉を潜める。その困惑の表情から視線を外すことなく、アナトはレイモンドに突き刺すような声を向ける。
「情報が漏れていることがわかったのが、ごく最近の話だったことにもう少し疑問を持つべきだったんだ。上層部の奴が間者なら、もっと前からその異常に気づけたはず。間者が潜入したのは、せいぜいここ半年くらいの話だろう」
「そうか、なら敵は外部の人間だったんじゃないのかい?なんらかの手段で上層部の会議を盗聴できるのなら、潜入なんかするより、よほどリスクは低いだろう」
「俺もそう思ってたよ。『耳』の長官の部屋から、こんなものを引っ張り出すまではな」
そう言ってアナトが懐から取り出したのは、分厚い書類の束だった。それを軽く放り投げ、レイモンドの前に落とす。その正体を認めて、レイモンドの目が大きく見開かれた。
「これは、キリルハイトの団員記録?……そうか、あの時のことを覚えていたのか」
「ああ、悪魔に襲撃された日、お前たちが調べてたのがそれだったよな。だが、俺が調べたのは経歴なんかじゃない。その後ろの方に挟まってた紙だよ」
そのアナトの言葉に、視線を外さぬまま、ゆっくりとレイモンドは書類を拾い上げ、その後半部分に挟まっていた紙片を引き出して眺める。
「これは…、各部隊の人員が記録されているのか!?なぜこんなものが挟まってるんだ」
「さあな。あの時の吹き抜けはゴミ溜まりみたいだったし、どっかのそそっかしい奴が投げ捨てた書類が混ざっちまったんだろ」
この書類は、吹き抜けの中に投げ捨てられ、さながら文書の墓場になっていたところから採掘されたもののはずだ。あの日、レイモンドはこの書類をかき集めて上階に運んできていた。その中に、こんな書類が紛れ込んでいたことは、アナトたちにとって掛け値なしの幸運だったといえる。この書類をマロンに探らせたのは、まったくの偶然。レイモンドたちが調べていた書類から何か手がかりが得られるかもしれない、という根拠のない思いつきだったのだから。
「それで、ファランに聞いて『鉤爪』の戦兵の数と比べたら、どうも二人多いらしい。ごく最近紛れ込んだ奴を認識すらできていないのなら、それは記憶を弄られてるとしか思えないんだよ。そんな常識外れの芸当ができるのは、《リンカー》しかいない」
《リンク》は開発されて数年しか経っておらず、発現する能力にも一貫性がない。その中に、相手の記憶を書き換える、というものが含まれていてもおかしくはないのだ。もちろん、それ単体では全く役に立たない能力だろうが、これが『拡大共感』と組み合わさった瞬間、恐るべき武器へと変貌することは想像に難くない。
「それで、ファランが大隊長に呼び出しを食らってた、と言い出した時のことを思い出したんだ。あれは、お前がセレーナの手に触れた直後だった。俺たちの知らない《リンカー》が、ここにもう一人居たってことだ。……間者の正体は、お前だな。レイモンド」
正面に立つ青年の鋭い黄色の瞳から、その一言で明確に光が消えた。仮面のように貼り付けられていた微笑が、瞬きの間に拭い去られる。レイモンドの冷めた目つきが、アナトの体を真っ向から射抜いた。
「……、どうして、僕を疑ったんだい?」
「最初に疑ったのは、悪魔が兵舎の裏側で俺を襲った時、お前がすぐに気づいたっていう話からだ。いくらなんでも、七階に居たお前が、裏手で起きた異常に気づくのは無理がある」
「なるほどね、外部犯の仕業だと証言するために動いたんだけど、これは失策だったかな」
苦々しげに口元を歪めたレイモンドに、アナトは重ねて彼の過ちを指摘する。
「それだけじゃない。お前と別れてから、ファランと中央兵舎の中をうろつき回ってたんだ。その時、偶然お前の部屋を覗いて、着替えてるとこを見たんだ。てっきり、見てる角度のせいで傷跡が見えないだけかと思ったけど、背中を怪我していて、あれだけ高く腕を上げるのはまず無理だ。……だから気づいたんだよ。お前が不死者であることを隠してるんじゃないか、ってな」
「……マロンの仕業か、参ったね。まさか本気でファランの助けを借りに行くほど、君が彼のことを信頼していたとは。もう少し、疑いを煽っておくべきだったかな」
肩を竦めるレイモンド。そのまま、彼は何気ない仕草で拳を内側に握り込み、
それを見たアナトが飛びのいた直後、手首を返す勢いそのままに放たれた輝石が、先刻までアナトが立っていた地面を穿ち抜いていた。
レーザーのごとく緑の閃光を放ちながら射出された輝石は、弾丸のように地面にめり込み、ぶすぶすと黒煙を地面から立ち上らせている。
その致死の攻撃を紙一重で回避したアナトを見て、レイモンドは意外そうな表情でヒュウッ、と口笛を吹く。
「おっと、まさかこれを避けるとはね。予想でもしてたのかい?」
「俺だって、怪我のことだけでお前を犯人だと断定したわけじゃない。その後、セレーナに頼んで、『拡大共感』を使わせてもらったんだ。お前のポケットとか袖の下に、やたらぎっしり輝石やら晶石が仕込まれてるのは、すぐわかったよ」
『特殊共感』を使えば、触覚を相手と共有することができる。気づかれないかどうかは賭けだったが、『特殊共感』の感覚を知らなければ短時間で気づかれることもあるまい、とアナトは予想した。そして、アナトはその賭けに勝ったのだ。
輝石を操る術者。そういう人種がいることはアナトも以前から聞き及んでいた。そして、自分がそうである事実を、レイモンドが隠していることは明白だった。
とはいえ、あくまでも探りを入れられたのはごく短い時間の話だ。実際は、それほど大したことを調査できたわけではなく、こちらは虚勢を張っているに過ぎない。
だが、幸いアナトの欺瞞には気づかず、レイモンドは小さく嘆息する。
「なるほど、こっちの手の内はお見通しってわけか。じゃあ、僕の守護者が誰なのかまでもう分かっているのかい?」
「守護者はアイリスだろうな。戦兵が二人増えてるんだ、候補は自ずと限られる。そのアイリスにも探りを入れたんだが、どうやらお前と違って、本当に裏はなさそうだった。お前、アイツの記憶も弄ってるんだろ」
「記憶操作、ね。実際は、そんなに便利なものじゃないんだけど。僕の持つ『知武共有』は、アイリスとの間で力や記憶をやりとりできる能力さ」
「ほら、こんな風に」と言って流麗な動作で中空に輝石を投擲したレイモンドは、そのまま殴りつけるような勢いで輝石にエネルギーを添加する。
先程の数倍の威力と速度で放たれた青色の光線を、アナトは斜め前方に飛び込むように転がって避けた。
耳を劈く轟音が、背後に設置されていた机が粉砕されたことを物語る。
膝についた汚れを払いながら立ち上がり、アナトは軽く床に唾を吐いた。今の衝撃で唇が切れたのか、その色は淡い朱に染まっている。
明らかに、前の一撃とは一線を画す威力。その答えは、一回りほど大きくなったレイモンドの右腕だ。おそらく、見た目だけではなく、魔力や筋力までが増強されている。これが、『知武共有』の力なのだろう。アイリスの力の一部を借り受けて、レイモンドは自分のものとして使用しているのだ。
「危ね、油断したら一瞬でお陀仏か。そうか、それでエリンやセレーナに近づいたんだな」
「当たりだ。『拡大共感』を使って、兵士たちに僕らが十何年も兵団で働いてきた戦兵の一員だと思い込ませるためにね。随分と苦労したよ、僕自身がそれを実際にあったことだと思い込んでいなければ、記憶を捏造できないからね」
「アイリスの記憶まで書き換えたのは、どうしてなんだ?協力者が多い方が何かとやりやすいだろうに」
アナトの言葉を聞いたレイモンドの口元に、いつものような微笑が浮かぶ。しかし、それは薄っぺらい感情ではなく、どこか真に迫った切実さを孕んでいて。
「君にはわからないかもしれないけどね。複雑な兄心ってやつだよ」
大切な誰かを、争いに巻き込みたくない。苦しい思いを、してほしくない。
それはきっと、あまりも過保護で、一方的な願いによるものだ。
だが、今この瞬間だけは、アナトは彼の気持ちを正しく理解できた。
アナトにも、そう思える相手ができたのだから。
「……わかるさ」
短く呟いた言葉は、レイモンドに届いただろうか。
それに注意を払う前に、アナトはふと、ここまで疑問に思っていたことを素直にレイモンドにぶつけた。
「それにしても、随分ぺらぺらと喋るんだな。俺がここから逃げでもしたら、手の内晒したお前は捕まるより他なくなるぞ」
「まあ、いわゆる時間稼ぎだよ。ここに集まってきている、王国兵の準備が整うまでのね!」
そう言い放った直後、レイモンドの手元から黄金の輝石が飛び出し、吹き抜けの真上で眩い光と共に炸裂した。
おそらく、これが味方である王国兵への合図。
だが、それに応じて階段を駆け上がってくる者は誰もいない。どころか、正面の扉が開く気配さえなかった。
その明白な異常にレイモンドがぴくりと眉を上げたのを見て、アナトは静かに口を開く。
「それが正面にやってきてる味方のことを言ってるなら、無駄だ」
「なぜだ?アナト、君は一体何を?」
「さあね、どっかの脳筋バカが相手でもしてるんじゃないのか?」
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中央兵舎、正面玄関の扉の眼前。
居並ぶ王国兵たちの目の前に立ち塞がるようにして立っているのは、僅かに二人の人物だった。
一人は巫山戯た態度でファイティングポーズを取り、軽快なステップで地面を叩いている白髪の少年。その肩には、くりくりとした瞳の栗毛のリスが乗っかっている。その横で軽く伸びをしながら立っているのは、紫の髪が印象的な、黄色の瞳の幼い少女だ。
そして、動揺する王国兵たちを前に、白髪の美少年、ファランが気障ったらしい表情を作る。
「こっから先は、一歩も通さねえぜ。っくぅーー!!!一度言ってみたかったんだよな、コレ!」
「リス兄ぃ、ちゃんと危機感を持つのです!でないと、わたしがどさくさに紛れて首ちょんぱするのですよ?」
「はいはいっと。ちぇっ、いいじゃねーか、ちょっとくらいヒーロー気分味わったって」
「うるさいのです、後で流れ弾ぐらいは覚悟してください」
ぶつくさと文句を言うファランと、それに少々物騒な指摘をするアイリス。
恐ろしく緊張感に欠けた敵対者に、警戒心を顕にしていた王国兵たちも毒気を抜かれる。
「おい、どうする。気づかれてるのは想定外だぞ」
「構わん、敵はガキ二人だ。さっさと片付けて中に入ればいい!」
そう口々に囁き合った彼らは、門番たる人物たちを一考に値しないと断じたらしい。
その判断に準じた数人の兵が即座に剣を抜き、未だ口々に喚きあっている二人へと真っ向から斬りかかっていく。
直後、風切り音と共に飛来したナイフが、正確に兵たちの大腿部に突き刺さった。
「が、ぎゃぁぁあああ!!」
「なに、か、らだが、痺れ」
絶叫と共に倒れ伏した王国兵たちの呂律が、次第に回らなくなっていく。それは、投げナイフの刃先に塗られた、麻痺毒が神経を犯しているためだ。中枢神経が暴走し、男たちの手から、力なく剣が地面へと落ちる。
正確無比な狙いで一気に数人の兵士を無力化したのは、茶目っ気のある紫の髪を風に揺らすアイリス。
「戦兵を舐めてもらっては困るのです。普通の人より十倍は強い、と褒められたこともあるのですよ?」
自慢げに薄い胸を張るアイリスだが、目の前で痙攣する男たちに、その言葉に返答する余裕はもはやない。
その隣で、一瞬のうちに拳と蹴りで六人もの兵士の意識を刈り取った白髪の少年が、冷酷に、酷薄に、嗤った。
「言っただろ?こっから先は通さねぇって」
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兵舎の外から響く争いの音に、アナトは目論見が成功したことを悟る。ファランとアイリスに頼んだのは、増援にやってくるであろう、王国兵の足止めだ。この機を逃せば総攻撃は決行される。だからこそ、確実にイルシアの命脈を断つため、転移魔法か何かでやってきた味方とレイモンドが接触するであろうことは予想できた。
ゆえに、先手を打たせてもらったのだ。
あとは、兵団に応援を要請しに行っているエリンやセレーナが戻れば、アナトの勝利条件は満たされる。
アナトの狙いを悟ったのか、レイモンドは手の甲を打ち合わせるようにして大仰に拍手をした。
「なるほど、恐れ入った。君は味方を巻き込みたがらないタチだと思っていたんだけどね。これは早とちりだったかな」
「人に頼るのが苦手なのは嘘じゃない。ただ、今は助けてやらなきゃいけない奴がいるんだ」
強い決意を声に宿し、アナトは腰の黒刀を抜き放つ。
その様子を見て、レイモンドが嘲弄するように、
「この半年で、僕も君のことは随分とよく分かったよ。戦争を終わらせかねない最強の矛と盾を手にしておきながら、君自身はあまりにも無力だということをね。君一人では、僕に勝てない。どう足掻こうが、絶対に」
残酷な事実を突きつけ、レイモンドは腕の一振りと共に、周囲に大量の輝石を展開する。レイモンドの体の周囲を取り巻くように浮遊する輝石の輝きは、まるで虹のように空間を彩っていた。
そして、続くレイモンドの腕の動きに従うように、五つほどの輝石が、次々に弾丸のような速度でアナトの体に迫る。
前後左右、逃げ場を潰すような軌道を描いて死の弾丸がアナトに迫る。一発でも直撃すれば、その時点でアナトの意識は叩き潰され、敗北が確定することは自明だ。
その身に迫り来る、回避不能の攻撃を、
アナトの黒刀の一閃が、ことごとく地面へと叩き落としていた。
いや、正確には、静止させた、という方が適切な表現だろう。
輝石に刃先が触れた直後、あたかも力を失ったかのように、輝石は自ずから動きを止めたのだ。
「何っ!?」
初めて、明確にレイモンドが動揺する。その反応を引き出した事実に、アナトは不敵ともいえる笑みを浮かべた。
「アムンゼンは魔を斬る英雄の家系……。そう教えてくれたのはお前だっただろ?レイモンド」
それは、いつかの夜にレイモンドから聞いた話だ。アムンゼンは魔術を破壊する。そしてそれは、おそらく輝石や晶石を操る術法も例外ではない。これが、アナトが単身でレイモンドを相手取ると決めた理由だった。
黒刀を正段に構えるアナトを見て、レイモンドがしばしの間瞑目する。
そして、再び目を開いた時、その瞳からは油断の色は掻き消えていた。
「本当にどこまでも予想外だな、君は」
「本気で来いよ、レイモンド。命懸けで戦え」
無論、命が懸かっているのはレイモンドでしかあり得ない。だが、アナトは命を背負っているのだ。自分以外の、何万という人々の命を。
それを理解しているのか、レイモンドは唇を引き結んで、こう答えた。
「お望み通り、後悔させてあげるよ、悪魔」
それは、友人と思っていた男からの、明確な決別の宣言だった。
いよいよ20話の大台に乗りました。
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