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余白のある人
余白のある人が好きだ
全部を話さなくていい
全部を見せなくていい
そういう人の隣は息がしやすい
余白というのは空っぽじゃない
何かがそこにあるけれど急いで出さない
そういう豊かさだ
言葉が少ない人が冷たいとは限らない
ゆっくり考えているだけかもしれない
余白のある会話は沈黙が怖くない
黙っていてもそこに何かが流れている
本も
絵も
余白があるから
読む側が入れる
ぎっしり詰まったものは
見ているだけで疲れる
人もそうかもしれない
余白のある人は
相手に想像する余地を残してくれる
全部分かった気になれない
だからもっと知りたくなる
余白は引力だ




