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13/14

13時限目 縁

いつもの通学路を通って学校へ向かう

「あきくん、忘れ物しちゃった...」

「取りに帰りたいんだけど、一緒に来てくれる?」

「うん、いいよ」

——戻れなくなる気がした

耳の奥で、何かが囁いた。


マンションまで戻って真白たんの部屋の前までまで来る。


「あきくんも入って...」

「え、いいの?真白の家にお邪魔するのなんて久しぶりだなぁ」

「お邪魔しまーす」

「え?」

その空間は辺り一面コンクリートだけの異様な空間だった。

「真白?」

「あきくんには、私だけを見ていてほしいの...」


真白たんがスカートをたくし上げる。


白い水玉が、視界に焼き付いた。


もう理性を抑え込むのは限界だった。


そのまま真白の肩を掴む。


真白たんの肩が、ほんのわずかに震えた。


目が合う。


逃げない。


むしろ――受け入れてる。


「……いいよ♡」


その一言で、もう止まれなかった。


触れた瞬間、頭の奥が溶ける。


真白の体温も、呼吸も、全部わかる。


境界が曖昧になっていく。


「ね、あきくん……わかるでしょ?」


わかる。


何もかも。


——抗う理由が、もう残っていない。







どれくらいの時間が流れただろうか。


真白がくすっと笑う。


「……ほら、もう限界でしょ?」


何も言い返せない。


触れた瞬間、思考が全部持っていかれる。


「ね、あきくん♡」


その声だけで、全部どうでもよくなる。


真白の中に、俺の感情が流れ込んで行く。


「はぁ...はぁ...」


真白が小さく息をつく。


「……これで、終わりじゃないよ?」


指先がそっと触れる。


「これで、ちゃんと繋がったね♡」


一瞬、意識が遠のく。


名前を呼ばれる。


「——詮久♡」


もう元には戻れない。


「もう二度と、貴方を離さない♡」

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