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三銃士の集い

 今日は、バ美肉三銃士の集いに参加することになった。


 何それって思った人もいるかもしれない。私も思った。


 テーマも活動も何も聞いてないんだけど。


 誘われたときは驚いたので、涼音さんに相談した。涼音さんはこう言っていた。


「あー呼ばれちゃったんだ。まあ何とかなるよ全然。良い人たちだし」


 良い人たちだから万事うまくいくというわけでもないよね。かえって緊張するんだけど。


 配信が始まった。


「バ美肉おじさんの祝前望海だよん。よろしくねん」


「成川るよだっよ」


「バーチャル界の孤高のムードメーカー。3時のおやつは焼き芋パン。霞里雹(かすみざとひょう)でーす」


「こんにちは。ニューアクセル所属Seasonalの春担当。菜の花つぼみ参上だよ」


 始まってしまった。ここからどうすればいいんだろう。不安だよ。それより……


「あのすいません。孤高のムードメーカーって何ですか。」


 ツッコむよね。孤高のムードメーカーってなんだよ。


「知らないでーす。自分で考えてください」


「いや超能力で、ムードをよくするのかなと思って」


「あのねえ。そんなわけないでーす」


「そんなのどうでもいいだっよ。今日は気張らず雑談をするだっよ」


「えーでは雹から議題を提示しまーす」


「おねがいだよん」


「ズバリ。最近の社会情勢についてどう思いますか。という質問があったので、それでどうかなとおもいまーす」


「それは難しい質問だねん」


「みんな自分勝手な気がするだっよ。他の人のことも考えるだっよ」


「確かに。今年の夏は暑そうだから、それどころじゃないのに」


 なかなか難しい質問だ。社会とか政治はいろんな考えの人がいるので、あまりはっきりとしたことは言いにくい。ただ私は世間に疎いから、社会情勢なんてわからないけどね。


「はい。終わり。盛り上がりませんでした」


「次はワイの議題だっよ。こたつってまだ需要あります?だっよ」


「こたつは意外と人気だねん」


「るよの需要のほうが無いでーす」


「雹ちゃん。ふざけんなだっよ」


「こたつでミカンはやってみたいかなあ」


 次は私の番だ。この日のために、軽トラたちに議題を考えてもらった。


「もし伸びるとしたら身体のどこが良いですか?だそうです」


「背だっよ」


 るよさんは背が小さいのかな。


「足だよん」


 望海さんは足が短いのかな。


「舌がいいでーす」


 雹ちゃんは舌足らずなのかな。


「あんたはどうなんだよん」


「えーと首ですかね」


 首を長くして推しを待ってるんだよ。このやろ。


 こんな感じで配信は終わった。何とかなったかな。







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