スペースオペラオンライン3
私たちは途方に暮れていた。
「京麻さん……」
どうやら自由諸侯同盟は滅んでしまったらしい。
バラチア海賊団は倒したのだが、本拠地を神聖教義帝国という勢力に奪われ、反撃も失敗したようだった。
「京麻さんがゲームオーバーとはまずいね」
「帝国の戦力はかなり揃っていると考えたほうがいいですね」
「ああ京麻さん」
ほわさんはどこか上の空だ。
「しっかりしなよほわ君。君がこの国の王なんだから」
少し前に私たちは無所属になったので独立することになった。ほわさんが国王。私が妃。大臣はきつねさんだ。
船の職業はほわさんが船長。私は航宙士。きつねさんが砲手ということになっている。
「目標はどうします?」
「……復讐よ。帝国に目にもの見せてくれるわ」
「うーんそれは厳しいな。戦力的にも分が悪いし、領土が広くてどこを攻めればいいのかわからない」
「このエリアとかどうでしょう。群天共和国に近いから連携もできそうですし」
「いいねギリギリ行けそうだ」
「おのれ帝国。すぐに倒して差し上げよう」
ほわさん。落ち着いて。
こうして私たちは帝国辺境領を攻撃して占領した。
(市民が歓声を上げています)
どうやら悪政が行われていたらしい。歓迎ムードだ。
早速、軍隊を組織して次の星に向かう。敵が来る前に少しでも強くなっておきたい。
(通信が来ました)
群天共和国から通信だ。
「通信来ました。開きます」
『群天共和国のスゾナエルだ。なんか荒らしまわっているようなので加勢するよ』
洲園エンさんだ。共和国にいるんだ。
「ありがとうございます。大変うれしいです。帝国を共に倒しましょう」
心強い味方が来たね。
(通信が来ました)
「帝国からです。開きます」
『皇帝の蒲地です。いまなら京都土産を郵送します。なので降伏してください』
「ふん。聞かなかったことにいたしましょう。帝国は許しません。必ず倒します」
れんれんが皇帝なんだ。そしてほわさんは怒りすぎ。
「京都土産きになる」「敵は強い」「がんがれ」
軽トラたちも盛り上がっている。
こうして最終決戦が始まったのだった。




