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スペースオペラオンライン2

 攻撃目標を目指して私たちの船は進む。


「菜の花。そっちは違います」


「菜の花。早くよけてください」


 意外と操縦が難しい。ほわさんはいつの間にか私の名前を呼び捨てにしてるし。


「大体この船1隻だけで行動していいんですか」


 何か不安だよ。もっと艦隊で動くものじゃないのかな。


「この船は偵察用ですから。戦うつもりはないですよ……着きました」


 そこには荒廃した惑星のようなものと浮かんでいる建造物があった。


「宇宙基地みたいな感じですね」


「どうしましょう」


 困ってしまった。何もない。


「次のポイントにいき……」


 ほわさんが話している途中で操縦席のパネルが赤く光って警報が鳴り始めた。


「くる……」


 辺り一面を覆いつくすような大艦隊。海賊バラチアの登場だろう。


「逃げられない」


 偵察船は速いことが取り柄だが、囲まれてしまえばどうしようもない。万事休すだ。


『大人しく降参しなさい。こちらはバラチア海賊団団長の保科です』


 バラチアの団長は保科さんだ。この戦いはライバル対決だったってことらしい。


「保科め。ここは降参します。でも京麻さんがきっと助けに来てくれる」


 ほわさんは降参を選んだ。仕方ないよね。




 私たちは船を下ろされ、監獄星に移送された。


「ここからどうしよう」


「本当にどうしましょう」


「しゃらくさいね君たち。ここから。ここから僕たちの伝説が始まるのじゃないか」


 えっとこの声はまさか…


「きつねさん」


 戻橋きつねさんだ。妖怪衆(6期)で対応力に定評がある。


「どうしてこんなところに」


「初期ジョブが囚われ人というね。ここから始まったのだけど」


 それはハードモードだ。というか仕事なのかなそれ。


「そしてこれはお約束なんだけどね。こっそり宇宙船作っちゃいましたってね」


 どうやら近くにゴミ捨て場があり、そこで少しずつ作ることができたようだ。


「もうすぐ完成なんだけどね航宙士がいないんだよね」


「私航宙士です」


「わたくしも船長なので資格はあります」


「いいね。ここから僕たちの本当の戦いが始まるんだ」


 こうして私たちは再び宇宙に漕ぎ出したのだった。

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