表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/67

告知!長期企画

 今日は雑談配信をする。今日のメインは告知だ。


 こういうことをこれからやりますよと伝えるのだ。


「……で、突然なんだけど、ネット文化大賞というものを企画したよ」


「なにそれ」「何が始まるんだ」


「私はネット文化が好きでこれを残していきたい。だから、もっとディープに話し合う機会が欲しいと思うんだよ」


「なるほどね」「確かに」


「既存のメディアの目線では埋もれてしまう。そういうものもあると思うから。ちなみにメン限配信中心でやろうと思ってる」


「なんだメン限か」


「ネット文化大賞は部門ごとに、大賞、特別賞、審査員賞を決めるよ」


 私は話を続ける。


「大賞はネット投票サービスで決めて、審査員賞はメン限配信で決めるよ」


「大賞の面子は何で決めるの?」「メン限入ろうかな」


 いい質問だ。説明を続ける。メン限入ってほしい。


「大賞のノミネートは普通の雑談枠で決めようと思っているよ。それと特別賞は私の独断で決めるから」


「草」「独断w」「おもろ」


「配信者の特別賞は滝守さんだよ。私の推しだから」


 つい言ってしまった。まずいかなあこれ。


「そんなあっさり決まるんだ」「草」


 反応は問題ない。よかった。


「10月までに大体決めて、11月の初めに表彰式をするよ。誰も来ないと思うけど」


「そうだね」「実績ないからな」「滝守さんも望み薄」


 そうだよね。厳しいかこれ。


「というわけでみんなで審査員賞決めたいから、メン限入ってね」


 その後、部門をどうしようか、ということをいろいろ話し合ってその日の配信は終わった。



 問題はその日の深夜だった。雑用が終わりそろそろ寝ようとしたときマネージャーから連絡が来た。


「佐久間です。夜遅く失礼します。小野宮さんから連絡してほしいと頼まれまして」


「今、何時だと思っているんですか?」


「そうですけど。すごい勢いで、今すぐ話したいと怒っていて」


 まずい。小野宮さんは温厚な性格で知られる。怒っているのは余程のことがあるのだろう。


「わかりました。小野宮さんに連絡を取ります」


 怒らせてはいけない人を怒らせてしまった。そんな気がする。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ