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MEGEofLUVORATORY  作者: はーるんぱ
広島大戦編

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第5章第3話〜怒りの矛先〜

「よくもみんなをぉ!!」

 怒号と同時俺は河原に斬りかかりにいく距離はあっという間に刀の制空権に入り俺は刀を振り下ろす。しかし刃は間に割って入ってきた丸上の盾によって防がれてしまった、そしてそのまま丸上は盾を押し出し俺を軽く弾いた途端、既に丸上の背後から河原が飛び出しており刺突を突き出してきた。

「やぁ!」

「ちっ!」

(なかなかに刺突のスピードが早え、それに飛び出すタイミングもバッチリすぎるだろ!)

 ギリギリで河原の刃を刀で受け流し逸らすことができ、反撃にでることにし、2人同時に仕留めることに決めた。

『疾風斬』

 河原には疾風斬の斬撃が通ったが丸上には防がれてしまった。

(あの大きい盾を容易く使いこなすか…だが完全に防ぎきれた訳じゃない。河原は俺と同じスピードタイプ、そして丸上は完全な防御タイプか、同時に相手するには相性最悪だな…)

 だがそれでも攻めてを止めてペースを握らせるわけにはいかない、このまま攻め続けて乱れたところを狙う、この手のタイプは一度崩れれば立て直しに時間がかかる。河原が下がろうとバックステップを取る。

「逃げんなよ」

『雷牙突』

「沙織ぃ!!」

 俺の刺突攻撃を見た丸上が河原を守ろうと動き、間に割って入ろうとする。

「狙いはお前だよ」

 俺は構えを変える。

『火炎の舞』

「うおわぁ!?」

「響木!?」

 突然の技の変更についてこれるわけがなく丸上は連撃を喰らった、だが流石に防御は少しだがされてしまい連撃全てのダメージが入ったわけではなさげであった。

(あそこからダメージ軽減をするかぁ…)

 すると河原が俺の背後に現れ両刃剣を振り下ろし俺の背を斬ろうとする。

「それも読めてる」

『ホーミング・ソード』

 「なっ…!?」

不意を取ったつもりだったのが逆に不意をつかれたのだ、回避が大幅に遅れモロに光の剣の猛攻を喰らった。

(これなら戦闘不能だろう…あとは大盾野郎だけだ)

 そう思い丸上の方を向き河原に背を向けた、それが俺がほんの一瞬見せてしまった驕りだ。

『カゲヌイ』

 不意に背後から一撃をもらってしまった、それに身体が痺れる、これは…

「スタン…効果か…!!」

「渡辺勝斗、噂通りに強いね、でもね戦闘中で一瞬でも油断してしまったらダメだよ」

 俺は背後に視線を向けると両刃剣を持った河原が立っていた。

「てめぇ…ホーミングソードをモロに喰らった筈じゃ…!」

「うん喰らったよ、でもすぐに全部治したの」

 そう言うと河原の隣に丸上が向かっていく。

「大丈夫?怪我ない?」

「うん全部治ってるから大丈夫だよ、ありがと」

(頼む…動け…!!)

 俺の体はまだスタンしており動くことができない、おそらくはあと数秒だろう、しかしそれを待つわけが無い。

「確かに強かった、でも大したことなかったね。」

『ソニックドライブ』

 河原は両刃剣を抱えるような体制になり俺に突っ込んできて剣の制空権に入ると斬り裂こうと横薙ぎを繰り出す。

(やられる…!!)

 脳裏に浮かぶのは部屋に篭っている美香だった。

「まだ…やられっ…かよぉ!」

『風車』

 無理矢理体を動かし横薙ぎの一線を止めることに成功した、まだ少しばかり痺れが残っているがなんとか動ける。

「へぇ…まだやれるんだ」

「しぶといね、渡辺君」

「生憎負けるわけにはいかないからな、レジェンドとして恥をかく戦いをするわけにもいかないし」

「あら、奇遇ね、私もレジェンドハンターなのよ」

(まーじか流石にそれは想定外だわ、いやでもそれなら林くんたちが倒れたのも悔しいが納得はいくな)

 俺は予め行っていた身体の治療を終えると再び踏み込んだ。狙いは丸上に向け、河原をランチェスターの射撃で牽制し更に援護に回させないようホーミングソードを展開する。

「丸上、お前から始末してやるよ」

「くぅ…!」

『水流乱舞』

 自由に流れる水が乱舞するように防御が追いつかない丸上の身体を少しずつだが削っていった。

「これで…!」

「させないよっ!」

 早くも河原が援護に入り俺の背後を取り刃を振り下ろす、『陽炎』で回避したがまたもや2人が揃ってしまった。

(片方が片方を守っているから崩せると思ったが…思ったより丸上が固い…それなら河原を狙うか)

「互いに視界を無くそうか」

 俺は懐から煙玉を取り出し地面に叩きつける。これにより河原と丸上はマナ観測をしない限り俺を捉えることはできない。

「響木!」

「沙織!」

(アホが、声で大体位置はわかるんだよ)

『雷牙突』

 俺が突っ込んだ先には声が聞こえた位置通りに河原がいた、既に俺の刀の制空権に入っており回避は不可能。

「くっ…!」

『トリプル・ランサー』

 河原は両刃剣の先端にマナを込めそれをエネルギー波に変え3方向に放ってきた、その内の一つが俺に向かってくるが俺の雷牙突の勢いを殺せない。しかしかなり軌道がずれてしまい脇腹を捉えることでしかできなかった。そして煙が晴れる。

「沙織!」

「大丈夫、でも流石にちょっと不味いね、ここは退こうか」

 そう言うと沙織は煙玉を取り出し地面に叩きつけた、マナ観測をしている感じだと本当に退いているため追うのは悪手だと判断し、その後俺はみんなを治癒術で治して目を覚ますまで待つのであった。


-------------------------------------------------

「沙織、抉られた腹部は大丈夫?」

「うん大丈夫、もう治ってる」

「しっかしやべぇな、あの渡辺勝斗って奴、俺の防御を余裕で超えて斬り刻んできやがったし」

「まぁ向こうのレジェンドの中でもNo.1、2を争う人らしいし、Aランクの響木じゃキツイよ」

「こっちは沙織しかレジェンドいないってのによぉ〜」

「まぁまぁ、他にも色々情報は得られたから大丈夫だよ、それじゃあ他の皆んなにも連絡しといてね」

「はいよー、レジスタンスのみんなに伝えとくわ」


河原の能力は「高速修復」完全なオート回復でほんの一瞬でも攻撃を受けない時間が生まれれば一瞬で回復をし始め、その上勝斗やヒナ、守山の治癒術とは違ってマナを消費しない能力です。

丸上の能力は…まだ内緒☆(考えてないなんて言えない)

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