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番外編④社会人一年目の冬
社会人一年目の冬は、すっかり仕事にも慣れて、まあそこそこ仕事ができるくらいにはなった。
どういう仕事内容で、もっと工夫すれば、効率よく動けるとかを考えられるようにもなった。
しかし、依然として仕事のミスが多くて、上司に叱られてばかりだった。
介護の仕事していると、お年寄りに接する機会は増える。
適切な介護をしないと、相手に不快な思いをさせてしまう。
食事介助でも相手のペースに合わせて、行わないといけないので、大変だった。
ほかの介助もそう。
生半可な気持ちでは介護職はできない。
優しい気持ちが何よりも大切であることを学んだ。
もっと優しく、相手が心地よくなる空間や時間を提供するのも、介護職の役割の一つではないかな。
もっとコミュニケーションをとって、相手との距離を縮めるのも大切。
私は喋るのが苦手なので、一歩引いてしまい、無口になるときがある。
人との関係も良好とは言えないし、人見知りもする。
そんな社会人一年目の冬だった。




