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第18話 ティーチャードクター②

 玄関から出てきた百合は、待っていた璃海と杏奈にぶつかる。秀も含め訳が分からない3人だったが、とりあえず近くの公園へ行くことにした。


 4人は公園に向かい、百合の話を聞くことにした。やはり外はとても暑かったが、涼めるような場所はすぐ近くにはない。蝉のけたたましい鳴き声が聞こえてきそうだ。ゴールデンウィークなので多くの家族や子供がいるかと思ったが、この暑さでは誰も来ていないようだった。しかし、3人にとっては暑さよりも早く状況を理解することが重要だった。


 4人は公園のベンチに座る。俯いていた百合だったが、少しずつ話し始めた。


「私の家は医者の家系で、両親は私も当然医者になると思っているの。強要されたわけじゃないんだけど、実質されてるようなもの。でも私、本当は医者になりたくないんだよ。」

秀、璃海、杏奈は真剣に百合の言葉を聞いていた。

「でも逆らえなくて…。私の両親は私が医者になることを夢見ているだろうし、その期待に応えなきゃって思ってたんだ。でも、私は医者にはなりたくない。」

百合はそこで口をつぐむ。

「じゃあ何になりたいんだ?」

と秀が問うが、百合は

「それは…」

と黙ってしまった。

「まあ、何であろうとお前の夢を応援するよ。医者になるのもいいが、それだけじゃない。お前が自分の夢を見つけて、それを追い求めることも大事だ。前に、お前は俺にそう言っていたよな。」

「そうだよ。百合が幸せになるために、百合自身の選択を大切にすればいいんだよ。」

と杏奈。

百合は少しずつ笑顔を取り戻し、涙を拭った。

「ありがとう、みんな。私、もう少し自分を大切にしようと思う。」

すると百合は思い立ったように言いました。

「もしよかったら、やっぱりこれから遊園地に行かない?」

璃海と杏奈は大喜びで頷いた。

「絶対行こうよ!」

「楽しい思い出をたくさん作ろうね!」

秀も微笑みながら賛成した。

「じゃあ、遊園地行くか。」

4人は再び遊園地に向かうことに決め、その先に広がる冒険へと歩を進めた。

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