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屍乗り越えて  作者: Haruto
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2話 偽りの正義

「9年前の親の殺人事件も私がやりましたよぉ」

「お前……いい加減にしろよ!人の心ってもんがあんのか!?」

「貴方に言われたくないですね」

その時覚悟したこいつは確実に殺すべきだと……

そっとナイフを手に取り、隙を狙おうとした

「バレバレですよ」

「ちっ、もう真正面から凸るか!」

「グっ……貴方は罪を増やした……私が死ぬのなら両親の殺害事件も聞けないぞ……」

こいつが両親を殺したことをすっかり忘れていた……これでは概要を聞くことができなくなってしまった。

「き、君!なにをやっている!」

警察にバレてしまった俺は抵抗する力がなく、すぐに逮捕されてしまった……

数年後

「被告人を死刑に処する尚釈放の余地なし」

「……だろうな」

正直そんな気はしていた……

「もっと殺せば……殺せば良かった」

「なっ……」

全員が凍りついた。俺は人間が憎いと実感した。

「この世の中弱肉強食の世界なんだよ!強ぇやつが最後に残る!それが魂であれ、呪いであろうが!」

〜数年後〜

「俺はいずれ人類全員を呪い殺してやる。」

「あの程度で私が死ぬとでも思ったんですか?」

「まだ生きてたんだな……まぁ直々俺が呪い殺してやる。俺が正しい俺がルールだ」

「なんて自分勝手な……だから人を殺すんですよ」

「黙れ!まぁいい俺は死ぬのを待つだけだ…… 」

「貴方……変わりましたね……」

数日後

「来い処刑台まで」

「遂にか……」

「ギロチン刑だ」

「ギロチン!?随分と古臭い処刑法だな」

「いいから黙って着いてこい」

数分後

「アニメしか見た事ないが迫力あるな……」

「最後に言いたい事はあるか」

「俺の両親を殺したやつ!俺に罪を擦り付けやがって!本当ならこうはならなかったはずなんだぞ!一生地獄で後悔してろ!」

「なにを今更……」

首を固定され間もなく刃が降ってくるだろう……

「俺の人生後悔しかなかったな……」

ギィィ……ガシャン

ギロチンの刃が落ちてきたのだろう……視界が真っ暗になる。そういえば死んだあとはどこに行くのか前から気になっていたような……でも何かがおかしい……首が固定されておらず、手足も自由に動く。もしや俺は死んでいないのだろうか?だがそんなことはありえない……はずだった……

偽りの正義 Fin

3話もお楽しみに

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