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新・風紀委員会始動

遅れてしまい、申し訳ありません!

【稲荷が珍しく、風邪をひいてな】

検査の結果は陰性なので、ご安心ください!まだ、完全に治ってませんが…

「さてと、手始めに潰しましょうか」

「そうですね、委員長!」


 生徒会より、新たに貰った部屋で作戦会議。『風紀委員会』の時の不満、不服、問題点をあげていく。


「あら〜、それは………ご苦労さまです…」


 レリーナの予想を遥かに超えた現状だった。


・権力行使は当たり前。

・身分が低いものほど、仕事をさせられる。

・高位貴族出はほぼ、仕事をしない。

・逆らえば、脅される。

・睡眠時間を削っても終わらない仕事量になった。

・過去に10人も過労で倒れた。

・生徒からの要望は無視状態。

・書類の仕事が多く、見回りに手が回らない。

・身分が上の人には注意しない。

・目立つものだけ、身分の高い者がする。

・地味作業は、全くしてくれなかった。      など


 芋づる式にどんどん出てくる不満達。なんだかんだで、皆、我慢してきたのだろう。今、栓が取れたのだろう。


「さて、不満を書いたこの書類をどうするか…」

「一番手っ取り早いのは、生徒会に提出することですが…」


 先輩方が頭を抱えている。


「あの、学長にもこの現状をお伝えしておきましょうか?」


 レリーナはおずおずと手を挙げて、発言した。皆、その発言にド肝を抜かれていた。グラディオの仮面(仮の性格)も完全に外れている。


「そこまでは……。生徒会に取り合ってもらえなければ、お伝えしましょう」

「わかりました、パルカス先輩!」


 レリーナは元気よく返事をした。


「いつ、生徒会に訪問するのです?今日ですか?明日ですか?」

「今日は時間がないので、明日にしましょう」


 委員長(パルカス)の一言で、今日はお開きになった。


.。・**○**・。.。・**○**・。.。・**○**・。


「それで?昨日の今日で何をしに?」


 少し豪華な椅子に優雅に、腰掛けている令嬢が尋ねてきた。


「今日は、我々の元所属していた『風紀委員会』の実態の報告書を提出しにまいりました」


 そう言って、パルカスは書類の束をその令嬢に手渡した。副委員長のレリーナやグラディオをはじめとする、委員数名は後ろで待機している。


「隠れてコソコソやってくれてるわね…。ゼス!今から突撃よ!」

「イエッサー!会長!」


 生徒会長は実行派らしい。生徒会長を中心にメンバーが集まり、廊下を歩いていく。その後ろに当然のように『新・風紀委員会』が堂々とついていく。他の面子も集まってきた。他の生徒は「何事か」と見物している。


 生徒会長は風紀委員会室の扉のない入口を気にもしずに入っていく。


(あ、謝っておくの忘れてたわ…。今日中に、謝りに行こう…)


「ここね。一気に突入するわよ!」


 相変わらず豪華な扉の前で一息ついたかと思えば、ひと蹴りで扉をぶち壊した。


「動くな!何も触るな!手を頭の後ろで組んで、中央に起立しなさい!」


 生徒会長を中心とする生徒会メンバーは躊躇なく、入っていく。新・風紀委員会もそれに続く。


「お、おい!どういうことだ!?」

「仕事を放り出して、カジノをしていると報告があがってね。十分な事実が書かれていたため、突入したわけよ」


「バレないとでも思った?甘いわ!このことは学長に報告させていただきますので!」


 生徒会メンバーは手際よく、証拠品を回収している。


「まあ、本来、こういう仕事は風紀委員会の仕事だけど…。生徒会長命令よ!『風紀委員会』の仕事を『新・風紀委員会』に委託するわ!次回からよろしくね!」


 あ、つまり、手伝えってことですね?悟ったレリーナは証拠品回収を手伝っていく。他の委員も散らばって手伝っていく。


「さてと、名前と顔は全員、覚えたわ。新・風紀委員会委員長のパルカス・ファーティマと副委員長レリーナ・アルース。二人はこのあと、報告書を私達と一緒に製作しもらうわ。いいですね?」

「「はい!」」


 生徒会の監視下に彼らは送られるのだそうだ。処分が決まり次第、開放するらしい…。


.。・**○**・。.。・**○**・。.。・**○**・。


 数日して。


「聞きまして?前の風紀委員会委員長らが一ヶ月、自宅謹慎を受けたんですって?」

「ええ。よくもまあ、あんな派手にやっていて、バレてなかったとは思いもよらないけど」


 処分内容は学園全体に知れ渡った。


「レリーナ・アルース。ちょっと」


 ロキに呼ばれたため、廊下に出る。


「はい、請求書」

「うっ……。結構、高いです……。はい、小切手。これで、落としておいて」


 サラッと書いた小切手をロキに渡す。あの扉の修理費用。


「きちんと、受け取りました」

「あ、このことはパパには内緒ね?怒られること、確実だから」

「まあ、いつかバレますが……。モースぱいせんに言っておきます」


 保護者に対して、秘密が数日のうちにできてしまったのは、別のお話。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!(^^)

【評価やブクマをしてくれると、むちゃくちゃ、嬉しいぜ

(。•̀ᴗ-)✧】

…………。

【なんだよ!】

……いや、龍安もウィンクできるんだなと…

【ぜってぇ、ちげぇだろ!(# ゜Д゜)】

………。

【おい!なんとか言えよ!(# ゜Д゜)】

皆さんも、風邪にはお気をつけてくださいね。寒くなってきましたから。

【無視すんな!(# ゜Д゜)】

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