表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dolls  作者: Dial3495
PR
8/15

第7話:予兆


夕ご飯が終わった後もクレナはまだ考えていた。



いつ3人に暴走するサインが表れるのか…。



その時自分はどうするのか…。



壊すと決断しても、果たして出来るのか…。



「クレナ、どうしたの?」



クレナが声のした方に顔を向けると、そこにはシアがいた。



「ご飯の間、ずっと考え事してたみたいだけど…。何かあったの?」



「うん、平気。大丈夫よ。」


そう言うとシアは少し悲しそうな顔をして言った。



「クレナ…。もしかしたら私達じゃ役に立たないかもしれないけど、悩み事があるんだったら言って?皆心配してたし…。」



「役に立たないなんて…そんな…!」



「言ってクレナ…!お願いだから…!」



シアは絞り出すように言うと、泣きながらクレナにしがみついた。







(涙…………!?)



クレナは急いでシアを引き離した。



「シア…、いつから涙なんて出るようになったの…?」



「涙…?涙って…人が目から流す塩水の事…?」



「そう…!ほら、シア。あなた泣いているの…!自分で目の回りを触ってみて…!」



シアはクレナの言った通り触ってみる。



「本当…。」



「ねぇ、シア…?いつから…?」



シアは困ったように、



「さっきのが初めて…。何か凄く悲しくなって…。」


と言った。



(そんな…。まだ大丈夫だと思っていたのに…!)



クレナは愕然とした。



「どうしたの、クレナ…。顔が真っ青…。」



「大丈夫…。シア、もう寝なさい…。もう遅いから…。」



「う、うん…。それじゃあ、お休み、クレナ…。」



シアはそう言って二階に上がっていった。



クレナの心は、嵐が吹き荒れていた…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ