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Dolls  作者: Dial3495
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第6話:迷い


「クレナ、……クレナ?」


ジュナがこの間来た時からクレナはちょっと様子がおかしい、とカナデは思っていた。


呼び掛けても応えない事が何回もあったし、料理や人形作りを失敗したりした。


(今までこんな事なかったのに…。)



「ねぇ、クレナ〜?どうしたの〜?」



「あ、あぁ…、カナデかぁ…。」


「どうしたの、最近〜。ジュナが来てからなんかおかしいよ〜。」



そう言うとクレナは少し困った顔をして、


「何でもないよ。大丈夫だから…。」


と言った。



「本当に〜?シアもケイも心配してたよ〜。」


「そうなんだ…。ごめんね、心配させちゃって…。」


「ううん、大丈夫〜!あ、もしかしてクレナ、ジュナにいじめられたの〜?それならジュナに謝りなさいって言ってくる〜!」



そう言うと、カナデはドアの方向へ向かって行った。


カナデは本気だ。


「ち、ちょっとカナデ!そんな事ないから!本当に!!」


「そう?それならいいんだけど…。」



カナデはそう言うと、2人の所へ行く、と言って二階へ上がって行った。



しかし、すぐ降りて来たと思うと

「何かあったら言ってね」



と言った。


「うん。ありがとう。」



その言葉を聞くと、カナデは二階に戻っていった。



(言えるはずない…。私が3人を壊さないといけないなんて事…。)



しかし、ともクレナは考えた。



(もしかしたら、そんな事はないかもしれない。過去にそういう話があった事は知ってるけど、本当かどうか分からないし…。)



クレナはそう考えてそんな事はないと思い込もうとしていた。


でも、とやはり考えてしまう。



先輩達に似せて作った時から覚悟はできていたが、やはり自分の手で壊さないといけないなんて…。



「クレナー。夕ご飯まだー?」



時計を見ると、もうそろそろ夕ご飯の時間、という時間だ。



「ごめんねー。今から作るからー。」


もう少し様子を見よう。何かあったらちゃんと説明しよう。



そう自分に言い聞かせて、クレナは夕ご飯の準備に取り掛かった。

今回は投稿するのが遅くなってしまいました。次回からはテンポよく投稿していきたいです…。

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