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離婚物語  作者: ハロ
19/27

19話 家庭裁判所から手紙が来た!!

夜勤の仕事終わり、何となく郵便受けを確認する。


すると、家庭裁判所からの手紙が入っていた!

え!?と驚く。僕はまだ何も出していない。何故僕宛に手紙が?もしかして、何かの不手際で送られて来たのか?僕は娘を幼稚園へ送る最中ずっと考えていた。


手紙は家に置いてきたのだ。

気になって、運転処では無い。焦る気持ちを抑え、家に帰った。すると、スレ違いでヤツが二階へと行く。予め買っておいたノリ牛の弁当を机に置いた。


「何だろう?」


強引に開封すると、そこにはヤツからの訴えた証が入っていた。僕は思う。しまった!先手を取られた!悔しさで一杯になる。叔父を呼んでいるのに、それが無駄になってしまうではないか。とりあえず叔父に電話してみた。


やはり叔父の策略だったと思う。

家庭裁判所に調停離婚を申し立てたのだ。味方とは思っていなかったが、まともな人だから来てくれると信じていた。が、今回は来ないようである。


裏切られた気持ちになるが、それは仕方無い事。

とりあえず姉達にラインで内容を送る。ラーメンも食べていたが、流石に伸びたのはもう食べられない。残念だが、流しに流す。


手紙を確認すると、2通の書き込み用紙があった。

それを書き込む。事前に知っていたから、驚きはしたが、動揺は無かった。でも、内容が貰った用紙と少し違う。

財産と親権のみを調停する紙の様だ。離婚は前提となるのか。


意味の分からない事もあるので、それは裁判所で決めて欲しい、もしくは、教えて欲しいと記載する。封筒を探し、そこに入れた。金額は適当に貼って出す。92円を越えていれば、問題無いだろう。


姉からは、弁護士に相談した方がいいと言われた。

まさにその通りだ。何がやらなくてはならないのか、分からない。そして、どんな事を聞けばいいのかもだ。


整理しなくてはならない。

そして、焦ってはダメだ。僕はネットで親権を勝ち取る内容を探す。自分と同じケースは無かった。でも、何をすれば良いのかは分かった。


メモだ!

それと調停離婚の場合、調停員が訪問しにくる。

勿論、小学校や幼稚園もだ。調停員への印象をあげなくてはならないらしい。嘘を付くよりも、その後の対応を語る方が良いとも書いてあった。


はぁ、まだ今日も夜勤で仕事に行かなくてはならない。

タイミングが悪すぎる。僕は布団に入る。4時間しても寝れなかった。ダメだ。興奮して寝れない。15時に起き上がる。スマホを眺め、裁判の日を確認すると、夕方勤務だった。2月8日、決戦の幕開けだ。


やはり決意が必要だと思う。

何かを成し遂げる試しには、何かを失う覚悟が!

僕はとっても好きでこよなく愛しているゲームアプリを次々と消した。2年続けてきた、パワ風呂もだ。


このスマホは、小説を書くだけになるだろう。

それでもいいと思った。ここに記載しておけば、後で確認出来る。ヤツに見付からずに保管しておけるのだ。


息子が小学校から帰ってくる。

娘は今日は遅い。なので、お風呂に入れられない。何だか、やり遂げた気持ちになり、眠気が一気にくる。


「お父さんとお風呂入ろう!」

「うん!いいよ!おやつは?」

「お風呂入ってからな」

「分かった!」


僕は改めて思う。

やっぱりこの子に救われているのだ。このゴミ屋敷での生活で、心の支えとなっているのを再確認する。やはりヤツにはこの子達を任せられない!僕は新たに決意する。


お風呂上がりに、そのまま寝たら、仕事に行く時間まで、ゆっくり寝れた。6時間は寝ただろうか。さぁ、メモと思い出す事を書き出して行こう!


とりあえず書き込む。

去年の3月くらいに、息子が学校帰りに公園で遊んで帰る事があった。何故かは分からなかった。5時を過ぎても帰って来ないので、迎えに行くと、公園で宿題をしていたのだ。

勿論、ヤツは毎日激怒していた。

公園から帰って来ない!もう知らんと。


もしかして、息子はヤツの前で宿題したくなかったのかもしれない。今から思い出すと、そんな結論となった。

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