13話 明日家庭裁判所に行こう!
その夜、妹から連絡が入った。
「どうやった?」
「こうこう、こうだった」
「成る程なぁ。
ちょっと姉御とラインするから待っててや」
しばらく考える。
やはりヤツの叔父を呼び、話し合いをするしか無いのか?二人だけの話し合いは平行線だ。決して交わる事も、近付く事も無い、一定の距離が離れた二本の直線である。
常識があれば話も通じる。が、何もかも、全て僕が悪いで片付けてしまう。そして、自分の非はお前が悪いか、体調が悪いで終了させる。
糞が!死ねばいいのに!
「兄貴!ライン送るから、見て」
「分かった」
程なくラインが入る。
姉とのやり取りがスクリーンショットで貼られていた。それを見る。
子供が自己主張して、アピールする。
兄妹の関係を離さない。
友達と離れるのは、マイマスとなる。
離婚するまでの間、どちらが親権を持つかを、家庭裁判所で行える。
ん?家庭裁判所のこれは、今の僕に当てはまるんじゃ?離婚には時間もかかるだろう。親権も確保したい。関西へ娘を連れて帰るのに、有利に働くと思った。
家庭裁判所へ申請し、ヤツが対応しなけれぱ、それでもいい。対応したら、虐待について、第三者からの追及を避けられないのだ。タップリとやられた話はあるからね。そして、時間もある。今日は1月10日だ。3月末で、関西に戻るから、それまでには申請は終わるだろう。
安易ではある。でも、明日家庭裁判所に行けば良い!僕は決意した。明日、家庭裁判所へ行こう!




