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凡人でもできる現代ファンタジー攻略法  作者: 夜鐘
第一章 スケルトンダンジョン攻略 前編

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各種ステータス・1

 色々あったが、本題に戻ってステータスアップアクセサリーの効果検証を行っていく。

 まずは現在のステータスを確認だ。


 種族:  人間

 レベル: 4→5(5)

 職業:  未選択

 状態:  平静

 筋力 8

 敏捷 10

 器用 13

 魔力 1


 <加護>

 無し

 <ユニークスキル>

 無し  

 <スキル>

【剣術3】【弓術1→3】【投擲4】

【気配察知2→3】【気配希釈1→2】

【盗掘4】【掠奪2→3】【祈り3→4】【目利き3】【演技1】

【考古学1】



 先ほどの二体のスケルトンを倒したことでレベルが上がっている。加えて、スキルのレベルも上がったようだ。

 

 特に目立つのは弓術のスキルだ。前回のレベルアップからそれほど時間が経っていないが、いい上がり方だ。気配系のスキルも上がっている。

 

 他に目立つのは祈りのスキルも上がったことだ。これは何がキーになって上がっているのかは分からなかったが、もしかすると死者を弔うことなのかもしれない。

 自分が見殺しにした相手に合掌して、レベルが上がったのだとしたら、それはそれでどうかと思うが。

 というか、このスキルの効果は何だろう。他のスキルは、関連する行動が上達している気がするが、【祈り】による効果は未だに不明だ。



 そして今回の結果から、単にモンスターを倒すよりも、何かを倒し、レベルの上がったモンスターを倒した方が経験値効率がいいのかもしれないと感じた。

 下手すると、「直接人間を倒した方が効率がいいかもしれない」という、危険な方向に思考が傾きかねない。

 今はまだ仮定に過ぎないが、これが事実だとすると、後々まずいことになりそうだ。



 ではお待ちかねの、ステータスアップアクセサリーを着けまして。変化したステータスがこちら。



 種族:  人間

 レベル: 5(5)

 職業:  未選択

 状態:  平静


 筋力 8(+2)

 敏捷 10(+2)

 器用 13(+2)

 魔力 1(+3)

 

 今回は試しに、着けられるステータスアップアクセサリーをすべて装備してみた。

 実際にアクセサリーで増加した分のステータス値は、括弧で示されるようだ。


 ではここから、それぞれのステータスを重点的に上げて、効果を検証していこう。



*****



 一通り効果の検証が終わった。未だに分からないことも多かったが、それぞれの特徴はつかめた。


 実際に感じた効果のほどを述べていこう。



 まず筋力。結論から言うと、これが最もステータスアップの恩恵が感じられた。

 そもそも自分の筋力ステータスの値が低いため、上がり幅が大きく感じるという理由もありそうだが、なにより扱える武器の種類が増えるのが大きい。


 今まで両手剣などは重く、十全に扱うことが出来なかった。片手剣を使っていた際も、本来ならば開いている方の手に盾などを持ちたかったが、重量やバランスの関係で断念していた。

 筋力ステータスを上げるとその点が大きく改善しそうだ。

 

 実際に武器をインベントリから取り出して、素振りを行ってみると、今まででは扱えなかったいくつかの武器を振ることが出来た。

 これは、剣術スキルが上昇したこともあるが、剣を振っても体の芯がブレなくなったのは、筋力ステータスのおかげだろう。

 また、見た目に関しては、筋肉量が増えるなどの変化は見られなかった。残念なことに現状では、筋力ステータスを上げてもムキムキのマッチョを目指すことは出来なさそうだ。

 このステータスポイントの量が、10や20変わるとどうなるか分からないが。


 次に敏捷。こちらの数値を上げた際に期待していたのは足の速さや移動のスピードが上がることだったが、実際はそうもいかなかった。

 詳しく計測できたわけではないが、体感として、走った際の足の速さは変わらない。

 なら敏捷アップの効果は何なのかというと、文字通り『敏捷性』、動作の素早さ、機敏さの上昇だった。

 簡単に言うと、運動の開始や切り替えの素早さが上がったようだ。多分だが反復横跳びなら高速でできる。...が、求めていた効果とは若干違う。

 走る際、スタートダッシュ直後の瞬発的な動きは速くなっていたが、最高速は変わらなさそうだった。

 

 そして、この検証を行っている際に気付いたのが、『速度アップ』のアクセサリーとの違いだ。

 弓を使い始める前、魔法使いスケルトンに苦戦した時に頼った効果だ。このアクセサリーを着けると、移動速度はもちろん自分の剣を振るう速度も上昇していた。

 この二つを見るに、似ている名称でも、効果が違ったり、その能力を向上させるアプローチの仕方が異なる場合があるようだ。

 今度から装備の効果の検証には、より注意しないと繊細な違いを見落としてしまいそうだ。



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