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凡人でもできる現代ファンタジー攻略法  作者: 夜鐘
第一章 スケルトンダンジョン攻略 前編

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息抜き散歩(ダンジョン)

 近々、ダンジョン関連がいろいろと面倒になりそうなので、

 息抜きがてら他のダンジョンに行こうと思う。


 思えばダンジョンが登場してから、毎日あのスケルトンダンジョンに通うばかりだった。

 たまには休まねば!



 ということで、今日は休み(?)なので、息抜き兼、検証兼、食料確保を行うことにした。


 今日向かうダンジョンは最寄り駅の近くにある。

 ネットで調べたところ、そこには食料をドロップするモンスターがいるようだ。

 どうやら、以前工事現場にいた人達は、ここの整備に回されたようだ。



 今日持っていく装備は


 弓だ。それも一番最初にドロップした弓と矢、矢筒。

 今日は弓を使っていく。


 理由を説明しよう。

 一つは、周りと装備の質を揃えるためだ。


 世間では武器不足の状態が未だに続いている。

 一時の阿鼻叫喚状態からは脱したようだが、手に入りづらいことに変わりはない。

 それに加えて、ネット上で多くの人の装備を見たところ、今自分がメインで使っている武器は、かなり上等な部類に入るようだ。(一部の『超人』を除いて)


 ということで、目立つのを避けるために、武器のグレードを下げ、練度を隠すために弓を使うことにした。

 あと単純に、前回の魔法使いスケルトン戦を経て、遠距離武器が使えるようになりたくなったからだ。


 同じ理由で、防具は着ていかない。今回のダンジョンは浅い場所なら、脅威となるようなモンスターもいない。


 アクセサリーは、

【動体視力強化のイヤリング Lv1】×2、

【隠蔽のネックレス Lv1】

【器物の指輪 Lv1】×2

【速度上昇のアンクレット Lv1】×2

 という構成だ。


 アクセサリーなら小さいし目立たないだろうと思い、鑑定によって名前が判明しているアクセサリーを着けてきた。

 折角なので、Lv1のアクセサリーの効果の程を体感してみよう。

【隠蔽のネックレスLv1】が目立つのを防いでくれることを願う。




 そして、【器物の指輪Lv1】が今回の目玉だ。




 **********



 やってまいりました、初の草原ダンジョン!


 人多すぎ!!!


 いや、仕方ないんだけどね?


 先日の大規模なダンジョン事故を経ても、多くの人がダンジョンを訪れているようだ。なんなら入り口で気絶し、運ばれる人のスペースまで確保されている。


 流石にここでは、検証も弓の練習も出来そうにない。草原の少し奥の方に向かおう。




 少し人がまばらになってきた。ここらでいいだろう。

 このダンジョンはフィールドタイプと呼ばれており、背の低い草の生えた草原が広がっている。


 奥に行くほど敵の強さが上がるそうだが、ここら辺なら大丈夫だろう。縄張りのようなものがあって、遠くまでは来ないらしい。



 おっと、早速接敵だ。

 といっても、少し大きな兎が向かってきただけだ。口元に牙のようなものが生えており、全体的に可愛くない。

 えぇ...ウサギって草食性じゃないの?

 とりあえず、似ているだけの別生物だと割り切って弓を射かける。


 当たらない。

 まあ、練習しに来たんだから、当たり前だ。


 気を取り直して、どんどん射っていく。

 ウサギとは距離を保ちながら、弓を射る。いわゆる引き打ちというやつだ。


 お、当たった。


 ウサギは塵になり、毛皮がドロップした。

 肉が欲しかったな。


 続けて獲物を探し、再び矢を射っていく。さっきよりは上手くなっているかな?

 おっと、今度は肉がドロップした。これなら食料には困らなそうだな。



 しばらくウサギ相手に弓矢を練習していると、どろどろとした水色の何かが目に入った。


 こ、これは!ファンタジーといえば、ダンジョンといえばのスライムだ!



 てか、スライムに矢って効くのか?



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