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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

時空の三連星 第2章

作者:bob-makkei
最新エピソード掲載日:2026/05/31
                 《時空の三連星》

第2章:聖愛の調律と、異界の怪物

【あらすじ】
絶対的な王であり医師でもある駿(しゅん)と、
完全な現世の人間でありながら気高き正妃の器を持つシズ。
二人が交わす「聖なる夜伽(よとぎ)」は、世俗の淫(みだ)らさを排し、
互いの魂の澱(おり)を燃やし尽くす神聖な儀式であった。

その情事の事後処理を担うのは、専属メイドのアオイ。
本来は思念体(しねんたい)でしかない彼女が実体として奉仕すること――
それは“神経が千切れるほどの思い”を伴う狂気的な鍛錬の賜物だった。
主への情愛の余韻に当てられ、限界を迎えて崩れ落ちるアオイを、
シズは自身の体内にある『精神思念領域』へと誘う。

「その熱を、ここで私が調律してあげるから……」

厳格で深い慈愛に満ちた、快楽の先へと飛び散る魂の調律。
それが、この歪んだ聖域の日常であった。

だが、シズの体内に宿る星は、彼女一人ではなかった。

現世を生きる十五歳の少女、ハル。
学校では内気で健気な「完璧な良い子」という表の顔を演じる彼女は、
自室の鍵を閉めた瞬間、その裏の顔を露(あらわ)わにする。
宙に浮く髪。立ち昇る濃密なオーラ。
察知結界と洞察結界を駆動させ、難解な学術書を異次元の速度で
解析・記憶していくその本性は、正に『化け物』のそれであった。

やがて時空の壁を越え、アオイの囁きがハルへと届く。
各時空に肉体という名の「殻(から)」を残したまま、
極限まで純化された二つの思念体が完璧な融合を果たしたとき、
次元を物理的に突破し得る異能――『思念動体(しねんどうたい)』が覚醒する。

正妃シズの肉体へと帰還し、ついに結集した《時空の三連星》。

シズから作法と所作を学び、アオイから心身の鍛錬を課されながら、
孤独だった少女・ハルは「頼れる本物の姉妹」を得た歓喜に震える。
しかし、姉たちが自分を子供扱いして教育しようとするその裏で…

すべてを解剖する最強の怪物少女を迎え、運命の歯車は一気に加速する。
唯一無二の主・駿との、切望と執念の再開。
そして時空そのものを揺るがす「喜びの闘争」の幕が、今、上がる。

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