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ネットライバーとリスナー 義理の父娘(おやこ)の純愛物語  作者: 大谷賢吾


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(9)ネットライバーとリスナー 義理の父娘(おやこ)の純愛物語

ネットライバーとリスナー 義理の父娘(おやこ)の純愛物語

ネットライバーの賢治と視聴専門リスナーの美咲が、義理の父娘として交流する三年弱の純愛物語である。

早くに父親を亡くし強度のフアザーコンプレックスの美咲が、義父の賢治に対する愛の葛藤を乗り越えて、賢治の協力を得て結婚相手と結ばれるまでの物語である。



○部屋で雑談をした。                               

「長椅子にトランクを広げてるけど、今日買ったものが少し入ってるでしょう。最終的にはトランクが一杯になり、衣類は布カバンに入れて、トランクと布カバンの二つを飛行機に預けるのよ」                                     「トランクが大きいね。私が入って行きたいよね(笑)」               

 「美鈴は身長が高いから入れないね(笑) トランクを広げて、買った物を入れていかないと、後どれだけ買えるのかの目安にならないのよ。買い過ぎると入れきれないからね」

「お父さん。簡単じゃないよね。大変な作業だね」                  

 「長年。日韓を往復して韓国の家や会社に日本で買った物を運んだからね」     

「お父さん。ベットで少し横になるよ。さっき、ロビーで約束したよね。横に来て手を繋いでよ(笑)」                

 「ビールを飲みたいんだけどね」                        

「ビールは後でね。約束が先だよ!」                        

 「はい、はい、娘さん。手を繋いで横になりましょう」             

「お父さんの手は、いつも温かいね(笑)」                     

 「美鈴も温かいね(笑)」                           

○私が男性との付き合い方の一部を話した。                    

※美鈴に精神疾患からの不倫の前歴があるので、男女問題を必要以上に言い続けた。   

 「美鈴さん!」                                

「お父さん。改まって何?」                           

 「結婚が決まった相手ならこのような状態でも構わないが、男性の友人や恋人の段階では、男性の部屋に行くのはダメですよ!前にも言ったよね。まして、部屋で二人っきりで、手を繋いでベットで横になるのはあり得ない事なんだよ! 私は、義理だけどもお父さんだから、ブレーキがあって何も問題が起こらないが、私の場合でもブレーキが外れたら、暴走するかもしれないからね。今回の美鈴に出会った初日は男性とオスの葛藤があったのよ。意味が分かるかな?」                          

「分からないよ。何の話なの?」                         

 「あくまで、私の表現方法だが、男性は今の私。オスは女性を狙う男のこと!」  

「そうなんだ!分かりましたよ(笑)」                      

 「だから、結婚が決まった相手以外の男性と二人きりで部屋に入るのはダメだよ。と、言う話よ!間違いのもとになるんだよ!過去に間違いがあったよね」         

「そうですね!間違いがありました!それは充分注意します!しかし、今はどうゆう状態なんだろう?」    

 「今の私と美鈴の状態は、美鈴が無理やり押し入って来たんだよ!私は受け身でオスでなく男性だよね(笑)逆強姦だよ(笑)」     

「お父さん。その表現面白いね(笑)私が、お父さんを強姦する!良いんじゃないの(笑)」                   

 「何を言ってるんだよ!冗談でもダメだ~!(笑)」               

「お父さん。ゴメン!お父さんが真剣に言ってくれてるのに、茶化してごめんなさい!」「最後は、お父さんも、つい強く言い過ぎたね、ごめんよ(笑)」         

 「お父さんは、私の事を真剣に考えてくれているのが分かって、本当に嬉しいよ!ありがとう」                  

「この話はここまでにして、お手手つなぎもこれくらいで、起きてビールを飲もうか?美鈴も飲むかい?」               

 「は~い」                                   

○軽く飲みながら雑談をした。                           

「では、ビールで乾杯だ!今日も楽しかったね。乾杯!」            

 「楽しかったね~(笑)かんぱーい」                     

「美鈴は一人住まいだが、マンションの管理は良いのかな?賃貸だよね」      

 「うん。管理は良い方だと思うよ」                        「

何年目なの?」                              

「二年ほどよ。前も近くだったのよ」                       

 「昨日、外から見たが、新しそうだね」                   

「築、三年なのよ」                               

 「前のマンションから何故引越ししたの?」                   

「飽きるのよね。やはり、精神疾患にある「飽きっぽい」の影響があるのかもね」   

 「そうなんだ。普段は疾患があるように見えないが、少しは影響があるんだね。私に対しては飽きないのかな?(笑)」           

「人とモノとは違うけど、お父さんは、幾らでも湧いてくる話や知識の泉だよ!飽きてる暇が無いよ!いくらでも知識のネタや、話題のネタがポケットに詰まっていると思うよ!「褒めてくれてると言うことかな(笑)」                    

 「褒める以上の気持ちですよ!(笑)」                       

「飽きるから、分譲マンションはダメなんだね」                

 「そうなのよね。面倒な頭なの(笑)」                       

「そんな人は幾らでも居てるよ!飽きっぽくなるのは普通だよ!美鈴は病気だからじゃないよ!普通だよ!何でも病気、病気と考えないで、普通だと思いなよ!」      

 「お父さんは優しいよ~。お父さんの言う通りだよね。ネガティブな考えばかりではダメだよね!お父さんの言う通り。ポジティブに考えるよ!ありがとう」          

「さあ、美鈴。遅くなったし、今日のライブはこれくらいで終わろうか!」    

 「は~い。今日も何だかスッキリしたよ。お父さん。ありがとう(笑)」        

「明日は少し早く、六時半くらいに朝食をするか。美鈴は朝食後に出勤準備もあるんじゃないのかな?」                

 「そうだよね。そうしてくれますか?」                      

「それじゃ、明日は六時半にここでね。お休みね~。チエーンロックをしなさいよ」 

 「お父さん。お休みね。ここではハグしても良いでしょう(笑)」          

「ハグしよう(笑)また明日ね」                        

 「お父さん。ハグだ!バイバイ(笑)」                       

○大阪滞在四日目の火曜日の朝になった。                      

「お父さん。おはよう(笑) 」                        

 「美鈴おはよう。休めたのかな(笑) 」                      

「昨日はお父さんと同じホテルなので、安心してゆっくり寝られたよ」      

 「良かったね。朝食にレストランに行こう」                    

「は~い」                                  

 「何時にホテルを出たら、会社に間に合うのかな?」                

「八時十五分頃かな」                            

 「だったら、八時十五分頃にロビーで会おうか」                  

「八時過ぎにお父さんの部屋に行くよ」                       

 「OK。今日は雨のようだから、夕食は地下街で行ける、近くのショッピングモールで食べようか?ところで傘はあるのかな?」  

「夕食はショッピングモールにしましょう。傘は無いけど、ホテルから会社まで濡れないで行けるのよ。会社には置き傘もあるし」   

 「お父さん行ってきますよ!ハグしてくれる!」                

「はいよ!ハグしましょう。お互いにハグは慣れたね(笑)美鈴は背が高いから、ハグする時もバランスが合うよね(笑)行ってらっしゃい 」 

 「お父さんも、ショッピングは気を付けてね」                 

「ありがとう」                                 

○四日目の夕方になった。                             

 「お父さん。ただいま~ハグして~(笑)」                   

「お帰り。お疲れさん。ハグしよう!自分の部屋でシャワーしてきたら?」      

 「ここでシャワーしてはダメですか?」                    

「構わないが、裸で出て来るなよ!(笑)」                     

 「裸で部屋を歩こうかな(笑) 」                       

「そんなことしたら、お父さんが、男からオスに変わるぞ~(笑) 」         

 「良いんじゃない!一度オスになってみてよ!(笑)」              

「馬鹿なことを言ってないで、シャワーをしなさいよ!」              

 「は~い」                                  

○夕食に出かけた。                                

「お父さん。お待たせ!食事に行きますか?」                  

 「うん。行こうか。今日は雨だから、地下道で行ける、近くのショッピングモールの食堂街で、美鈴の食べたいものを見つければ良いよ」                   

「お父さんは、何でも食べれるんだよね?」                  

 「うん。美鈴の好きなものをどうぞ(笑) 」                     

「お父さん。鰻が良いな~。少し高いけど良い?」                

 「良いよ。これ位なら破産しないか!(笑)」                    

「大丈夫なんだね。破産しないね(笑)良かった!(笑) 」           

 「この前の寿司屋でも鰻を注文したよね。好きなんだね。お父さんも好きなんだよ。(笑)入ろう」                   

「お父さん。うな重注文しようか?」                      

 「うな重が良いね。肝吸いも付けてね。タッチパネルで注文してよ」          

「注文したよ」                               

 「最近は、鰻が高いから、こういう機会しか食べられないね」             

「そうだよね。今回は、毎日、お父さんと好きなものが食べれて、ハッピーだよ(笑) お父さんのサービス付きで~(笑))美味しいものが食べられる~(笑)」      

 「美鈴のサービス付きで~(笑)。美味しいね(笑) 」                 

「お父さん。美味しいね!幸せだよ~(笑)」                  

 「ゆっくり食べよう」        

「は~い」                                 

 「美鈴は好き嫌いが多と言ってたよね。しかし、今回は毎日、普通に食べてるよね」   

「お父さん。不思議だよね。何でも食べられそうだよ。お父さんと一緒だからかな?」

 「食わず嫌いだったんだよ!」                           

「そうかもね(笑)」                             

 「美鈴は、一人で住んでるから好きなものしか食べないからかな?」          

「そうかもね。お父さんのお陰だよね(笑)今回は色んなことでお父さん効果があったよ!本当のお父さんになってよ!(笑)」     

 「なれるものなら、美鈴の本当のお父さんになりたいね!(笑)しかし、今の義理の関係でも、本当のお父さんのつもりだよ!」      

「そうよね。私も娘のつもりよ(笑)本当にありがとう!」             

 「美鈴。ここで何か買いたいものがあればプレゼントするよ!何か見て回ろうか?」   

「ありがとう。お父さん。今回は食事代やホテル代でお父さんの出費が多いから、これ以上は良いよ!感謝してるよ!(笑)」     

 「そうか。それじゃ誕生日の時にしようか!美鈴。ホテル横のコンビニで飲み物を買って、ホテルに戻ろう!」               

「は~い」

○ホテルに戻って、いつものように雑談になった。                

「お父さん。私、いつものようにベットで横になるから、隣に来て手を繋いでくれる?」 

 「はいよ。幼稚園の子供さん(笑)」                     

「お父さん。ドリフの加藤茶は奥さんと四十三歳離れてるんだって」        

 「何歳差かは知らないが、かなり離れてると聞いたね」             

「お父さんと私の歳の差位だね。私たちもいけるよね(笑)」            

 「いけるって!何の話をしてるのよ!雑談では無いようだね」            

「うん。私たちの歳の差でも結婚出来るんだな~と、考えたの(笑)」         

 「それはちょっと違うんじゃないかな?加藤茶の歳から逆算したら、多分、奥さんは四十歳前後で初婚じゃないよね」          

 「多分!」                                     

「美咲は何歳だ?二十八歳だろう?」                       

 「そうだよ!」                                

「まだ、未婚だろう!」                             

 「そうよ」                                  

「だから、単純に歳の差がよく似ているからにはならないだろう。条件が違うよね!美鈴が結婚して、十年後にバツイチになったら考えようね」                  

 「も~本当に、も~。お父さんとは夢の話が出来ないんだから!」         

「そんなことないだろう。我々を男女関係にする以外の話なら、幾らでも夢を語れるよ!」 

 「お父さん!もういいよ!!」                          

「美鈴さん!なぜか怒ってますね(笑)」                        

 「怒って無いよ!好きなお父さんを困らせようと話しただけさ。いつものように、するりと逃げられただけなのさ(笑)」       

 「今日、鰻を食べたから、するりと逃げられたかな(笑)」                

「お父さん。それ面白い(笑)(笑)」                        



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