↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネットライバーとリスナー 義理の父娘(おやこ)の純愛物語  作者: 大谷賢吾


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/13

(2)ネットライバーとリスナー 義理の父娘(おやこ)の純愛物語

【ネットライバーとリスナー 義理の父娘おやこの純愛物語】

ネットライバーの賢治と視聴専門リスナーの美咲が、義理の父娘として交流する純愛物語である。

早くに父親を亡くし強度のフアザーコンプレックスの美咲が、義父の賢治に対する愛の葛藤を乗り越えて、賢治の協力を得て結婚相手と結ばれるまでの純愛物語である。



○美咲の仕事以外の個人的な話をしている。                     

「美咲は仕事以外の時間は、ライブを観ている時間が長いの?会社から帰って直ぐにスマホでネットライブを観ているように思うがどうだろう?」                

 「スマホでネットライブを観ている時間が多いかな?」               

「若いんだから、ライブばかりでなく、会社帰りや週末に友達と出かけないの?」     

「出かけることもあるが、少ないかな」                     

 「年齢も三十歳近くなんだし、ライブばかりを観ていないで、女性の友人だけでなく、男性の友人とも交流するのが良いんじゃないの? 怒るかな?」               

「お父さん。ちゃんとやってるよ!」                       

 「怒ったね。義父として心配だから言ったのよ(笑)」                  

「怒って無いよ!お父さんの気持ちは分かっているよ。ただ、私も考えてやっているから、心配しなくても良いよ(笑)」       

 「余計なことを言い過ぎたようだね。ごめんよ」                 

「お父さんとして心配してくれているのが嬉しいよ。私は心配してくれる身内が居ないからね。ありがとう(笑)」         

○美咲は私のライブに、他のリスナーが帰る頃の遅い時間に来て長く話して行く。    

「おはよう。昨晩もライブでゆっくり話が出来たね。一日の終わりの楽しいルーティンだね。ありがとう」             

 「お父さん。改まったお礼は言わないでよ。私も楽しいんだから。これからも時間があれば長く話をしたいのよ」            

「義父を泣かせるような、嬉しい話だね(笑)」                   

※美咲が私のライブの滞在のは四十分程度の時もあるが、終了予定時間の二十一時を越えて二十三時や、二十四時までも二人で話すことが度々ある。              

○私が散文的な詩を作り美咲に贈った「理想って何処にある?」          

 「人は理想を求める? 理想はどこにあるのだろうか? 理想は架空の世界、夢の世界にあるのだろうか? 架空の世界、夢の世界の理想はすぐに見つかるように思い、手でつかもう、ハグをしようとしたら逃げてしまって捕まえられない。          

 人は現実の世界に生きている。しかし、現実の世界では理想は簡単には見つけられない。捕まえられない。苦しいことや嫌なことを越えて、涙もたくさん流さないと見つからないし、捕まえられない。                           涙をたくさん流して捕まえた、現実世界の理想は簡単には逃げないし育んでいくことが出来る。人は現実の世界に生きている。架空の世界でなく現実の世界で理想を探せば必ず捕まえることが出来、楽しみ笑うことが出来るのではないだろうか? 人は架空の世界に生きるのでなく、現実の世界に生きているのだから。 賢治」       

 「お父さん。詩をありがとう。心にしみるよ。身につまされるよ。ライブは錯覚と架空の世界と分かってるので、早く終わりにしたいと思うんだけどね」              

「お節介だったね(笑)」                             

 「そんなことないよ。気にかけてくれて嬉しいよ(笑)」               

※錯覚と架空のライブの世界で美咲は大きなお金を使っているので、ライブを辞めて現実の世界で頑張って欲しくて詩を作ってみた。この時点では、感じてはくれたが期待した効果は無かったようだ。         

○美咲が体調不良を訴えて来た。                          

「お父さん。最近、私、何かしんどくて、やる気が出ないのよね。何んでだろう?」 

 「美咲の体調が心配だね。今は二十歳代から三十歳代の分岐点だし、また、季節の変わり目なので、体調管理をシッカリする必要があるね。十分な睡眠が大事だと思う。睡眠の寝溜めは出来ないよ。毎日の睡眠が大事だね。ネットライブの視聴も二十四時を過ぎないように、ほどほどにね。               

 そして、いつもポジティブな考えを持つのが良いと思う。美咲はネガティブになる傾向があるように感じる。気持ちの落ち込みがあるようだね。インスタでもかなり心の闇を感じて心配しているよ。ウソの笑いでも、声を出して大きく笑えば、気持ちが明るくなるそうだよ。医学的も証明されている。            

 前にも話したが、親しい友人に悩みを吐き出そう。美咲の性格的に親しい友人は少ないかもしれないが、ゼロではないだろう。    

言いたいことは沢山あるが、私とはSNSでの交流だから、文章では的確な表現が難しく誤解を招くのでこれくらいにしましょうね。いつか、会う機会があれば沢山話したいね」 

「お父さん。ありがとう。ポジティブと笑いと友人ね。そうだよね。分かりました(笑)」

○ライブ絡みの話と雑談をしている。                        

 「美咲。おはよう。昨日はライブで遅くまで引っ張ってゴメンね」        

「お父さん。おはよう。また謝る!私は好きで遅くまで話してるのよ!謝らないでよ! 」「怒ったね(笑)」                                

 「怒ってないよ~(笑) しかし、お父さん。昨日は少し元気がなかったね。何かあるの?」 「そうか。別に何もないんだが、元気がないように見えたんだね。気合を入れて配信します!ありがとう(笑)出勤だね。ブルーマンデーだが、気分をチェンジして行ってらっしゃい」                                        「行ってきます~」                               

※日が変わった。

 「おはよう。昨日はいつものリスナーとも話をしてくれてありがとう。今日も元気で行ってらっしゃい」                

「おっは~ 行ってきます~(笑)」                        

※日が変わった。

 「おはよう。最近は一人住まいの娘の生存確認で「行ってらっしゃい」のエールになっているね」                   

「おっは~ 生きてるよ~(笑) 行ってきます」                  

※最近は美咲が体調不良を訴える事が多くなり、一人住まいなので心配で、当分間は毎朝、行ってらっしゃい。のエールをしようと思う。美咲からの短い挨拶の感じでその日の気分が分かる。最近は気分は良いらしい。

○突然、美咲が生い立ちや精神疾患の話をチャットで始めた。              

 「お父さん。私は幼少期から家庭環境が悪く育ったの。貧乏でなく、母が厳しすぎて、今で言う虐待だったの。優しい父親は早く亡くなりました。大学卒業と同時に家を出たの。母親や親戚とも疎遠になり、お金にも困ったの。      

 今は頑張っていて大丈夫です。だからずっと一人で生きて来たの。何回も引越しで母親から逃げています。             

数年に一回、精神疾患のパニック障害の発作が出ることがあるし、時々、鬱にもなるのよ。夜は電気がないと寝られないの。悪夢をみるからなの。外国のライバーにも騙されました~(笑)。基本的に人は信用しません。この話は誰にも話していないの。お父さんだけなの」   

「美咲。色々話してくれてありがとう。ただ、美咲の生い立ちを無理に聞く気はありませんよ」                  

〇美咲が不倫の話をした。                             

 「お父さん!この機会に、他の事も全部懺悔します!」                 

「美咲。ちょっと待ってよ!もっと重い話があるの!?無理に話さなくても良いよ!」 

 「いいえ話します!大学を出てからは、独り暮らしで貧乏でもあったので、アルバイトで新地のクラブでホステスをしたの。お父さんが大嫌いなホステスの仕事なの。その流れで気が付いたら、店の客と不倫関係になったの」                       

「う~ん。そうなんだ!」

 「不倫は一か月程度だったけど、慰謝料を貰ったの」

「美咲。不倫は愛だったの?金銭だったの?」

 「好意はあったが、愛では無かったね」

「お金を貰ってたんだね」

 「うん。適当に貰ってたの」

「その頃は、そんなにお金に困ってたんだね!」

 「うん。大学を出て就活中に疎遠な母親と離れて、自分で住み始めたの。しかし、お金が無かったのでアルバイトでホステスをしたの。本当にお金が無かったので、心に隙間が出来て客の誘惑に乗ってしまったの。お父さんごめんなさい!」

「過ぎたことだが、心の隅にこれからもホステスや不倫の可能性を考えているのかな?」

 「お父さん。それは無いよ!絶対にないよ!その時は、精神疾患の影響でストレスが強くなり、頭がグジャグジャになって、まともな判断が出来ないまま誘惑に乗ってしまったの!今も精神疾患は残ってるが、あんな嫌な思いの一か月は無かったよ!相手からお金を貰って助かったけど、奥さんに知られたら慰謝料を請求されるかも分からない心配でびくびくしていたの」

「そうか。よく話してくれたね。過ぎた話だから人生の糧にしようね(笑)」

 「お父さん。悪い娘でごめんなさい!」

「何を言ってるんだよ!恥ずかしいことを正直に話してくれて嬉しいよ!お父さんの美咲に対する気持ちは何も変わらないよ!反対にもっと信頼感が増えたと思うよ!」

 「お父さん。本当にありがとう!お父さんは本当に優しいよ!本当にごめんなさい!お父さんが、もっと!もっと!好きになったよ!愛してるよ~!(笑)」

 「何をどさくさに言ってるのよ!愛はラブでなくライクね!あくまで父子愛でね!(笑)」

「お父さんは何で何時もそんなに冷静なの!少しは、美咲の気持ちを考えて優しくしてくれても良いんじゃないの!?(笑)」

 「お父さんはいつも美咲には優しいですよ!(笑)色々大変な話をしてくれてありがとう。美咲に対する理解が深くなったよ!」

「大した話ではないから。気にしないで(笑)」                   

 「大した話だよ!精神疾患の治療は受けてるの?」                 

「はい。定期診察があり、お薬も貰ってます」                  

 「そうなんだ。定期的に病院に行くんだね。私も長い人生なので色々あったね。当然、人に話せることや、話せないことがあるね。お互いに話せる範囲で話をしましょう。私は人を信じるか信じないかはケースバイケースでやって来たよ。          

 だまされたこともあったが、それで全ての人を信じないことにはならないね。美咲は若くして私より厳しい人生のようなので、私が勝手に美咲の心の中に入ることはありませんよ。もっと気軽に話せる範囲で話が出来れば良いね。ライブでは今まで通りでね」      

「お父さん。分かりました。重い話でごめんなさい」               

 「謝る必要はないだろう!私は美咲の話はしっかり受け止めているよ。これからも何でも話そうね(笑)」              

「お父さん。ありがとう(笑)」 

○雑談をしている。                                

「インスタでペットの納骨堂のアップがあったけど、ペットのにゃんこに何かあったの?」 

 「納骨堂に歴代のペットがいてるの。お参りに行っただけ」             

「そうか! 今のにゃんこに何かあったのかと心配したよ」             

 「お寺のペットの納骨堂にいてるの」                       

「そこの近くに私が卒業した高校があるよ」                    

 「そうなんだ」             

※翌朝                                      

「おはよう。今日も寒くないようで良いね。気分をチェンジして良い日になるようにね。行ってらっしゃい。またね~(笑)」         

 「おはようございます。またね~(笑)」                      

「美咲。ところで、先日の腰の怪我は、一か月になるがどんな状態なの」       

 「大分良くなったよ」                              

「そうか。時間が掛かるよね」                           

※美咲が、一か月前に、駅のエスカレーターで転んで腰に怪我をした。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。