駄神器が!
ついにレフトハンドソードの代わりとなる剣を生み出しす用意が済んだメロウス
鍛冶屋のある町のギルド、アメルダの酒場で話していたら…
「お婆さん、ほぇ〜じゃわからないんですよ」
「ほぇ〜」
ジャパンで激しい取り調べが続いているころ、メロウスと三人は、衝撃の出来事に遭遇していた。
「勇者と冒険するのに耐えられませ〜ん!」
ロイの言葉をキッカケに、勇者があることを言い出した。
「ふむ…そうだな、素材集めも幹部倒すのもやったし、武器を作る辺りまで飛ばすとしよう。」
『え?』(一同)
気が付くとそこは、アメルダの酒場だった。
「ハッハッハッ、無事、全ての素材が集まってよかったな♪」
「何これ?何が起きたの?」
かえりんは、周囲をキョロキョロしている。
「旦那、なにをやったんです?」
「面倒くさいから、冒険を省略した。」
『省略したぁぁぁぁ?』
「まあ、大体やったからいいだろ?」
「大体って旦那…」
それに怒り心頭なのはロイだった。
「りえぞうさん何なんですかコイツは!なんで普通に冒険してくれないんですか!!」
「ハッハッハッ、僕と冒険したくないのだろう?」
「いや!こういうのじゃなくて少しはわきまえろよ!!異世界に来たんだから、こっちのやり方に配慮して遠慮しろよ!!」
「ハッハッハッ、ログを確認すれば、過去のストーリーを確認できるぞ」
「旦那~何を言ってるんです?」
メロウスは、すぐにステータス欄を確認した。
「自分のステータス欄の端っこにログって枠ができてる…」
三人はすぐに自分のステータス欄を確認した。
「うわっ…本当だ…どうします?見ます皆さん?」
「僕はとりあえず鍛冶屋にいってくるぞ」
勇者は一人で鍛冶屋に向かった。
「ロイ待って、まずは私が見るわ、最悪、私なら死ぬことはないし」
メロウスは、ログのボタンを押した。
「あ~…スッゴイ…こうなるんだ~…なんだろうコレ、記憶と言うより体験そのものをする感じ…」
「気になる~、見ていいですか?」
「ロイは待って…りえぞう、あなたロイと付き合い長いんだから、あなたが見て判断して…」
疑問に思いながらもログを見る。
「あっ…コレ!本当に体験してるみた…あっ………ロイは見ない方が良いと思います。」
りえぞうはロイから目を背けた。
「え~、ロイに何があったのよ~」
かえりんは、自分は平気と思い、ログを見た。
「えっえっえっ…これって本当に体け…あっあっあっ…ロイは絶対に見ない方が良いと思う。」
かえりんは目を背けた。
「なにがあったんですかぁぁぁああ!!オレェェェェェェ!!」
固く止められたロイは、結局見なかった。
ロイが落ち着いた頃、
「ところで、勇者の行動のもとになった漫画家柴田亜美とその勇者を、神に調べてもらいました。」
「神?」
「はい説明して!」
『驚いていると思うが神だ、メロウスとは冒険者とする為に、私が与えた名前…』
「いいから説明!」
『…はい……まず、勇者なので傷つかない、仲間につける名前のセンスが最悪、常識外の怪力、そもそも常識の枠内にいない、身軽で無表情、感情が読みにくい、圧倒的な決定力、勇者が思ったらその通り、女を書くのが嫌い、ムキムキマッチョの仲間はホモ、犬の名前はチャッピー、いぬ系ゾンビにもチャッピーと名付け倒さない。う〜ん……とりあえずはこのぐらいか』
「ここまでに照らし合わせて、腑に落ちるところがある内容だけど…」
……メロウス、かえりん、ロイは、りえぞうを見た。
そしてハモッた。
『マッチョの仲間はホモ!!』
「チゲーよ!!!」
「ホモはみんなそう言うのよ!」
「メロウス様違います!!」
「私に何もしてこないのって、そういう…」
「もう風呂や着替えは出来ないっす……」
二人は、りえぞうと目を合わせない。
「りえぞう…それは普通のことで、驚くことじゃないのよ…」
「ダァ〜!メロウス様!!話をややこしくしないで!チゲーよ!!」
『神としてフォローしておこう。りえぞうはノーマルだ』
「そうそう神様の言う通りで、俺は根源との契約による制約で、生涯に一人の女性としか婚姻できない上、結婚相手としか肉体関係になれない。そのせいで奥手になってたらこうなったんだよ」
「シャーマンとしてはマトモな理由だけど、遊び人なんでしょ?」
メロウス達が、しばらく話に花を咲かせていると、不意に勇者が戻って来た。
「神器とやらが完成するまで飛ばすぞ」
『えっ?』(一同神含む)
一同が気が付くと、そこは鍛冶屋だった。
店の奥から親方の声がする。
「よーし出来たぞ!転生のおかげか、千年前より余裕で出来たぜ!!」
そう今の親方は、千年前にレフトハンドソードを打った親方が、転生したものだった。
メロウスは一番に声を上げた。
「出来たの?ついに刀身が!」
「え?」
親方はうろたえている。
「だからレフトハンドソード並みの剣が出来たんでしょ?」
「……え?」
親方はオロオロしている。
「それは僕から説明しよう」
奥から勇者の声がすると、後ろに何か隠しながら出て来た。
う~キタキタ~~♪もったいぶっちゃて~~~~www
「僕の方が頼んでおいたんだ…」
なにかサプライズの祝賀会かしら?
「伝説の剣はあるから別の神器を作るようにと…」
ん?
「そこで作らせたのがこれだァぁあぁぁぁ!!!!」
んんん?
「見よ!この究極の神器!!伝説の盾を!!!ばぁぁぁぁん!!」
口で言いながら前に出したのは、光り輝く究極盾だった。
「アッアッアッ………」
「いっいや!勇者のりくんがもう剣はあるから盾にしろって言うから…」
「ハッハッハッ、気が利くだろ?」
「あっあっあっ………」
「ん?どうしたメロウス?」
「こッ…この……」
「この」
「駄神器がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
メロウスの千年に及ぶ旅が実を結び、ついに神器か完成した!!
その神器は究極の盾、あらゆる攻撃を退けるのだった!!!




