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第三話 事件

すいません!かんぺきR15 作品です!漫画化されたら保健室の服脱ぎシーンが見れるよやったね!

私がセンパイの教室に駆け込んだとたんにそれは起きた。準備万端だったと。

わかってはいたのだ。私はすこーしばかりセンパイに近づきすぎていた。昼休み、登下校…。私のことを嫌う人は多かったのだろう。必然的にそれは起こった。決められている定めのように、また……。


前の学校でもそうだった。別に何かしたわけじゃない。初めて先輩から離れて違う学校に行った。小学生の時から勉強ができたからもっとお金を稼げと私立の中学校に入学させられた。いじめにあった。中一の秋ごろにはひきこもるようになってしまった。勉強だけはできたから考査の順位はいつもトップ。気に食わなかったのだろう。学校に行くのは考査を受ける時だけ。親はくずだったけど成果主義の人たちで、考査で良い点がとれていれば学校に行くことを強制されたりはしなかったから助かっていた。が、考査だけは受けなければならない、しかも教室に…。受けないと世間にばらされる。それだけは何があっても嫌だった。もし登紀子に見られたら…。親は察していたみたいだが、助けてはくれなかった。望まれて生まれたわけじゃない。いらなかったといっていた。娘がいじめられるよりお金の方が大事。そんな人たちだ。

行く途中で足をかけられる。スカートをめくられる。おしりを触られる。階段の上からごみが降ってくる。階段から落とされる。行くとつかまって教室の前でリンチされ犯され回され…。机の上の花とかそんだけなら直接的な被害がないからまだましだった。いわれるままに行動して謝って、土下座して…。撮られて脅されるようになってからはもっとひどかった。一クラスに収まらずあちこちからやってきては殴って蹴って犯して…それでも先生も動かない。みんな調子に乗った。私は壊れた。感情と自分そして声を失った。高校生になって幼馴染の仲が良かった登紀子ちゃんと一緒の学校に編入することになったが、もう学校なんて行けるわけないし、そもそも部屋から出るのが怖い、人の気配、生活音、声…家族でさえ怖かった。


ばっしゃーん。バケツの水をかけられた。みんなの視線が怖い。いじめられてから視線に敏感になってる。ご丁寧にセンパイや先生を隔離して。あの頃の記憶が一気に襲ってきて怖くなった。っ…私は逃げをえらんだ。ここでやり返せばみんな怖がり、これ以上直接いじめられることはなくなる。でも怖くなってしまったのだ。数には勝てない。

「あなたたち何やってるんですか!」なんかどこかで聞いたそばかすの声が聞こえた。「せっせんぱ…

声が震えて出てこない。「これはどっからどう見てもいじめよねぇ。あっそうだわみんな知ってます?高校生のいじめで警察のお世話になった人の話、まあ先生には私から言っとくから自分の行動を省みなさい!」

あんたがいうなっ!と思わず怒鳴ろうとして声が出てないことに気が付いた。「これ」そう言って安城先輩がお茶を渡してきた。…「ありがとう。」

この先輩結構いい人なんじゃ?

「気にしないでね。登紀子様の家の話が聞けなくなるのが嫌だっただけよ!じゃ先生に伝えてくるからあなたその服…」

やっぱりそばかすはそばかすだ!安心とそしてちょっぴりうれしさを覚えたのだった。

「よう、みっつーこんなとこで水遊びか~?風邪ひくぞ!保険室いこ」―


「なんかあったら相談せーや。安城にされたんか?」

「違うよ安城さんは守ってくれたんだよ」

とっきー、あなたにだけはばれたくない。とっきーはやさしいから変わらずに接してくれるだろうし、信用してないからとかじゃないけど、あなたにだけは私からは言いたくないしばれたくもない。私がいじめられたのは今回だけだっ。そばかすのおかげで今回は大丈夫だろうし・・・。

「そっか、実は朝の見ててん。」「なっなんか聞こえたっ?」「いや話し声まではなぁ。よかった。あいつ仲いい奴と話すときはいつもあんなんやから、とっきーと仲いいの意外やなーくらいにしか思ってなかったんだけど、いじめられてたわけやないんやな。となるとどいつや?うちのかわいいとっきーをいじめてくれたんわ?あいつか?いや、あいつってのも?一人やない。一人やったらみっつーのことや、やりかえしてるやろし。・・・。」

センパイっ心の声?が漏れてるっ。センパイが私のために怒ってくれてるっ。うっれしー、けど、こえー!


保健室に入ると南ちゃんがぎょっとした顔で私を見つめていた。「大丈夫やで南ちゃん!」私の声が思ったより明るくて驚いたのだろう。私も思ってるより傷ついてない自分にびっくりしている。」

「ほんなら先生よろしくお願いします。ほな今日も下駄箱前で待ってるで。遅れんと来ーや」

センパイはそう言い残して出て行った。

「いい人、いるね。」いつの間に起きてきたのだろう後ろには高橋さん!

「わっ、まっ毎度毎度驚かせないでください!」

「慣れる。」そうかなぁー先生も驚いてるっていうかもうあきらめてるっぽいし・・・。

「とりあえず濡れた服ぬごっか!それと出来たら何があったか教えてくれる?」

「それなら安城先輩にきいてください。いろいろ世話になったので。」

「そうよかったじゃない。」


午後の授業は集中できなかった。今日は朝からいろいろ起こりすぎだ。放課後のセンパイとの時間まであと三時間ちょっと!







水をかけただけ…ではありません。いじめはよくないとか言われても知らねーよっという方、困るのは自分やで!仲良ーしーや!

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