第九話 気持ち
2月12日
今日は休養日ながらも球場へ行き軽めの練習を行った。
その日の夜原田さんに呼ばれた。
「京崎 今日はなんで呼ばれたかわかるか。」
「いや わかりません…」
「何か悪いことをしましたか?」
「違う 今日はお前の気持ちを聞きに来たんだよ」
「何の気持ちですか?」
「お前は勝原が怪我したのは知ってるよな」
「はい」
「お前にレギュラーを奪う気持ちがあるかどうかだ!」
「でも俺の実力はそこまで…」
「そういうことじゃない」
「え?」
「お前の実力は聞いていない お前がレギュラーを奪おうと思えるかどうかだよ。」
そう言われ自分は勝原さんに遠慮して本気で行けてないことに気づいた。
「自分もレギュラー取りに行きます!」
「よし! その意気込みだ。」
2月13日の練習後
ミーティングにて。
明日の1軍の練習試合に参加するメンバー発表された。
「メンバーは………そして勝原以上」
「よしっ!」
期待されていることはわかっている、勝原さんの代わりまでは行かなくても、自分良さをすべて出す!
その後、明日の試合に出る選手を集めたミーティングを行った。
「明日のスタメンと、登板するピッチャーを発表する。」
京崎の名前は呼ばれなかったが
「代打でルーキーたちを起用する予定だからよろしく。」
「良かった〜」
京崎は出場機会得れることに安心した。
果たして京崎は1軍初試合で活躍できるか。
迎えた2月14日
相手先発は過去に最優秀完投型投手賞を取ったことがある伊奈投手だ
しかし京崎は伊奈投手との対戦はないだろう。
先輩たちは練習からオーラがあるが、
京崎に気負いはなかった。
果たして京崎は代打ヒットなるのだろうか。




