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俺が月を盗んだ理由  作者: 文月稜華
第1章英雄への道のり…
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エピローグ 英雄

「うん! おはよう! りゅういち!」


 アテナのその言葉を聞いてから2年の月日が経った……


 聖徒グロースから北へ大陸をひとつ離れている離れている大陸……

 魔族、邪神族、そして魔王が住み着いている大陸……


 アテナ、ノエル、ノア、凛お姉ちゃん、そして俺がその大地へと足を踏み入れていた……


 俺達の周りには魔族や邪神族の死体がたくさん転がっていた……そして、俺の目の前には魔王の……首から上がない魔(・)王(・)だ(・)っ(・)た(・)物(・)が転がっていた……


 遂に、遂に俺たちは魔王を倒したのだ……


 ──グラグラッ!!


 魔王を倒して一息ついていると当然魔王城の床が揺れた


『ハハハ!残念だったな人間どもよ……首を撥ねただけで、我を倒せたと思ったのか? 我はそんなことでは死なん……』


 その声が聞こえたと思うと目の前に転がっていた魔王の首なし死体が突然起き上がった


 嘘だろ!? やっと倒せたと思ったのに……クソこれまでか……


「いいからさっさと封印されるのじゃ……『封印魔法(ъщохул・щрф)』」


 ノエルが魔法(なんと発しているか聞き取れなかった)を唱えると魔王の体が光だしひとつの石になった


「やっと大人しくなったか……ほれ、流一、魔王は石となった、さっさとグロースに帰るぞ」


 なんかあっけなく終わった……


 それから俺達はグロースに戻り玲おじさんに魔王討伐の成功を報告した。


 それからというもの俺達は英雄として扱われ三日三晩宴会なとが続いた。


 そして俺は今ある場所に向かっている……彼女と出会ったあの場所へ

 そして俺はこう言うんだ


「俺は貴女の事が大好きです……結婚を前提にお付き合いしてください」


 俺は彼女にあるものを渡した……ピンクのかわいいヘ(・)ア(・)ピ(・)ン(・)だ(・)


 ───はい! こんな私ですけど……よろしくお願いします


 彼女は笑いながらそう言った……



 俺たちはいつまでも幸せに暮らすだろう……家族ができ、幸せに暮らすだろう……いつまでも……いつまでも



  〜完〜



 ────────────────────


 全て読み終わった僕は持ち上げそれを床に叩きつけた


「おい、まてぇぇぇえええ!!!くそおやじぃいいいいい!!」


 なんだこのクソ小説!! 何なの!? これ!? 何が楽しくて親のイチャラブハーレムを見なきゃいけないんだよ!! え? なんでアテナさんのことを思い出した次の話でもう魔王のとこ行ってるの!? 話飛びすぎだろ!! 訳わかんないよ! しかもノエルさんの魔法のルビ!! 何書いてんの!? 聞き取れなかった!? それはお前の耳が悪いからだァアアア


 ハァハァ……もうやだーつかれたー


 魔王倒せるかなって読んでたのにどう倒したかなんて書いてないじゃないかぁあああ


 ─────────────────────


 今までの話はほんの序章にしか過ぎない……

 本当の物語はこれから始まる……

 聖暦822年……彼がその本を閉じた時から……


 魔王を倒した英雄「月神流一」の息子であり……そしてもう一度……いや、2度と魔王をこの世に現れなくするであろう……そしていずれ聖霊王となる男……


 彼の名は……月神龍我(つきがみりゅうが)

やぁ! 僕は月神龍我! 今まで父さんのおもしろ〜くない小説を呼んでくれてありがとう!

多分皆は父さんが主人公だと思ってるけど本当は僕が主人公なんだ!! 知らなかったでしょ?

つまり今までは序章に過ぎなかったってことさ!

そしてこれからが本当の……本編の始まりさ……

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