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俺が月を盗んだ理由  作者: 文月稜華
第1章英雄への道のり…
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Newfile No.0 始まり

 俺の父さん、月神流一が魔王を封印してから数十年の月日が経った。


 父さんは何故か怜さんの跡を継がされ、この国の王となった……


 俺はこの国の第1王子って地位にいる……


 そんな俺、が何故こんな小さな村の物置小屋にいるかと言いと……


 実は国で厳重に保管された元魔王だった石が何者かに盗まれ、その後魔王が復活したらしいんだ。

 だから父さんが書いたエッセイ的なものを探してたんだけど……

 まぁ期待はずれでした。 なんで俺が父さんのハーレムを読まなければならないんだ。

 はぁ、疲れたなぁ……てか


「よぉ! 元気にしてるか?


 今お前がこの本を手に取っているってことはそっちには俺がいないってことだな


 なら教えてやる。お前が知りたいこと……俺の周りに起こったことを一部始終をな。いつなんどき、何が起こるかわからないからな」って言ってたけどさ……うん、父さん最近忙しいらしいし、会えないことが多い、ここは分かる……けど次、そっちには俺がいない? 会おうと思えば会えます。


 教えてやる。(中略)一部始終をな。……うん、教えて貰ってねえわ、 この本には父さんのハーレム事情しか載ってなかったわ……


 はぁ……父さんを宛にした俺が馬鹿だったか。 まぁ、魔王を完全に倒すのはまたゆっくり探しに行こう……学校始まるから行く時間少ないと思うけど……


 え? どこの学校に行くのかって? ……父さんも通ってた女子高です……いや、正確に言うと最近共学になったらしいが、 なり始めなので、入学者は8:2の確率で女子が多いらしい……


 やだよー、周りが女子だらけとか耐えられねえよー、 しかもお嬢様ばっかだぜ?自分は王族だけどなんか高貴な人って苦手っていうかなんというか……


 頑張るしかないか……


 え? 俺の名前をまだ聞いてないって? よーし、じゃあ紹介してやるからその耳穴を、よーーくかっぽじって聞くんだぞ? いくぞ?


「英雄の息子にして、これから魔王を完全に倒す者…… 俺の名前は月神龍我……以後お見知りおきを……」




 ───────これは俺が魔王を倒し、月を盗むまでの物語である


やぁ、また会ったな! 俺だ! 龍我だ!


まぁ、父さんの小説はくそだったが、俺はちゃんと魔王を倒すからな! 信じてくれよ!!

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