CaseFileNo.13 記憶
ほんと、更新遅くてすいません!
「えぇ、お父様……流くんはもしかしたら……1000年にひとり現れるという暴竜人化する感染者の1人かも知れません……」
感染者? それはどういうことなんだろう……とりあえず俺もステータスウィンドウをみた
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月神流一
Lv.65
種族:人間族
専用武器:???
属性:竜
スキル:暴竜人化
状態:邪神竜の感染者
大黒龍の契約者
異世代者
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やっぱレベル上がってんなぁ〜、まぁ、煉さんとの修行で上がらない方がおかしいんだけどな
専用武器か、今持っているのはロングソードなのだがこれは誰でも使えるから俺専用ではないってことかな?
大黒龍の契約者……これは大黒龍であるノエルと契約したからだろう。
異世代者……俺がいた聖暦820年から聖暦800年にタイムループしたからだろう……
そんなことより気になるのは属性とスキルだ。
竜属性、そして邪心竜の感染者……なんだこれ?まったくもって意味がわからない……
「な、なあ玲叔父さん、この竜属性ってやつと邪心竜の感染者……これってなんなんだ?」
玲叔父さん、凛お姉ちゃんは何かを考えているように沈黙を貫いている……そして何分かの沈黙が続いた次の瞬間、玲叔父さんがやっと口を開けた。
「流一くん、君は禁忌を犯したと言ったね? そしてそのせいで記憶を消された……それで間違いはないかい?」
「はい、間違いないです」
「そうか……ありがとう、あ、急な用事を思い出した、凛、流一くんを寮まで送ってあげなさい」
そして玲さんは凛お姉ちゃんになにかを話した。
「分かりました、それでは流くん、行きましょうか」
それから寮に戻った俺は何故かみんなにこっぴどく説教されたのであった
何を怒られたかって? ご想像にお任せします……
それから数日がたった……
「うぅ……最近頭痛がひどいなぁ」
特に起床した時が痛い……頭がパッカーンしそうだ
「大丈夫? りゅういち?」
「あぁ、もうちょっと横になれば大丈夫だろ」
「寝てる時に腹を出して寝ておるからじゃろう? まぁ、馬鹿は風邪をひかんというしその点、流一は大丈夫じゃろう」
そう言いながらノエルが俺の布団からでてきた、何故か一緒に寝らされている
「誰が馬鹿だって? そんなことを言うノエルにはお仕置きが必要だな?」
秘技脇下こしょばし……ほーれこちょこちょ
「ひ、ひゃん! や、やめろぉ!やめんか流一あぁ、すまんかった!!謝るから、もうやめてくれ!」
恥じらうノエルがまた可愛い
「や、やめてあげなよりゅういち、ノエルが可愛そうだよ…プププ」
と言いつつアルも笑ってるんだよなぁ
「ふむふむ、流くんは幼女をこしょばして喜ぶ性癖を持ってるんですね」
「いや、俺はそんな性癖は持ってねぇ!!……ってなんで凛お姉ちゃんがいるんだよ!!」
「それはですね、私が流くんの監視をするからですよ!!」
なっ!?
話を聞いていると俺がナニカ間違いを起こさないよう監視すると言うことだ……うん、間違えてもそのナニカは起こさない……はずだ。うん
「というわけで!今日は休みですです!! 流くん頭痛するのでしょう? ならば寝るのです! 体温を暖めるのです! つまり私と寝るのです!ぎゅーってするのです!」
「え?いや、もうだいぶマシになったし眠くな「寝るのです!!」あ、もう止まらねえやこの人」
「な、な、なにをしてるんだい! りゅういち! しかも生徒会長と寝るだなんて!!」
え? そこ?なに? 羨ましいの?
「あら、どうしましたか? アルテナくん 私と流くんは家族なのです!つまり一緒に寝ても何も問題は無いのです!」
「えぇ〜!!!じゃ、じゃありゅういちは王族……そんなことはどうでもいいや! じゃあ僕も凛義姉ちゃんと呼ばなければ……」
あ、俺が王族はどうでもいいんだ、てか凛お姉ちゃんと、あるって赤の他人だから無理にお義姉ちゃんって呼ばなくてもいいのでは……
「いいでしょう! お義姉ちゃんと呼ばせてあげるのです!!」
「いや、いいのかよ!!」
それから寝る寝るとうるさいので寝ました、はい
え?ノエルはどうしたかって? 俺のこしょばしがきいてノックアウトでそのままおねんねです、はい
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「……ち……りゅ……ち……りゅういち起きて!」
目を開けるとそこは大きい青空が広がっていて大きな木、それと1人の少女……アテナ……夢だな、うん、俺も子供の頃の体になってるし。 ちなみにこの夢を見るのは初めてじゃない……と思う、見たような気もするし見てないような気もする
「そうだよ!ここはりゅういちの夢の中、そしてそして僕の記憶の中」
記憶の中? なんかよくわかんねえや
「ねぇ!りゅういち、一緒に遊ぼ! 僕は君の夢でしか会えないんだ! 君が僕のことを思い出さない限り」
記憶? 思い出す? ますます分からない。
それから俺達は鬼ごっこやら何やらをして遊んだ……やべぇ子供の姿だから体力がねぇ
するとどこからか
ゴーンゴーン
と鈴の音が聞こえた。
「あーありゅういちが目を覚ましちゃう……今日はここでおしまいか……」
明後日の方向を向きながらそう呟いたアテナは呟き終わったと同時にこっちを向いた
「ねぇ! りゅういち、もうそろそろ思い出してもいいよね?」
思い出す? なにをだろう?
「ほんっとうに君は鈍感だ。 まぁいっか、いつかは思い出すかな、でも僕と会えるのは今日でおしまいなんだ……じゃあね!りゅういち! 楽しかったよ!僕の……ダーリン!」
そういったアテナはにこっと笑った
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「……ち……りゅ……ち……りゅういち起きて!」
……この起こされ方は……
「やっと起きた! もう昼過ぎだよ!りゅういち!」
目の前にいたのはあるだった、そしてにこっと笑ったアルはアテナと瓜二つだった
「……アテナ?」
「な、なんでその名前を……まさか記憶が戻った?」
アルが何かを言っているようだが寝起きの俺は何を言っているか聞き取れなかった。
すると突然頭に痛みが走った
「頭が……頭が痛い……」
「えっ!? だ、大丈夫? 先生……先生を呼んでこなきゃ!」
「記憶が、戻りかけておるのう」
……ノエル
「我は流一が生まれた時に流一の体に封印された……それからずっと流一と共に過ごし、全ての記憶を覚えておる……禁忌を犯した時の記憶もな? して、今の流一にその記憶を取り戻していいのか……悪いのか……我には分からん……流一よ、お前は記憶を取り戻したいか? いや、取り戻す勇気はあるか? 取り戻したらもうあとには引けん……これから先、今以上に危険を伴う……それでも取り戻したいか?」
俺は……俺は……記憶を取り戻したい……いや、取り戻す!今以上に危険?そんなの屁でもねえや……
「そうか……『記憶修正魔法』……目を覚ます時は全て思い出しておるじゃろう……」
すると視界が暗転し痛みがさらに増した。
そして視界が回復し目にしたものは記憶の断片であった……生まれた時、初めての誕生日……陽菜と一緒に過ごした時間そして……
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俺は王族の親族者として家族で隣国の都市へと向かっていた。
そしてそこで一人の少女と出会った。
アテナ・ハーミット
歳も近いということもあり俺たちはすぐに仲良くなり、一年に一度逢いに行くことになった。そして俺達が13歳の時ある事件が起こった。
そうあの夢で見たことが起こったのだ。
大森の大樹で俺とアテナが遊んでいた時、竜型のモンスターに襲われアテナは毒を受けた。それを吸い取った俺はそのあと気を失った……そして気がついたら聖暦800年の時代で普通に生活をしていた……
そして今俺はひとつの疑問にぶつかっている。
アテナはそれからどうなったのか……そしてアルと瓜二つだということ双子という可能性は少ない……
アテナとアルの俺の呼び方が同じだということ、この時代の人なのに最初っから俺のことを知っていたこと……つまりアテナとアルは同一人物だということだ……なんで早く気が付かなかったんだ……
するとまた頭に痛みが走り、視界が暗転した
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目が覚めるとそこは保健室だった。 多分アルが先生を呼びに行きそのまま保健室に運んだのだろう……
体を起こすと横にある椅子に座り壁にもたれながらスヤスヤと眠るアルがいた。
「う〜ん……ん、りゅういち? …………りゅういち!? 起きたの!?大丈夫?」
「くくくっ、はははははは」
「え? いきなり笑い出してどうしたの? 大丈夫?」
「なんか見てると笑えてきてな」
「もう! ひどいよ」
「悪い悪い……まぁ、その、なんだ……おはよう、アテナ」
その言葉を聞いたアテナは1粒の涙を流し……
「うん! おはよう! りゅういち!」
元気にそう言ったのだ……
なんか最終回みたいになっちゃった……
まだまだ続きますよ!!!




