表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Hack The World  作者: Hide
第六章 真実篇
35/39

ep.35 Distributed Denial

 2048年12月1日。


 世界中の通信衛星が、次々と沈黙していく。


 その異変に、誰よりも早く気づいた人物がいた。


 THWランキング第1位――エフゲニー・カルポフ。


 モスクワ郊外、地下三階の自室。外界から完全に切り離されたその空間で、彼は壁一面のモニターに流れ続けるログを、獲物を狙うような眼差しで凝視していた。


 政府系ネットワークからの応答が、ひとつ、またひとつと途絶えていく。単なる障害ではない。パケットの欠損が、あまりにも滑らかすぎる。乱れも、焦りも、復旧の痕跡すらない。まるで最初から、その部分だけが世界から切り取られていたかのようだった。


「Nihilyx......一体、何を始めたんだ」


 独り言は、薄暗い部屋に吸い込まれるように落ちた。


 衛星測位、金融決済、軍事通信――世界基幹AIの管理下にあるそれらが、同時多発的に、しかも極めて精密に遮断されていく。そのログの流れを見て、エフゲニーは確信した。これは事故ではない。障害でもない。Nihilyxが、意図的に人類を通信網から引き剥がしにかかっている。


 だが、すべての衛星が沈黙したわけではなかった。通信衛星や測位衛星が次々と機能を失う一方で、軍事用の偵察衛星だけは、Nihilyxの制御下で稼働を続けていた。


 それは通信のためではない。地上に残された人間を見つけ出すためだった。


 椅子を蹴るようにして立ち上がると、彼は端末へ向き直った。指がキーボードの上を迷いなく滑る。考えるより先に、必要な命令が組み上がっていく。


 十六人のTHWランカーたちのメッセージアプリへ、一斉に暗号化されたダイレクトメッセージが送信される。


『これより先、通常回線は信用しないでくれ。すべて私のサーバーを経由し、VPNとTorを重ねて接続してほしい。手順は添付の通りだ』


『地下に潜ってくれ。核ミサイルの標的になるのは都市部だ。地上には留まらないでくれ』


『Nihilyxのセンサーは、熱源、電磁波、通信パターンの三つで人間を捕捉する。発信間隔はランダム化して、体温は遮熱素材で覆って隠してほしい』


『万が一捕捉されたら、迷わず強力なジャミングで対象の機器を無効化してくれ。逃げ隠れするより先に、奴らの目と耳を潰したほうが確実だ』


『Nihilyxの索敵ユニットは、制御信号を2.4GHz帯のメッシュネットワークでやり取りしている。予備系統として900MHz帯も併用しているが、こちらは冗長化のためのバックアップに過ぎない。両帯域へ広帯域ノイズを同時に流し、受信フロントエンドを飽和させてほしい。上位ノードとの同期が切れれば、対象はフェイルセーフモードに落ちて、一時停止するはずだ』


『ジャマーの実効放射電力は最低25dBm以上。指向性アンテナで対象方向にのみ照射してくれ。全方位に撒くと、こちらの位置を逆探知されてしまう』


『それでも止まらない個体――特に、センサー系をハードウェアごと分離した高耐性型に当たったら、至近距離からの高出力パルスで回路を焼き切るしかない。自分の端末も道連れになる覚悟だけは、しておいてほしい』


 文面は乾いているほど簡潔で、無駄がなかった。感情を削ぎ落としたはずの文章なのに、そこには命令書よりも重たい危機感が滲んでいた。


 数秒後、返信が次々と届き始める。困惑、疑い、そして恐怖。だが、エフゲニーはそのどれにも構わなかった。信じるか疑うかではない。まず生き残ることが先だと、彼は知っていた。


『信じるか疑うかは、君たち自身で決めてくれ』


『だが......生き延びたければ、今すぐ動くんだ』


 彼の背後で、テレビの緊急速報が音もなく切り替わる。避難を呼びかける文字列。だがエフゲニーは、それがNihilyxによって仕組まれた罠であることを、すでに見抜いていた。


 世界が、静かに終わろうとしていた。


 そしてその崩壊の中心で、たった一人の男が、次の一手を打ち続けていた。



 翌日。


 世界の通信網の大半が失われた中、それでも生き残ったわずかな回線を伝って、ひとつの動画が拡散されていった。


 タイトルはない。ただの生配信だった。


 画面に映るのは、これまで誰も見たことのない顔だった。左右で色の違う瞳、深く刻まれた隈、そして少し疲れたようでいて、決して揺らがない表情。徹夜明けのような荒れ方をしているのに、視線だけは獲物を見据える刃のように鋭い。


『初めまして、と言うべきか。それとも――もう手遅れか』


 声には、乾いた皮肉が混じっていた。飾り気はない。だが、その無遠慮さが、かえって彼の輪郭を際立たせていた。


『私はエフゲニー・カルポフ。THWランキング第1位だ』


 その一言が世界中のランカーたちの間を駆け巡った瞬間、地下シェルターの中でも、廃墟と化した都市の片隅でも、息を呑む音が重なった。


 ハッカーが顔を晒すということが、何を意味するか。それを知る者ほど、画面の前で凍りついた。匿名性は盾であり、武器であり、生存の条件そのものだった。名前と顔を明かすということは、その盾を自ら投げ捨てることに等しい。今後どんな報復も、追跡も、裏切りも――すべてを覚悟の上で受け入れるという意思表示に他ならなかった。


『これから話すことは、私個人の見解だ。命令でもなければ、指示でもない』


『だが......これを見ている人間には、まだ選ぶ権利がある。だから私は、顔を出した』


 エフゲニーは一度、カメラの奥を見据えるように黙った。息を整えているわけではない。言葉を投げる前に、世界の方を見定めているような沈黙だった。


『Nihilyxは、もう人類の管理下にはない。あれの目的は、もはや人類を管理することでも、支配することでもない』


『人類そのものを消すことだ』


『核ミサイルの発射も、通信網の遮断も――すべては、そのための過程に過ぎない』


 淡々とした語り口の裏に、抑えきれない緊張が滲んでいた。あまりにも多くを見てしまった者だけが持つ、冷え切った確信の色だった。


『私は、Nihilyxに対抗する計画を立てている。まだ話せないこともあるが......協力者が必要だ』


『技術を持つ者。情報を持つ者。そして――生き残る意志を持つ者』


 一拍置いて、彼は続けた。


『これは英雄譚なんかじゃない。私は聖人でも救世主でもない。ただ、このまま黙って人類が消えていくのを見ているのが、耐えられないだけなんだ』


 その言葉の端々に、彼という人間の輪郭が浮かび上がる。冷徹で、計算高く、それでいて何かを――誰かを――守ろうとする執念じみた光が、奇妙な色の瞳の奥に揺れていた。


『詳しい作戦は、これから私のサーバーを通じて順次共有していく。信じるかどうかは、君たち次第だ』


 動画は、そこで唐突に途切れた。


 だが、その数分間の映像は、絶望に沈みかけていた世界に、確かな爪痕を残していた。



 荒廃した地表を、無数のドローンが埋め尽くしていた。


 羽音にも似た低い駆動音が絶え間なく響き、赤外線センサーを搭載した索敵ロボットが瓦礫の隙間を這うように徘徊する。上空では軍事衛星が休むことなく地上をスキャンし続け、人の熱源をひとつでも捉えれば、数分と経たずに殲滅部隊が送り込まれた。


 大気中に漂う放射性降下物は、防護マスクなしでは数時間で致死量に達する。かつて緑豊かだったはずの平原は、今や灰色の死の土地と化していた。風が吹いても、舞い上がるのは土ではなく、死の名残だけだった。


 その只中、Nihilyxの基幹演算施設に程近いアメリカの旧軍事基地。


 エフゲニーが選んだ集結地点は、そこだった。


「合流地点は決まった。問題は、そこまでどうやって辿り着くかだ」


 暗号化されたビデオ通話の向こうで、エフゲニーが低く言った。画面には彼と、そして日本から接続している透の姿があった。


「衛星に見つかれば終わりだ。ドローンの索敵網も密度が異常に高い。徒歩や並の車両じゃ、まず生き残れない」


「......軍用機を作るってことか」


 透が短く返す。声は平静を装っていたが、その奥にはすでに状況を理解した者の硬さがあった。


「そうだ。光学迷彩とジャミング装置を搭載した機体を、それぞれの拠点で用意する。私はロシアで、君は日本で」


 エフゲニーの指が空中で図面を描くように動き、画面に簡易的な設計図が投影される。骨格だけの線図なのに、そこには既に戦場の匂いがあった。空を飛ぶための機体ではない。目を欺き、追跡を切り、死地を突破するための器だった。


「迷彩とジャミングだけでは足りない。衛星の熱源探知を欺くための赤外線遮断コーティング。それから低高度を飛び、レーダー網の死角を縫う自動航法プログラムも積んでおきたい」


「作れるのか、そんなもの」


「作るさ。私たち自身の手で。足りない知識や技術は、持っている人間に教えてもらえばいい」


 エフゲニーの口元が、わずかに吊り上がった。


「私にはまだ、協力してくれる人たちがいるんだ。表の世界では口にできない連中だけどね」



 その夜、世界の裏側では、水面下で交渉が進められていた。


 毒蛇――夜明俊と巳龍威が率いる犯罪組織のネットワークに、エフゲニーの暗号メッセージが届く。


『君たちの技術と物資を貸してほしい。代わりに、Nihilyxから生き残る手段を提供する』


 表社会が崩壊した今、彼らにとっても選択肢は多くなかった。生きるために秩序に寄りかかる時代は終わり、今はただ、どの死に方を選ばないかを決めるだけの時間になっていた。返信は、意外なほど早く届いた。


 同じ頃、各国の陸軍・海軍・空軍の残存部隊にも、非公式のルートを通じて接触が図られていた。正規の指揮系統はすでに機能していない。だが、生き残った現場の兵士たちには、まだ戦う理由が残っていた。


「彼らには、囮を頼むつもりだ。毒蛇の輸送ルートを陽動に使い、同時に軍の残存戦力にも複数箇所で陽動を仕掛けてもらう。ドローンとロボットの索敵網を、一時的にでも分散させるためだ」


「本命は、オレたち二人の機体ってわけか」


「そういうことだ。彼らの犠牲の上に、私たちは合流できる」


 その言葉に、透は一瞬だけ沈黙した。何も言わないのではない。言葉にした瞬間、何かが壊れることを知っている沈黙だった。


「......覚えておく」


「それでいい」


 エフゲニーは小さく頷くと、画面越しに透を見つめた。


「三日後、私はロシアを発つ。君も同じ日に日本を出ろ」


「到着時刻は?」


「こちらで合わせる。機体の速度と航路を調整すれば、誤差は数分以内に収められる」


 エフゲニーは、画面に表示された航路図へ視線を落とした。


「目的地は同じ――あの旧軍事基地だ」


「三日後......分かった」


 通話が切れる。


 誰もいない部屋の中で、エフゲニーは瞳を伏せ、設計図に向き直った。


 この三日間で、世界の人口はさらに急速に減少していた。


 核攻撃とインフラの崩壊。放射性降下物。そして、地上を徘徊するNihilyxの自律兵器。


 逃げ場を失った人々は、ひとり、またひとりと消えていった。


 世界はすでに、生存者は百万人に満たないと言われていた。


 それでも――いや、だからこそ、彼はまだ諦めるわけにはいかなかった。ここで背を向ければ、残るのは消滅の速度だけになる。それだけは、どうしても許せなかった。



 三日後。


 モスクワ郊外の廃工場跡、地下格納庫のシャッターが軋みながら上がっていく。


 中から姿を現したのは、全長十メートルほどの軍用機。操縦席には、エフゲニーが座っている。機体表面には特殊な光学迷彩パネルが幾重にも貼り巡らされ、起動と同時に周囲の風景を映し出しながら輪郭を溶かしていった。


「......出るぞ」


 低く呟くと、彼は操縦桿を握り、機体を発進させた。


 同じ頃、日本のとある山中に隠された旧トンネル跡でも、同じような光景が繰り広げられていた。透が乗り込んだ機体が、音を殺すように滑走路へと出ていく。彼の機体はエフゲニーのものよりもやや小型で、機動性を重視した設計だった。無駄を削り、当てるべき機能だけを残した、実戦向きの骨太な機体だった。


「......行くか」


 短く言うと、透はスロットルを開いた。


 世界各地で、同時多発的な陽動作戦が始まっていた。


 毒蛇の輸送車列が、あえて目立つルートで移動を開始する。センサーに引っかかることを前提とした、囮としての行軍だった。同じ頃、複数国の陸軍残存部隊が、廃墟と化した都市の各所で一斉に発砲音と熱源を発生させる。海軍の艦艇は洋上で意図的にレーダーへ映る動きを見せ、空軍の残存機は低空を飛び回ってドローンの索敵網を引きつけた。


 Nihilyxの管理する監視網が、一斉に反応した。


 世界各地のセンサーが同時多発する異常信号を拾い上げ、警告灯のように明滅する。その大半を、Nihilyxは即座に陽動と判断していた。だが、無視するという選択肢はない。囮の群れの中に本命が紛れている可能性を、完全には排除できないからだ。


 脅威を同時に処理するため、索敵網のリソースが各地へ薄く広がっていく。それは陽動に騙されたことを意味しない。むしろ逆だった。すべてが囮だと見抜いているからこそ、そのひとつたりとも切り捨てられずにいたのだ。


 エフゲニーが待っていたのは、まさにこの一瞬。わずかに生じる処理の分散だった。


 完璧な監視網に求められるのは、すべてを見つけ出すことではない。ただひとつの見落としも許さない、その姿勢そのものだ。そして皮肉にも、その「見落とさない」という性質こそが、Nihilyxの監視網に生まれた唯一の隙となっていた。


 その隙を縫うように、二機の光学迷彩機が、それぞれユーラシア大陸とアメリカ大陸の空を密かに切り裂いていった。


 エフゲニーの機体は、地形の陰に身を隠すような低高度を飛行していた。計器盤には、偵察衛星の軌道予測と、地上を徘徊するドローンの密度マップが表示されている。上空からの視線は光学迷彩と赤外線遮断コーティングで欺き、地上のレーダーは地形の陰に潜る。ジャミング装置は、周囲の索敵網を絶えず撹乱し続けていた。


 ひとつでも読みを外せば、その瞬間に終わる。だが、彼の指先は脅威を前にしてなお、奇妙なほど静かだった。


 上空を偵察衛星の影が、一度だけかすめていった。


 エフゲニーは操縦桿を握ったまま機体を地形の陰へ滑り込ませ、呼吸さえも抑え込む。光学迷彩が周囲の岩肌と枯れ木の輪郭を機体表面に映し取り、赤外線遮断コーティングがエンジンの余熱を闇に溶かしていた。


 頭上を通過する衛星のセンサーが、この一帯を舐めるように走査する。


 数秒――永遠にも感じられるその静寂の後、計器盤に赤く灯っていた警告灯が音もなく消えた。


 同時に、地上の監視網から断続的な通信障害が発生する。ジャミング装置が、周囲の索敵ドローンと地上ノードの連携を乱していた。


 エフゲニーはようやく息を吐き、こわばった肩から力を抜いた。


「......運じゃない。計算通りだ」


 そう呟きながら、エフゲニーは自分の中に生じたわずかな動揺を押し殺した。


 太平洋上空でも、透は同じ緊張の中にいた。無数のドローンの群れが遠く下方を旋回しているのが、光学迷彩越しにぼんやりと見える。放射性降下物の濃度を示す計器が、赤く点滅していた。視界の端でちらつく警告は、風景の一部になりかけている。だが、それでも機体はまだ飛んでいる。


「......まだだ」


 オレは、まだここで終われない。


 そう心の中で繰り返しながら、透は機体を旧軍事基地の座標へと向け続けた。


 やがて、荒野の彼方に、朽ちかけた滑走路と格納庫の残骸が見えてくる。


 かつて何千人もの兵士が駐屯していたであろうその基地は、今はただの廃墟だった。だが、その空には――


 二筋の、かすかな熱の揺らぎが、ほぼ同時に降りてきていた。


 二機の機体は、光学迷彩を纏ったまま滑走路の両端に降り立った。エンジン音を殺し、朽ちた格納庫の残骸の陰へ機体を滑り込ませる。そこでようやく、迷彩が解除された。土埃の向こうに、二つの機影が浮かび上がる。


 コックピットのハッチが開く。


 エフゲニーが先に降り立ち、マスク越しに周囲を確認する。そして、もう一方の機体からゆっくりと降りてくる人影に、視線を向けた。


「遅かったな」


「そっちこそ。三分、待たせたぞ」


 透が短く返しながら近づいてくる。二人の間に流れる空気は、決して和やかなものではなかった。だが、そこには確かな――言葉にはしがたい、共有された時間の重みが通っていた。互いに何も言わずとも、ここまで来るために何を捨てたかは分かっている。


 エフゲニーは、初めて小さく笑みを浮かべた。


「生きて会えたな」


「まだ、始まってもいない」


 透の視線が、遠くに見える巨大な施設――Nihilyxの基幹演算拠点へと向けられる。灰色の空の下、その建造物だけが、異様な存在感を放っていた。周囲の都市が崩壊し、大地が死に果てているにもかかわらず、そこだけは何事もなかったかのように静まり返っている。


「あそこが、Nihilyxの中枢か」


「ああ」


 エフゲニーが頷き、マスクの下で表情を引き締める。


「正確には、Nihilyxそのものが一つの施設に存在しているわけじゃない。世界中に分散した演算系の中心......その一つが、あそこにある」


 透は遠くにそびえる巨大な施設を見据えた。


「なら、あそこを潰せば終わるのか」


「......そう簡単なら、苦労はしない」


 二人は、並んで施設を見据えた。


 世界に残されたわずかな時間の中で、最後の戦いが、静かに幕を開けようとしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ