マジックウェポン
「先生、マジックウェポンについて教えてくれ!」
久々にまともな授業が始まりそうな雰囲気に水を差したのは俺だった。
「何ですかバーストくん、藪から棒に。あまり騒ぐと自習にしますよ?」
「そうはさせん! 今すぐ教えて欲しいんだよ、家族や仲間を護るために!」
お前がサボりたいだけだろという言葉をグッと飲み込み、必死に訴えかける。家族はともかくウィルたちが狙われるのは本意じゃないし、狙われたとしても跳ね返す力がなければ安心はできない。
「……まぁいいでしょう。では本日のテーマはズバリ――」
「――マジックウェポンで~す!」
そこ溜める必要ある? うん、まったくもって不要だ。時間が勿体ないから言わないけど。
「まずは皆さんにお聞きしましょう。マジックウェポンとはどのようなものなのか、お分かりですか?」
「ハイハ~~~イ!」
「では元気だけが取り柄のウィルくん」
「言い方が気になるけど答えるッス。マジックウェポンっていうのは、え~と……つ、つまりアレッスよ、魔法でバーンできるやつッスよ!」
「意味が分からないので不正解。正しくは次の通りです」
マジックウェポン……特殊効果を持つ武器のことで、特定の魔法が発動し、対象によっては大ダメージを与えたりできる武器を指す。厳密には違うが、特殊効果を持つ防具のこともマジックウェポンとして括られている。
「正解です。さすがはバーストくんですね」
「いや、勝手に脳内を晒さないでくれますかね?」
「良いじゃないですか、わたくしとキミの仲ですし」
「よせよ気持ち悪い」
「――という照れ隠しをしているバーストくんはさておき、属性付与とは違って半永久的に劣化することがないのですよ」
そう、俺が求めてるのはコレだ。俺の属性付与だと、いくら強めに付与したところでキャパを上回ったら破裂するから定期的に付与しなきゃならない。その点マジックウェポンの効果は永続。是が非でも入手したいところだ。
「ではバーストくん、マジックウェポンはどのように造られていると思いますか?」
「そりゃもう、魔力供給に耐えられる器が必要でしょ。並の武器じゃ壊れちまうから一流のドワーフに鍛えてもらうか、ダンジョンに眠ってるお宝でドロップするか――」
そう予想したが、先生のサインはノー。
「残念ながら不正解です」
「違うのか……」
「でもダンジョンでのドロップは間違いではありませんよ? メインは違うと言いたいだけで」
「というと?」
「では答える前に特別ゲストに入ってもらいましょう。お二方どうぞ~」パンパン!
ガラララ……
先生が手を叩くと、廊下で待機していたであろう2人組が入ってきた。
「どうも~、ドビンでっす♪」
「どもども~、チャビンでっす♪」
「「2人合わせてハゲチャビンっと♪」」
「「「…………」」」
何なんだこのオッサン共は?
「おいチャビン、コイツらみ~んな引いてもうてるがな、お前の決めポーズが寒いんちゃうんか! オッサンのアホ面ダブルピースとかどこに需要あんねん!」
「誰がアホやねん! そない言うならお前のせいやろ! コンビ名にチャビンは有るのにドビンが消えとるやろがぃ! どこ消えたんやお前!」
「んなこと知るかいな! ワテら2人ともハゲやからハゲチャビンにしたろ言うたんはお前やろがぃ!」
「言うたなハゲ!」
「何がやハゲ!」
「「どこがハゲやねん――」」
「「――せやからここがぁ……つっる~~~ん♪」」←2人揃って後頭部をなぞるように
「「「…………」」」
「「お後が宜しいようで」」m(_~_)m
俺たちは今、何を見せられたのだろう……。
「……では本日の授業を終わりま――」
「待ちぃや! これでも真面目にやってんのやで!? 地元じゃ本物のスベリ芸言うてゴッツゥ人気やったんや!」
「芸は不要ですよ」ニッコリ
「分かったから笑顔で圧かけんのやめ~や」
では仕切り直して……
「最初は商人を護衛する演習やと聞いてたんやがな。何でもマジックウェポンについて知りたいんやて?」
「ま、それならワテら適任や。これでも100年以上はこの道一筋でやっとるさかいな」
「「「100年!?」」」
せいぜい50代の人間にしか見えない。もしかして普通の人間じゃない?
「あ~、そこに食いつくか~。まぁ企業秘密でもないし教えたる」
「話せば長いんやが、偶然入手した骨董品が呪いのアイテムでな、ソレのせいで不老不死になってもうたんよ」
メチャメチャみじけぇ!
「なんかさ、マジックウェポンより不老不死って部分が気にならない?」
「うんうん、特に不老の部分なのん」
「……ハーフエルフはエルフと同じく容姿は長らく変わらない」ニヘェ
「「エリーのその顔ムカつく!(のん!)」」
伝説の勇者が残した書記に【費やした年月が違うと外見と中身のギャップが凄まじい】とあるし、何より精神が崩壊する可能性があるから不老不死は自殺行為だと記されている。いや、そもそも死なないから自殺行為ですらないのか? そう考えると理性を保ってるオッサン2人は凄いのかもしれない。
「ま、発端となった呪いのアイテムは封印したから安心しぃや。それよりマジックウェポンなんやがな、アレを造るにゃ魔石が必要なんよ」
「魔石って……ダンジョンとかに落ちてるアレ?」
「せや。それを武器や防具に埋め込むことで様々な効果を得られるんや」
なるほど、鍵は魔石だったのか!
「ハイハ~イ! それなら造られた武器の全てに魔石を使うべきだと思うッス! そうすりゃ誰だって――」
「かぁ~~~っ! これだから最近の若い連中は頭が足らんのや」
「ワレらは髪の毛が足らんけどな」
「うっさいわ! ……ええか? 魔石っつぅのはレア物や。そこらに転がっとる石ころみたいに溢れるほど手に入ったりはせぇへんのや。それこそ純度の高い天然石が長い年月を掛けて魔力を吸収することで出来上がる貴重品や。おいそれと手に入ったりは――」
「おいドビン、コレ落ちとったで」
「おうすまんな――って魔石やないかい!」
ふむふむ、入手が難しいから出回ってる数も少ない。だから安易に使えないわけか。
「そんなわけでな、なまくらな武器に魔石をつこうてる余裕はないんよ」
「じゃあドビンさんに質問」
「ワテはドビンちゃうで? ハゲとる方がドビンや」
どっちもハゲとるやないかい!
「今持ってる魔石って、幾らで売ってくれます?」
「お、きたできたで、商売の話や!」
「何や、魔石つこうてマジックウェポン自作する気かいな。――よっと。この拳大の大きさで金貨3枚っつぅところやな」
「今ならワテらのサイン入り色紙もついてくるで」
アレ? 思ったより高くない?
「あ、思いの外安いとか思ったやろ? けどな、錬金なんて必ず成功するもんやない。膨大な魔力とそれを制御できる術士が試みてようやく5割や」
「出血大サービスやで」
「そこで複数人での共同作業や。魔法士を集って一斉に魔力を注ぎ込む。これで8割いけるかどうかやな」
「もう原価割れ必至やで」
魔力と制御ね。今の俺なら出来るような気がする。
「じゃあチャビンさん」
「ワテはチャビンちゃう、チャビンはハゲとる方や」
「どっちでもいいから! 必要なのは武器と魔石、それに魔法士でオケ?」
「せやな。つっても魔石に籠った属性や思念が武器に影響するさかい、どんな効果が得られるかは運次第やで?」
「え!?」
「つまりやな、何度も何度も錬金を繰り返した末にようやっと目的の武器が出来上がるんや」
そりゃ骨が折れそうだなぁ。でも物は試しだ、チャレンジしてみよう。
「ハゲチャピンさん」
「「ハゲチャビンや!」」
「何でもいいからコレ借りるよ」
売り物の中からごく普通のメガネを手に取った。
「なんや、ありきたりなメガネがそない珍しいか?」
「返してくれるんなら構わへん。たまにトイレを借りパクする奴がいるから困るわな」
「んなもん返さんでええがな!」
左手にメガネ、右手には購入予定の魔石がある。これに付与したい効果をできるだけ強くイメージしてみよう。そうだな、メガネなら何でも見通せるような効果が欲しいところだ。他には……
「…………」ゴゴゴゴゴ……
「な、なんや、耳鳴りか?」
「アホ、地震や、こないな時は煙を避けてやな!」
「ドアホ! そりゃ火事やろがぃ!」
「お二人とも落ち着いて。バーストくんが集中する時はいつもこうなので」
「「んなアホな!」」
あ~うるさい、集中できん。けど中断したら失敗する気がする。ここは無理にでも押し通す!
そうして漫才コンビを他所に念を込めること10分。ついに!
シュィィィィィィン!
激しい光がメガネを覆ったかと思えば直ぐに収まった。
「出来た……のか?」
手にしたメガネは特段変わったようには見えないが……
「おお、出来たんかワレ!」
「どないな効果が有るか試しに掛けてみぃ」
ハゲ2人(←言い方!)に促されるままメガネを掛けてみた。すると……
名前:ウィル
性別:男
年齢:13歳
種族:人間
補足:魔法で魔物を蹴散らすバーストを見て感動し、弟子入りした少年。同じクラスのエリー、ファーナ、リスティに好意的だがあまり相手にされていない。ヴォルトをバーストの二番弟子だと勝手に思っている。
偶然視界に入ったウィルのステータスが脳裏に流れ込んできた。うん、もしかしなくても鑑定効果のあるメガネだ。魔力でコントロールすれば知りたい情報だけを引き出したりも出来そうだな。
「お、おま、それって鑑定スキルが付いとるやないかい! こらえらいこっちゃで!」
「あ、もうバレた?」
「ったり前や! こちとら鑑定スキルで商人極めたんや、そないな高価なもん安売りでけへんやないかい!」
「おい、値段吊り上げるのかよ!」
「ま、それが商売っつ~もんや、なぁ?」
「せやでぇ若いの。買う前の商品に手ぇ出したアンタの負けや。悪く思わんといてな」
ふ~ん? 流石は商売人、なかなか説得力があるな。
「で、幾らだ?」
「そらアンタ、鑑定スキルのメガネっつ~たら金貨100枚でも少ないでぇ」
高ぇ……
「これでも学割り込みやでぇ? 大人やったら1000枚やからな」
嘘だろおい、こんな事なら買ってから試すんだった……。そう頭を抱えていると、2人が満面の笑みで耳打ちしてくる。
「そこでや、このレアなメガネを爆誕させたアンタだけに耳寄りな情報があるんやが」
「え、なになに?」
「ここにもう1つ普通のメガネがある。コレも同じように作ったってや。そしたらそのメガネ、プレゼント・フォー・ユーや」
「マジ!?」
「マジもマジマジ。ハゲは嘘付かへんのやで」(←ハゲは関係ない)
ならやるしかない! 俺は再びメガネと魔石を手にして念じ始める。
1度出来たんだ、さっきと同じようにやれば……
「やったなドビン、久々にボロ儲けできるでぇ!」
「ホンマや。護衛の演習じゃ小銭稼ぎにしかならん思うとったが思わぬ臨時収入ってやつや」
「これも日頃の行いやなぁ。お天道様はちゃ~んと見てくれとるんや」
「ワテらの頭をか?」
「アホ、ハゲ頭見て喜ぶ神様なんか居らんやろがい!」
あ~ホントうるさい。近くで雑談されると集中できないよなぁ。
あ、ヤベ、何を念じてたのかド忘れしちまった。え~と……あ!
シュィィィィィィン!
「おお、出来よったな――ってなんじゃいこりゃぁぁぁぁぁぁ!?」
崖っぷちのメガネ……自棄を起こして単身でダンジョンに挑み、哀れな最後を迎えた男が身につけていたメガネ。無敵の人と成り果てたためか、相手が誰であろうと目が合った奴に対して暴言を吐き散らす。また死んでも降参はしないと決めているため、どれだけ追い込まれても挑発は止めない。
「ハズレもハズレ、ドハズレやないかい! こんなクソメガメ誰が欲しがんねん!」
「つまりは失敗や。鑑定メガネは没収やな」
それはダメだ、せっかく出来たレアアイテム、手放してなるものか!
「それは通らないぜハゲチャビン」
「「何やと!?」」
「アンタらはさっきこう言った、同じように作れと」
「そらそうよ」
「けど――」
「だから同じように念じたんじゃないか。その結果、魔石に含まれた思念の方が勝ってしまい、それが出来た。俺は間違ってはいないぜ?」
「「ムムムムム……」」
「はぁ……ワテらの負けや」
「まさかワテらが1本取られるとはなぁ」
どうやら引き下がってくれたらしい。
「ま、今回は見逃したる。そのメガネは勉強代としてくれたるわい!」
「サンキュー。で、そっちのメガネはどうすんだ?」
「コレか? こんなもんポイや! ほれ」
え、俺に渡されたんだが……
「じゃあ……こんなもんポイや!」
哀れにも崖っぷちのメガネは渾身の力で遠くへと投げ飛ばされるのであった。
★★★★★
突然だが俺の名はロイバー、今はケチな窃盗犯だがいずれは有名な怪盗になる予定の大器晩成男だ。今日も今日とて弟分のラドロを引き連れ、うまい儲け話がないかと街を駆け回っているところだ。
「アニキ~、どこかにうまい儲け話でも転がってないっすかね~?」
「バーロー、今それを探してんだろうが。だいたいな、そんな簡単に転がってたら苦労はしないんだよ」
だったら探し回るのは非効率的だと? うっせぇバーロー、そこを見つけ出してこそ価値が出るんだろうが。こういう小さな事からコツコツと積み上げるのが大切なんだ。ったく最近の若造は――
ヒュルルルル――ゴッ!
「ってぇぇぇ! 何なんだいったい!?」
「おおお落ち落ち落ち落ち落ち着くっすよアニキィィィ! 何かがアニキの頭に突っ込んで来たっす!」(←お前が落ち着け)
「突っ込んで来ただぁ?」
痛むこめかみを擦りながら地面を見渡すと、どこにでも有りそうなメガネが目に止まった。
「……っと、多分これだな」
掛けてみたが、やっぱ普通のメガネだ。どうせならレアな代物を期待したんだが。
「チッ、しけてやがる。けど売っ払えば小銭にはなるな」
「昼飯代ゲットっすね!」
こういうもんはパーッと使っちまうに限る。さっそく俺たちは贔屓にしている買い取り屋に向かおうと思ったんだが……
「(……ん?)」
ちょうどその時、反対側からやってくる図体のデカイ男と目が合ってしまう。普段ならトラブルにならないよう直ぐに視線を逸らすんだが、見てるうちにイラついてくるのが不思議と分かる。
「…………」
「……あ"? んだテメェ……」
ヤバい、もたついてるうちに絡まれた。直ぐにでもトンズラしなきゃだが、何故だか俺はとんでもない事を口走っていた!
「おいテメェ、ケガしたくなきゃ有り金ぜ~んぶ寄越しなぁ!」
「「!?」」
男のみならずラドロまで驚く。いや俺だって驚いてるって、思ってもないことを言っちまってるからな!
しかしそんな俺を気にかける事もなく暴言は続く。
「おいどうした、デカイのは図体だけってか? 背中の剣が泣いてるぜ!」
「…………」ピキ
「それとも何か? 剣が重くて振れませ~んってか? こりゃとんだ剣士がいたもんだぜ!」
「…………」ピキピキ
「さっきから黙ってどうした? まさかビビり過ぎてウ◯コでも漏らしたか? ハッ、情けねぇ野郎だぜ!」
「…………やろぉ」ブチッ!
あ、終わった。
「っざけんなテメェェェェェェ!」
「「ひぃぃぃぃぃぃ!?」」
「俺だってな、俺だってな、好きで糞を漏らしたんじゃねぇ、たまたま腹の具合が悪かっただけだ! 人前で糞漏らしたのがそんなに悪ぃか!? そんな俺を【野糞のブライアント】と呼ぶんじゃねぇぇぇぇぇぇ!」
な、なんだコイツ、よく分かんねぇけどめっちゃキレてやがる。つ~かコイツ、人前でウ◯コ漏らしたのか? だったらバカにされんのも仕方ないってもんだ。
「そうだ、仕方なかったんだ!」ドゴォ!
「ぐへぇ!?」
「腹の調子が悪かったんだ!」ドゴォ!
「ふげぇ!?」
「それを何だ」ドゴォ!
「ごはぁ!?」
「寄って集って笑いやがって!」ドゴォ!
「うぎぃ!?」
「誰にだって漏らしたい時があんだろぉぉぉぉぉぉ!」ドゴドゴドコォ!
「にぎゃぁぁぁ!?」
アダダダダダダダちょいタンマ! このままじゃ顔が変形しちまう! 何とか落ち着かせないと!
「フッ、その程度か糞ったれが。俺に楯突くには百年は早いな」
だぁ~~~違う、そうじゃねぇ、何だってこんな挑発を!
だが真っ赤に茹で上がった野糞ブライアントが怒りを沈めるわけもなく……
「クソッたれがぁぁぁぁぁぁ!」
バチコ~~~ン!
「ヒェェェェェェ!?」
「ア、アニキィィィィィィ!」
拝啓、お父様。他人に暴言を吐いてはならないという教えがいかに大切かを知った今日この頃で御座います。木の上から失礼つかまつりました。
名前:フェルディオ
性別:男
年齢:39歳
種族:獣人
備考:元傭兵の男で退団後に帝都マインクラウンで冒険者クラン――ジェノサイダーを立ち上げた。傭兵時代の経験を生かし魔物やならず者の討伐で多くの冒険者を募るも、裏では犯罪紛いの依頼も引き受けていた。依頼でファーナを誘拐したことでバーストの逆鱗に触れクランは壊滅。その後は消息不明となった。
名前:メッシオール・オルノーゼ
性別:男
年齢:52歳
種族:人間
備考:慎重派の伯爵エドウィン・オルノーゼの弟。手打ちにされた兄に代わってオルノーゼ家の当主の座を狙うも、自身も同じような結末を辿った。
名前:ドビン
性別:男
年齢:100歳以上?
種族:人間
備考:呪いによって不老不死になったオッサン。元は別世界の人間で相方のチャビンと一緒にお笑い芸人をやっていたらしいが、転移事故に巻き込まれてこっちの世界に来たのだとか。オオサカという国から来たとの事だが本当かどうかは不明。
名前:チャビン
性別:男
年齢:100歳以上?
種族:人間
備考:経緯はドビンと同じ。見た目がソックリでどちらも頭頂部がハゲている。転移事故で飛ばされた初日に野盗に襲われ身ぐるみを剥がされるという不幸に見舞われたが、めげずに苦労を重ねて鑑定スキルをゲット。商人として名を上げることに成功した。




