40℃越えてる所での活動はマジヤバですって
36層を攻略していましたが気温40℃を超える暑さに敗北し出直しとなりました。
再入場するとエリアが変わる階層なので、次の出発地は西エリアの岩石地帯となります。コチラも砂漠な為灼熱地獄な場所です。
ヒ『先に絶望を知って貰いますが南と西は共に砂漠なので同じくらい暑いです』
カ「石や岩が多く有る場所なのに砂漠?」
ヒ『サハラ砂漠とかも7割以上は岩石地帯なんですが』
カ「砂漠ってデッカイ砂丘に砂まみれの所だろ」
砂の国、鳥取のイメージに引っ張られ過ぎです。
ユ「一回入ってから出てエリアを変更させちゃえば暑さの問題は解決するんじゃないの?」
ヒ『エリア変更は滞在時間の他にもナニかの条件がある様なのでアキラメロン。それと東エリアはサバンナ地方だからソッチも結構暑いぞ、さらに北の湿地帯は湿度100%の熱帯です』
想像以上にキツイ暑さが続くって事実に精神的にも負けてます。
マ「夜間は気温一桁まで下がるうえに魔物も凶悪なのが大量出没って事なので、この案はおススメ出来ませんですし」
ヒ『夜間進軍を試みた自衛隊連中が結構な損害を喰らったって話で夜はとても危険なのですよ、話のネタに体験するのはアリかなって思うけど』
ユ「1人で勝手に逝ってくれ」
マ「暑さ対策の為に職人さん用?の水冷ベストとか用意してみる?」
自分とエリは内緒の秘密アイテム使って涼を取っていたので耐えられる気温でしたが、ちびっ子とカズは素で灼熱地獄を味わって居たので表情にも悲壮感が出ています。当然ですが放置しますw
そして覚悟を決めさせ再入場です。
踏み込んだ西エリア岩石砂漠は、乾燥した土地に大き目の石が転がる岩山だらけの世界です。植物が見当たらない凸凹した足場の悪い場所です。快晴なので気温の方も40℃を軽く越え灼熱地獄になってます。登場する魔物は砂の砂漠だった南エリアと結構被って居たりしますが、岩とかの隙間等から急襲して来る戦法が多く見られるので、速度に優れる小型の魔物が多めに登場する場所です。
ヒ『正面の大きい岩の陰に複数の反応あり。飛び出して来そうなのが毒持ちネズミ』
マ「動きが速くてトリッキーだから攻撃より回避優先で、逃げると見せかけて背後に放つ毛針攻撃にも注意してね」
ネズミですが大きさはクマネズミ程度の大きさです。風魔法を使っての超加速から一撃離脱の噛みつき攻撃で毒をプレゼントする戦法を使います。更に逃げる際には背後へ毒を持った毛針をばら撒いて追撃を躱す事もします。毒は治療3以上か②毒ポーションで治せるとの事。
でも姿を表わしたのが1m超えるムカデでした。
ヒ『ムカデの反応だったんですね、ちぃ覚えた』
カ「そんな事より来てるぞ」
ユ「デカ過ぎてグロキモい〜」
ヒ『コイツはユイみたいに毒を吐きまくるから避けてね、それと虫のクセに火に耐性有ります』
先制攻撃でアヤが頭に氷弾飛ばしたけど弾かれます、アリ同様虫は外装?が硬いです。
ア「弾かれちゃいました、虫さんは硬いです。コヤツはど〜料理するんです?」
ヒ『頭や背中側が硬いけど腹が比較的柔らかいのでソコを狙いましょう』
ア「こ〜すれば良いんですね」
土魔法で地面から多数の大きな石のトゲが飛び出しムカデは串刺しに。
ヒ『正面から3匹追加来ます、3時の方向からは新種の反応アリ』
マ「ヒロ君、横のに対処して。正面は私達で抑える」
正面からはムカデとサソリx2、横から飛び込んで来たのはネズミでした。
ネズミは魔力反応と共に爆速で飛んで来ましたがその行動は読めてたので、魔力の手を鋭利な角付きに硬化させ予想進路上に置いたら自滅してくれました。安全確認の為に軽く索敵してからネズミを収納し正面側の戦闘を見守ります。
1mぐらいあるムカデと30cmなサソリx2でしたがユイのステッキからのピンクな謎ビームで、まとめて殲滅してました。
マ「ドロップ品は①毒消しポーションだね」
ヒ『この階層で魔物の毒喰らったら、その解除には①が3本か②が1本必要』
ア「毒はエリちゃんとセンパイに治して貰いますし」
カ「もしかして毒持ちいっぱい出る階層なのか?」
マ「その様な説明をした記憶があるんですけど〜」
ヒ『コイツのMバッグには砂遊び用のソリが入ってますし、暑さ対策も当然無視ですし』
カ「こんなに強烈な暑さって考えられないだろ」
ユ「活動限界な気温の場所って説明受けたぞ」
報告書に書かれてたヘビ肉の蒲焼きとか海老っぽいサソリとかヘルシーなワニ肉とかの食糧事情に気を取れれ過ぎて大事な方は聞き流して居たんだろーって事は予想できます。
ヒ『ムカデは可食部が少なく、ネズミは臭いので共に食用には適さないって報告されてます』
マ「かなりの種類の魔物食べたみたいよ、あの人達は」
国からの指示もあったでしょうし、大変なんですね〜
ヒ『食用でオススメなのが湿地帯のワニとサバンナのバイソンですって』
マ「報告に漏れてる新種が出たら味見ヨロシクってお願いもされてます」
ヒ『毒は火を通すと完全に消えるそうだけど、虫類は流石に抵抗有りますよ』
ア「私もゲテモノは食したく無いです」
マ「その辺は研究所に丸投げで大丈夫だと思うからサンプル多めにしましょう」
探索の目標となる方向も決まったので岩石エリアを彷徨って居るのですが、代わり映えしない風景と灼熱な状況に緊張感も持続せず集中力も低下してます。魔物自体は脅威度少なめなのですが気温という敵が手強くて困ってしまいます。そんな状況で油断してました。
現れたトカゲを魔石に成らない様に仕留め、そのトカゲを収納する為に受け取った時、事件が起きてしまいました。
マ「ちょっとヒロ君、君の袖から涼しい風を感じるんだけど。それにエリちゃんと君は暑さに堪えて無いように見えるんだけど」
ちびっ子がエリに抱きついたりして内緒の工夫がバレてしまいました。
マ「平気な顔してるから変だとは思ってたけど、暑さ対策してやがりましたね」
ヒ『口調がユイ混ざってますよ、マコさん』
カ「お前らナンかズルしてたんだな」
ヒ『バレちゃった様だから言うけど、魔法で冷風出してただけでズルじゃ無いよ』
ユ「お前らだけずっこいぞ」
マ「キミ達ずっと魔法制御してる訳じゃ無い感じだね〜その秘密を話しなさい」
自分とエリがしてたのは空調服からヒントを貰ったやり方で、自分の魔力を使わず魔石を利用して冷風を上着の中に送ってました。
魔石が3個入れば充分な小さめなウエストバッグの中に冷風を出す様に干渉した魔石を入れ、その入口を少し開けとけば冷風が吹き出して冷風発生ユニットとして機能してくれてました。温度に風量は細かくセルフで調整出来ますし。自分は革鎧の下に風が逃げない様にウインドブレーカーを着込んで空調服もどきで使ってました。魔石自体が魔力で風を発生させるので外気取り入れ口も必要無いので、外見で見破る事が出来ない事もあってバレるのが結構遅れましたね。
この場所で説明するのが面倒だし危険もあるので、1度戻って休憩時に説明するって事にして階層入り口に戻りました。
次は北エリアの湿地帯です。




