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ギフトを貰ったのでダンジョンに行きます。  作者: suzuukii013
第1章

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フンコロガシが転がしてるからてっきりウnk・・・

 サバンナ地方の迷惑な名物のスコールに遭遇し死にそうな目に遭いながらも常に魔物が補充される状況を逆手にとってレベルを大きく上げる事が出来ました。スコール中に魔物達を大量に駆逐し膨大な経験値を獲得してやりました。本来の攻略法の「防御を固めてやり過ごす」そんな事は知らなかったのです。(先行部隊さんからの報告書にはちゃんと記載されてました)


◇◇◇


 サバンナ地方の収集物を精算し報告書も提出し、明日の行動を相談したりしています。他のメンバーはドロップした肉を奪って消えました。自分はマンガ肉を死守してます。


マ「やっぱり砂漠地方で階層出口を探す方が安全なんだよね」

ヒ『サバンナ地方は中央に向かうとランダムなスコール確率がバカ上がりするから論外ですし、湿地帯もアサシン多すぎ問題があるけど索敵とかの修行に最適なんだけど時間の余裕がそんなに無いので、今の所は敵が少ない弱い砂の砂漠一択です』

 暑いの嫌ですって顔に書いてありますよ〜w


ヒ『レベルが上限付近まで上がっちゃったから実の所、何処でもOKなんですけどね』

マ「私達一般枠はまだ半分付近なんだけど〜」

 砂の砂漠なら余裕でクリア出来るハズなんですけどね


ヒ『教授からの緊急案件発生で稼働日減らされましたし~』

マ「オープンキャンパスの準備の手が足りないのは分かるけど急に言わないで欲しいよね〜、でも手伝わないと単位が〜」

 ゼミの先輩方がなんか発見したようで、オープンキャンパスなんぞよりコッチの研究が優先って教授を困らせてるんですよ。その研究者連中が実行部隊だったんですけど。



 夏休みなので大学説明会なオープンキャンパスが開催?されます。理学部所属な自分は戦力外通知されて要らん子扱いなのですが、ダンジョン関係の学部が新設される関係で教授からお手伝いを強要されてしまってます。変態共がドタキャンしたお陰でシワ寄せが来て全くも〜デスヨ。


 ついでに国の研究機関からも階層更新して自衛隊を超えろってムチャな指示が出てたりしてます。それもあってダンジョン攻略を優先するって話しだったんですけどね。自衛隊の精鋭部隊連中が44層で門番な中ボス相手に足踏み状態に陥ってるので追い付くチャンスなんですがダンジョンに専念させてくれません。ちなみに世界のトップは45層を攻略中ってなってます。


 詳細な地図を作るのを後回しにして攻略速度を優先すればそんなに日も掛からず追いつけそうに思いますがその時間が大きく減ってしまいました。個人的に50層ボスの初撃破ボーナスも是非とも手にしたいので攻略を急ぎたいのですけどね、特別に豪華報酬な感じしますし。


◇◇◇


 そして次の日です。

マ「今日はなんとしても次の階層まで行くからね」

ヒ『攻略マップは砂の砂漠地方です』

カ「強烈に暑っちーけど他の地方の殺意よりはマシか〜」

ヒ『先の事を考えると湿地帯で索敵を鍛えて貰いたいんだけどね』

カ「人には向き不向きってのが~」

 変な言い訳してるので落ち着いたらスパルタで指導してやりますよ。


マ「階層の奥の方には中ボス的な強い魔物も徘徊してます」

ア「以前言ってた特大のサソリとかですね」

ユ「モンスターをハンターするゲームに出てくるような奴らでしょ」

ヒ『ゾウとかキリンの方が強いって話しなので余裕で対処出来ますよ』

ユ「人外なオマエと一緒にすんな」



マ「エリちゃんにヒロ君はちゃんとMPが回復してるよね?」

エ「私はほぼ満タンな回復状況です」

ヒ『自分の方は予備タンクが4割、本体が7割って感じの回復ですよ』

 結構回復してるので問題ない感じです、ユイ同様自然回復にボーナスありますし。


カ「お前は装備の革鎧を新調したのか?昨日結構ヤラれて被害甚大だっただろ」

ヒ『コレは隠されし能力を解放したので本来の姿にって感じ』

ア「うっすらウロコっぽい模様が出て鈍く黒光りしてますね」

 正しい使い方を覚えたので早速アクティベートして使ってます。


マ「昨日の戦闘で穴空いてたり切れたりしてたよね」

ヒ『自己修復機能も併せて解放したので修復もしてくれてます』

ユ「自分で気付いた風を装ってるけど「あのアホ、今まで気付かないで使ってやがった」って変態達が話してたぞ」

ヒ『あの連中を煽てて分析させてやったんですよ〜』

ア「そーゆー事にしておきますね」

 


 取り敢えず準備は出来てるようなので階層攻略を開始します。入口扉を開けたら強烈な熱風が出迎えてくれます。

カ「見せて貰おうか、その新兵器の実力とやらを」

ユ「その辺の小芝居はいーから速く進め!」

 その新兵器とやらは例の冷風用ウエストバッグです。自分とエリが使ってるのは更なる改良が加えられた進化版になってます。(バレたら再度全くモ〜な案件です)


 昨日は高低差の少ない所を選んで横に向かって進みましたが、本日は目の前の大きな砂丘を上り下りしないとダメみたいです。高低差100mありそうな砂山が目的の方向にいっぱい有ります。一応道らしきモノもあるんですがアリ地獄等の罠とかが仕込まれてますし。


ヒ『比較的平坦だけど罠が有って精神的にキツイ遠回りな道を行くのと、体力的にキツイ砂山登りな最短ルートがあるんですが、「選べ」って奴です』

マ「このクソ暑い状況で山登りとか嫌ですって、道を行きましょう」

ヒ『それならMP温存的な感じな自分はメイン斥候役を外れますんで』

マ「ユイちゃん、出番だよw」

ユ「マコさんも補助してよ」

マ「役に立たないけど頑張るよ~」


 やっと行動開始です、毎度の事ながら長いですよw

 道らしき所を歩いていますが足が砂に沈まず踏み固められてる感じで歩き易いです。


ユ「おデブは砂山の頂上からソリで滑って遊びたいとか考えてるだろ」

ヒ『それはジェットコースター大好きなお前もだろ』

マ「魔物の危険があるからお二人さんは自重してね」

カ「防御スキル使いながらなら時短にもなるしOKだろ?ソリは人数分の用意があるぞ」


 勢いに乗った状態でサソリに転ばされ砂まみれになった所に魔物達が群がってフクロにされる姿が想像できますが、今回は遊ぶのを後回しにするようです。


 道になってる所には罠も多めに仕掛られていたり、道の横に魔物達が潜伏して不意打ちを狙って来てますが、今の所上手く対処出来てます。ユイが真面目に仕事して見付けて処理しています。毎回ソレやって貰いたいですね。



ユ「11時の砂山の上になんか居る」


 その砂山の頂上に1m程の丸い物体?が意味ありげに観察出来ますが、索敵反応から魔物と判ります。

 その丸い物体?の背後に虫が居て、ソイツが丸い奴を転がして砂山を直滑降しながらコチラに向かって来てます。


ア「背後の虫はフンコロガシみたいですね~転がしてる丸い奴は変な反応ありますが大きいう〇こ?」

ヒ『両方に魔物反応あるから丸まってる団子虫?っぽい奴、たぶん』


 途中で背後の虫は離脱して5個の丸いのが斜面で加速しながら向かって来てます。


マ「転がってくるウ◯コを横へ逸らすよ」

カ「ウ◯コを受け止める程アホじゃないってね」


 前衛脳筋コンビはウ◯コだと思ってるみたいです。ユイは一瞬で魔法少女姿に変身したので魔物と解ってる感じ。やはり脳筋コンビの索敵能力が足りてません、不足分をコチラが補っても良いのですが、不測の事態発生とかの時に困りますんでコレぐらいは見破って貰いたい。


ユ「おデブ、ボクの射線に入って来んなよ!」

 ステッキがアサルトライフルな形状に変化し銃口からピンクな謎ビームが3点バースト射撃で飛び出し、丸い奴らを簡単に処理しました。コイツだけFPSゲーになってます。ちょっと羨ましいですw


カ「ウ〇コ撃ったら魔石が出たww」

ユ「魔物だ、おデブ」

カ「ウ〇コな魔物かよww」

 ウ◯コネタから離れませんね


ヒ『魔石からアルマジロって情報が出たんだが』

マ「魔物だったのね、スカラベが転がしてきたから私もてっきりうnk・・・」

 フンコロガシの情報を看破してたなら丸いのもやってくれ。


ア「あの~第2陣来ますよ~」

 砂山の頂上から再度丸い物体が転がり落ちて来ます。


ヒ『フンコロガシ(スカラベ)を処理しないとコレがループするみたいですね』

マ「ユイちゃん、山の上までダッシュ!」

ユ「無理っ!!」


 爆撃で処理したら砂山が崩れて飲み込まれそうだし、狙撃するしかないですね。

ヒ『ユイは次に備えて狙撃用意で待機』

マ「転がって来てるのは各自で1匹処理だよ」


 前衛が左右に散って両端から対処してくれたので、進路上に待ち構えて武器を刺すだけの簡単なお仕事となりました。アヤは氷をエリは雷をそれぞれ槍に付与して突き刺して処理です。自分も炎を付与し一刀両断してます。久々に炎の呼吸です。


 またまた同じ砂山の上から丸い物体がお目見えしたのですが、連射モードでユイが撃ちまくって背後の虫ごと処理完了です。

 私事ですが某変態連中とか国の研究機関に魔法銃作ってくれってリクエスト入れてますが返事が来ないです。魔力は余ってるのでFPSモードで遊びたいんですよw

 指先から収束した火魔法を撃ち出す事も出来ますが、銃を使っての魔力攻撃をしたいですよねって。



 時間的にお昼が近くなった所で脳筋コンビが暑さにヤラれグロッキー状態になって来たので、アヤとユイの魔法で地下にシェルターを作ってお昼休憩の時間にします。


 巨大なサソリも何度か索敵にヒットし回避して来たので、前衛が復活する休憩後は討伐で収穫に動きます、チラっと目視しましたが25mクラスのサソリってデカ過ぎだろって思いましたが、ビビらなければ大丈夫って先行者からアドバイス頂いていますし。最低3体はお土産の予約も入ってますし。

 

続きます

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