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ギフトを貰ったのでダンジョンに行きます。  作者: suzuukii013
第1章

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100/103

100話到達ですって

 36層東エリアを探索していたら「回避した方が良いよ」と、警告を貰っていたスコールに遭遇しました。このスコールですが夕立と同じで夕方の時間で発生するので回避する事も出来たんですが、毎度の大袈裟な報告だろ~と軽く考えてました。忘れてたのもありますが〜w


◇◇◇


 現在、大粒の雨が吹き荒れるゲリラ豪雨で嵐な状況に巻き込まれてます。雨で視界が悪くなり、ついでに索敵も効果が大きく落ちている状態になってます。周囲から魔物の反応が大量に出ている状況で、何でか目の前には壁も出現してました。

 壁だと思ったのは巨大なゾウの足で、巨大すぎてマンモスって呼んだ方がしっくり来る大きさです。そんな存在が長く太い鼻を振り回し周辺の魔物達を吹き飛ばし暴れてます。

 こんなヤベー奴の近くに居られませんよって魔物の気配の少し薄い方に距離を取ろうと緊急回避してみましたが、展開してた防御膜のATフィ◯ルドが湧き出た魔物達にぶつかりソイツらからも襲われる状態になりました。密集し過ぎてスペースが無いんで故意にぶつかった訳じゃね〜んですよって主張したいけど無駄なんですよね。



 このスコールの範囲内は魔物が大発生するので、湧いてきた魔物同士でも争ってます。脳筋な魔物達がバーサク状態になって周囲で敵味方関係無く暴れまくってる状態です。

 同種な魔物は共闘したりしてますが基本的に弱めな魔物から優先的に狩られて消滅して行ってます。自分達探索者は優先目標なのか率先して狙われ前後左右から様々な魔物から集中砲火されてしまってます。



 手数を増やす為に刀を2刀流にして雷を付与し付近の魔物を斬りまくっていても、リポップする数が多すぎてコチラの障壁な防御膜も突破され、爪や角で引っ掻かれたりして多くの被弾をしてたりしてます。先読みと直感に索敵を全力で稼働してますが、数の暴力で押し切られ魔物の首を落としまくっても追加多すぎて手が足りず焼け石に水状態です。魔法でまとめて吹っ飛ばそうにもアヤ達の気配も近くに感じるのでこの手は使えませんですし。


 そんな極限状態に追い込まれた事が原因か分かりませんが、何個かのスキルが統合され新たな強力なスキルが偶然にも手に入ってしまいました。自分だけなんか都合良すぎる感じもしますが接近戦に特化した強力なスキルが誕生し、ようやくこの追い詰められた状況から反撃攻勢の開始です。

 手に入れた新しいスキルは先読みと直感と索敵と高速思考と多重思考とその他のスキルが相乗効果を発揮し、自分を中心にした半径5m内に入ってきた異物を感知しその行動を理解する事が出来る様になるスキルです。空間認識能がもんの凄く向上してますが魔力消費がかなり重いですよ。ジャ◯プ連載・・・のhxhでイエヤス?ヒデヨシ?な名前の剣士が使ってた能力に似すぎてパクリを疑う内容です。

 魔力を追加で注げば円の大きさを広げる事も出来ますが消費魔力が倍増しちゃうので半径5m辺りが丁度良い間合いな感じです。

 そのエリア内に入って来た魔物は、高速な並列思考の補助もあって時間が少し引き伸ばされ、動きが遅くゆっくりになるオマケ効果も付いてました。


 コチラの魔物処理の対応速度が大きく向上した事もあって押し込まれていた状況から猛反撃が始まります。大量の魔力を消費し無双状態に突入し湧き出る魔物達を狩りまくっていましたが、10分ほどで天気が回復し晴れ間も出て来ました。

 雨が上がった事で魔物連中の厄介だったバフも消え去り、通常な強さに戻り順次駆逐され一息付けれる様になってます。



ア「ちょ、ヒロさんの周りがヤベー事になってますよ」

自分の周囲ですが魔石とドロップ品で埋め尽くされてました。魔石の絨毯な感じです。


マ「勝手にレベルが上がってくから変だとは思ったけど、原因がヒロ君だったんだね」

カ「ヒロの周辺だけで2,3百匹分位有りそうだな」

ユ「お前らサボってないで先に拾え〜」

 ハイエナが湧いてしまうとゴックンされちゃうので、返り血を洗浄スキルで消して落ち物拾いしておきます。後で確認出来るように新しいフォルダを作ってMバッグに収納しておきます。


マ「ヒロ君達はレベル幾つになってる?」

ア「44から52になってますね」

エ「私も同じです」

マ「恩恵組は52まで上がって私らは43から48になった」

ココの上限はLv53です。


ヒ『実際死にそうな目に合ってたからな〜ライオンとかから囲まれてフクロにされてたし、マンモスに踏まれそうになるしナゼかサメには噛まれたし』

ア「良く見ると革鎧に結構ダメージ入ってますね」

マ「私達も結構大変だったんだけどね」


 ソチラはエリが強固な障壁を張ってカズとマコさんが防御に専念し魔砲少女が攻撃する役割分担で乗り切ったそうです、エリのMPが残り2割って感じになってます。アヤはオートな防御を何度か突破されたそうですが本体の鎧が防いでダメージ無しだったそうです。自分もエリ同様にMP使い過ぎで、予備タンクが空になって本体が3割って感じになってます。



マ「この後だけど中央部に向かうより外周部を戻って入口に向かおうと思います」

カ「ヒロの奴もMP切れ近いから安全策で賛成だ」

ユ「お前の事だからLv上がったから中央突破って言うと思ったぞ」

カ「ソレは明日のお楽しみってな」


 外周部を逆に進んで階層入口に向かいます、中央に向かい階層出口を探すとなると夜になってしまいます。昼間はデバフ喰らってる夜行な獣達が夜はバフも乗って強力な魔物となって襲って来るので、日が暮れる前にとっとと戻ります。

 道中ハイエナにリカオンやジャッカル等の襲撃が何回かありましたが階層入口に戻ってきました。


マ「今日の所はお疲れ様でした、明日も同じ時間ですからね」


 大学内の施設に戻って本日の収穫物の精算をしてます。自分がスコール中に倒し回収した魔石数は340個でした。結構喰われ紛失してるので実際は400〜500って数になると思います。憎っくきハイエナの連中め。

 自衛隊部隊が相手をせず回避したゾウとかキリンの魔石もそこには含まれて居てサバンナの魔物からの魔石はフルコンプ状態でした。ドロップ品も各種のお肉を大量に回収してます。36〜40層のドロップ品はお肉が中心でほぼ食べ物です。なのでこの階層とは永〜い付き合いになると思います。



 そして頭の痛い問題がコチラ。革鎧が今回の戦闘で結構なダメージを貰ってしまいボロっちくなってます。コレが修復出来ると嬉しいな〜って軽い気持ちで研究所で相談したら、正しい運用をしていないと説教を受けてしまいました。ちょっと調べただけでコレの特性に気が付く所は流石ですが褒めると面倒なので放置しておきます。

 レッサーですがドラゴンの名が付いて居る奴の外皮?を使ってる革鎧が「こんな貧弱な訳ないだろ」と怒られてしまいました、確かに巨大なワニの外皮はコレより遥かに硬かったので、そんな事にも気が付かなかったのが不思議に思います、慣れって怖いですねw


 普通に着るのでは無く魔力を通せとの助言をされ、その様に実行したら表面に鱗の様な模様が浮き出て来て、切り裂かれた損傷部もゆっくりと塞がって自己修復して行ってます。試しにナイフを刺してみましたが刃が通りません、カッチカチです。火魔法で炙ってみても全くコゲ付きません。

 強度試験したら魔力無しだと多少堅い革で魔力込めると鋼鉄以上の強度を発揮しました。現在の技術ではコレと同等な柔軟性と強度を両立する事は出来ないと断言までされております。

 意図して魔力を纏わせれば本来の性能を発揮してくれるのですが、意識しないで魔力を覆ってみても反応してくれない所に少し意地の悪さを感じます。今まで気付けなかった自分がアホなんですけどね。そんなアホな人用に取説が欲しかったですよ。


 防具が治ることも本来の性能を発揮させる事も解ったのでこの専用装備を使い続ける事が出来るようになりました。コレなら先の階層も安心して攻略できますよ。



 

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